トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > スポーツ  > 大谷翔平、来季の開幕戦“狂騒”を予測

大谷翔平、来季は日本で開幕戦 「チケット争奪戦」「始球式」「中継ゲスト」の狂騒を予測

大谷翔平、来季は日本で開幕戦 「チケット争奪戦」「始球式」「中継ゲスト」の狂騒を予測の画像1
大谷翔平(写真Getty Imagesより)

 2024年の話題を独占したと言っても過言ではない大谷翔平。シーズン前に結婚、史上初の50-50達成、ワールドシリーズ制覇、3度目のMVP獲得と、ほぼ満点に近い1年だったが、来年もビッグイベントが控えている。所属するドジャースが今季の韓国シリーズに続き、来季の開幕シリーズを日本で開催。“世界のオオタニ”が故郷に凱旋するのだ。

「メジャーのチームが日本で試合を行うのは2019年のアスレチックスvsマリナーズ戦以来。この時はイチローが引退を発表して大騒ぎになりましたが、イチローと比べても圧倒的な人気と話題性を誇る大谷が日本でプレーするとなれば、文字通りの狂騒となるのは確実です。27日にはチケット販売の詳細が発表されましたが、最高額は176万円(10人席)とケタ外れの値段。ただ、外野席では1万円を切る座席もあり、事前の予想より価格は抑えられている印象です」(スポーツ担当記者)

 チケットは12月9日にまず団体席が発売され、一般発売は1月9日から。激しい争奪戦になるのは間違いないが、これを見逃す手はない。

「メジャーのチームが初めて日本で公式戦を行ったのが2000年で、その時は1998年にシーズン66本塁打を記録したサミー・ソーサが来日。その後4~5年に1度のペースで日本ツアーが行われていますが、大谷がドジャースのユニフォームを着て日本でプレーする姿を見られる機会は最初で最後かもしれません。

 海外での試合は負担が大きいので、選手はやりたくないのが本心。ドジャースが2年連続で海外開幕戦を行うのは異例です。多くの日本人選手がメジャーでプレーしているので、次は別のチームが来る可能性が高いですし、不穏な予測をすれば、二刀流で激しい負荷に晒される大谷が次の日本ツアーまでプレーしている保証もない。チケットは全て抽選での販売ですが、2002年日韓W杯の日本戦や、1988年、92年などに行われたマイケル・ジャクソンの東京ドーム公演レベルの伝説的なチケット争奪戦になりそうです」(同前)

 何が起きるか分からないスポーツの世界は“見られるうちに見ておく”のが鉄則。千載一遇のチャンスを盛り上げるべく、周囲も大騒ぎするのは確実だ。

「2000年に実現した史上初のメジャー開幕戦では、当時の皇太子ご夫妻が試合を観戦。その後、お二人はWBCの日本戦を何度も観戦していますし、愛子さまも野球好きとして有名ですから、天覧試合になる可能性は高いでしょう。

 一方、興味深いのは始球式です。過去の例を見ると、2000年はメジャー最多本塁打記録(当時)を持つハンク・アーロン、2004年は小泉純一郎、2008年は森喜朗と続き、前回の2019年はリッキー・ヘンダーソンが務めていますが、現在の政治状況では政治家になる確率はゼロ。イチローや松井秀喜は有力候補ですが、ドジャースOBという点を重視すれば野茂英雄で決まりでしょう」(民放関係者)

 テレビ局も当然、大谷でひと稼ぎもふた稼ぎもしたいはずだ。

「2019年に行われたイチローの引退試合の瞬間最高視聴率は16.7%(ビデオリサーチ調べ。関東・世帯/以下同)でしたが、大谷の日本凱旋試合はそこが最低ライン。今年の韓国シリーズ初戦の瞬間最高視聴率が29.9%だったので、30%超えは確実でしょう。放送局は未定ですが、解説は松坂大輔、黒田博樹、上原浩治、引退したばかりの青木宣親や和田毅あたりが有力候補。また、第2戦の翌日にはサッカーW杯のアジア3次予選の試合が予定されているので、大谷vs日本代表の視聴率争いにも注目が集まりそうです」(同前)

 例年ならオフは日本でトレーニングに励むのが恒例だが、アメリカの方がよほど落ち着いて生活できるかもしれないが……。

石井洋男(スポーツライター)

1974年生まれ、東京都出身。10年近いサラリーマン生活を経て、ライターに転身。野球、サッカー、ラグビー、相撲、陸上、水泳、ボクシング、自転車ロードレース、競馬・競輪・ボートレースなど、幅広くスポーツを愛する。趣味は登山、将棋、麻雀。

いしいひろお

最終更新:2024/12/03 12:00
ページ上部へ戻る

配給映画