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日刊サイゾー トップ > エンタメ > お笑い  > 『M-1』ワイルドカード「いいね」TOP30

『M-1グランプリ』ワイルドカード投票最終日 TVer「いいね」ランキングTOP30!

写真ACより

 12月5日に東京・NEW PIER HALLで行われる今年の『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)準決勝。すでに出場する漫才師30組が発表されているが、これに加えて準々決勝敗退者から一般投票によって1組が追加されるのが、1日23時59分に投票が締め切られる「ワイルドカード」だ。

 先月26日から準々決勝で敗退した102組のネタ動画がTVer上で公開されておりすでに東京が始まっている。

 2022年まではGYAO!での再生回数で争われた「ワイルドカード」だったが、昨年、TVerにプラットフォームを移行するとともに、SMS認証を伴った投票制に移行。1端末につき1票までに投票が限られるため、組織的な応援行動が難しくなっていた。

 そんな中、昨年はダブルヒガシが勝ち抜け。ダブルヒガシは動画再生画面の「いいね」ももっとも多く押されており、「ワイルドカード」の結果はこの「いいね」の数がある程度参考にできそうだ。

 では、今年はどのコンビが「いいね」を集めているのか。投票締め切りまで半日となった時点で、その上位30組を昇順で紹介したい。

30位 愛凛冴 1710
29位 鬼としみちゃむ 1719
28位 天才ピアニスト 1723
27位 紅しょうが 1767
26位 カーネーション 1772
25位 ビスケットブラザーズ 1815
24位 東京ホテイソン 1898
23位 EXIT 1944
22位 コロコロチキチキペッパーズ 1978
21位 きしたかの 2202

 21位~30位には、2020年のファイナリストである東京ホテイソンに加え、コロコロチキチキペッパース、ビスケットブラザーズという『キングオブコント』(TBS系)王者2組。天才ピアニスト、紅しょうがと『THE W』(日本テレビ系)王者2組と、豪華なメンバーが揃った。そのほか、鬼としみちゃむ、きしたかのも昨年、準決勝の舞台を踏んでいる。レベルの高さが垣間見えるランキングだ。

20位 イチオク 2806
19位 さすらいラビー 2830
18位 ニッポンの社長 3008
17位 ぐろう 3063
16位 20世紀 3072
15位 ミキ 3091
14位 崋山 3349
13位 キュウ 3523
12位 ヨネダ2000 3529
11位 頭虚偽罪 3616

 11位~19位には、ミキ、キュウ、ヨネダ2000とファイナリスト経験者が3組。ニッポンの社長、20世紀、崋山は準決勝経験者だ。11位の頭虚偽罪は、ともに『R-1グランプリ』(フジテレビ系)ファイナリストであるサツマカワRPGとこたけ正義感による即席ユニットだ。

10位 シンクロニシティ 4022
9位 たくろう 4167
8位 ダブルヒガシ 4284
7位 ケビンス 4561
6位 ナユタ 4627
5位 イチゴ 6110
4位 からし蓮根 6438
3位 ロングコートダディ 7641
2位 ネコニスズ 8024
1位 ラパルフェ 3.1万

 トップ10には、比較的新鮮な顔ぶれがそろった。ファイナリスト経験者はからし蓮根とロングコートダディの2組。10組中5組が準決勝初進出を狙う。『M-1』ファンが新たなスターを待望していることがわかる結果といえそうだ。23歳と21歳のコンビ・ナユタから37歳と41歳のネコニスズまで幅広い年齢層が顔をそろえたが、ネコニスズの舘野は赤ちゃんなので、ある意味最年少ともいえそうだ。

 そして、圧倒的な「いいね」数を集めているのがラパルフェである。

 ネタの内容については説明を避けるが、準々決勝終了時から、勝ち抜いた30組を含めても「ラパルフェがイチウケ」という絶賛のポストが相次ぎ、大きな話題を呼んでいた。その絶賛ポストの多くが「でも反則」「確実に落ちる」とも併記していた。

 その声の通り敗退し、ワイルドカード争いに回ったラパルフェ。ここでも評判通り最多の「いいね」を獲得したが、果たしてこの評判通り準決勝進出となるのか。『M-1』における一般投票のあり方さえ問われそうな今回の「ワイルドカード」となった。

 ちなみに、個人的には「とにかくおもしろい漫才」という大会の主旨に則り、とにかくおもしろかったラパルフェに1票を投じたことを記しておく。

(文=新越谷ノリヲ)

新越谷ノリヲ(ライター)

東武伊勢崎線新越谷駅周辺をこよなく愛する中年ライター。お笑い、ドラマ、ボクシングなど。現在は23区内在住。

n.shinkoshigaya@gmail.com

最終更新:2024/12/01 17:19
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