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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > フジテレビの「やらかし続き」にあきれ声

フジテレビ、斎藤知事支援PR会社代表の自宅に突撃で批判続出…「やらかし続き」にあきれ声

フジテレビ

 炎上騒動が相次いでいたフジテレビが「またやらかした」と話題になっている。兵庫県の斎藤元彦知事が再選した選挙で公職選挙法違反の疑いのきっかけをつくったPR会社の女性社長の自宅に押しかけたことに対し、批判が続出しているのだ。

 女性社長は、斎藤知事の選挙戦について「広報全般を任せていただいた」などとネット上で発信したが、選挙期間中に有償で主体的に広報業務を担った場合、公職選挙法が禁じる買収に当たる恐れがある。

 斎藤知事側は違法性を完全否定し、代理人弁護士が「法で認められたポスター制作など以外はボランティア」「(女性社長は)あたかも仕事として請け負ったように書いている。斎藤氏や陣営からすると、個人の(応援)活動は頼んだものでもなければ、お願いしたものでもない」と会見で説明し、女性社長が「話を盛っている」との見方を示した。

 真相の鍵は女性社長が握っているともいえるが、今のところコメントなどを発表する気配はない。

 そんななか、フジテレビ系の夕方の報道番組『Live News イット!』が「渦中のPR会社代表 説明せず姿消す」などと題し、女性社長の自宅に突撃取材する様子を放送。インターホンを押したが反応はなく、番組では「“雲隠れ”とも取られかねない状況が続いている」などとしていた。

 これに対して、ネット上では以下のような否定的な反応が相次いだ。

「フジテレビは大谷の件で何も学んでないのか」
「相手は一般人で犯罪というわけでもないのに、このやり方は倫理上問題があるのでは。自宅兼事務所でもないのに迷わず家に行ってるし」
「イット、サラッとアポ無しで自宅訪問してるんだよなぁ。違和感持つべきよ」
「フジテレビは対象者の自宅に押しかける迷惑な取材方法しか知らないの?」

 フジテレビといえば、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平が購入したロサンゼルスの新居の前からリポーターが中継するなどし、場所が特定できる形で報道したことで大谷側が激怒。大谷は一度も住むことなく新居を売却せざるを得なくなったと伝えられている。同様の報道をした日本テレビは大谷と和解したとされたが、フジテレビについては大谷がワールドシリーズ優勝後のインタビューを拒否したとも報じられた。

 また、フジテレビは2022年にダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが急逝した際にも、自宅前から中継するなどして猛批判を浴びたことがあった。

 フジテレビの「やらかし」は自宅への突撃だけにとどまらない。今月26日には『国民的アニメの祭典 サザエさん55周年SP』内で懐かしの「火曜日版サザエさん」から全3話公開されたが、放送中にワイプ画面でスタジオの芸能人の顔が映し出され、エンディングではタレントたちのトークがかぶさる形になった。これに対して「ワイプ要らなさすぎる」「堀江美都子の懐かしいエンディング曲にタレントのトークかぶせてて最悪」などと批判が続出した。

 ちなみにフジテレビは2017年にも、ディズニー映画『アナと雪の女王』のエンディングを、アナウンサーや芸能人、一般視聴者らが「レット・イット・ゴー~ありのままで~」を歌うオリジナル映像に差し替えたことで炎上している。

 このほかにも、新人の上垣皓太朗アナに対して、阿部華也子アナ、生田竜聖アナ、西山喜久恵アナの3人が“容姿イジり”をした動画が炎上した騒動や、人気番組『逃走中』の劇場版の撮影をめぐり近隣住民からクレームが寄せられ定例社長会見で謝罪した件など、今年のフジテレビは「やらかし」続きの状態になっている。

 炎上が相次いでいる理由については、一部で「バブル時代の感覚なら抜け出せていないのでは」「いまだにテレビというだけで特権意識を持っている」といった指摘もあるが、やらかしが今後も続けば、視聴者離れがさらに加速していきそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2024/11/29 14:00
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