唐田えりか、驚きの「地上波復帰」に世間は好意的…風向き変わった2つの理由
#唐田えりか
女優の唐田えりかが、25日に放送されたフジテレビ系ドラマ『嘘解きレトリック』の第8話にサプライズ出演。出演時間は短かったが、4年以上ぶりに地上波復帰を果たした。世間の反応は好意的なものが目立っており、ついに「許された」のではと話題になっている。
鈴鹿央士と松本穂香がW主演する月9ドラマ『嘘解きレトリック』は、鋭い観察眼を持つ借金まみれの貧乏探偵・祝左右馬(鈴鹿)と、嘘を聞き分ける奇妙な能力を持つ浦部鹿乃子(松本)の異色コンビが難事件を解決していく、昭和初期が舞台のレトロモダンミステリー。
第8話では、駅でメガネをかけた着物姿の女性が「汽車賃を貸してくださいませんか、遠くに住む母が危篤なんです」と鹿乃子に頼むも、鹿乃子が持ち前の能力で「寸借詐欺」だと見抜くシーンがあった。女性が「母には苦労ばかりかけてきたから親孝行がしたいんです」と訴えると、親孝行したい気持ちはウソではないと気づいた鹿乃子が「人をだまして手に入れたお金で親孝行するんですか」と諭し、女性が涙を流すという展開になった。
この役名すらない女性を演じていたのが唐田だった。出演シーンは数分しかなく、メガネや服装などで印象が大きく変わっていたこともあり、ほとんどの人が気づかず、ラストの出演者テロップで名前を見つけて驚く視聴者が続出した。
これに対して、ネット上では以下のような声が上がっている。
「どこかで見た女優さんだと思ったら唐田えりかでビックリ! 少しだったけど演技うまかった」
「この女優さん可愛くて演技もうまいから人気出そうだな…って思ったら唐田えりかだったわ」
「出番少しなのに爪痕しっかり残ししてて、不倫騒動の時に『実力あるのにもったいない』って言われてた理由がわかった」
「一瞬だったけどやっぱいい演技するな~」
「無理やりねじ込んだような役柄だった」「同じ事務所の松本穂香のバーターでは」といった批判的なコメントもあるにはあるが、一時期のバッシング一色だったころに比べると圧倒的に好意的な意見が目立っている。
唐田といえば、人気女優への階段を順調に上っていた2020年に東出昌大との不倫が発覚。大問題となったことで、出演中だったTBS系ドラマ『病室で念仏を唱えないでください』を途中降板し、それを最後に地上波から追放状態になっていた。しかし、今回の月9ドラマ出演により、テレビ業界的にNGな存在ではなくなったとみることができそうだ。視聴者の好意的な反応を見ると、他局でもドラマ出演などが期待てきそうな気配といえる。
一時期はネットニュースなどで取り上げられるたびに猛批判にさらされていたが、風向きが大きく変わった要因は2つある。
一つは、大ヒットしたNetflixドラマ『極悪女王』での演技が高評価されたことだ。唐田は同作でクラッシュ・ギャルズの長与千種を演じ、落ちこぼれだった純朴な少女が女子プロレス界の大スターに成長していく姿を体当たりで好演。演技に対するストイックな姿勢が画面から伝わってくるような熱演だった。
また、唐田は不倫騒動の影響で「いつも男性の目を意識してそう」といったイメージもあったが、同作の役作りで躊躇なく丸刈りになったと報じられたことで、印象がガラリと変わったという人が多かったようだ。
もう一つは東出の再婚だ。東出は今年8月、山で“共同生活”を送っていた「東出ガールズ」と呼ばれる女性たちのうちの一人と再婚したことを発表。お相手の妊娠も公表した。
東出はその約3ヵ月前にネット配信番組で、前妻・杏との間にもうけた子どもたちのために「新しい家庭を持つことは全然考えてない」と宣言していたが、それを早々に撤回する形の再婚発表にあきれる声が続出。それに伴って、ネット上で「よく考えると唐田えりかも気の毒」「東出がやばすぎて唐田えりかが可哀そうに思えてきた」といった同情の声が湧き起こった。
そうした経緯があり、今回の月9ドラマへのサプライズ出演が好意的に受け入れられることになったようだ。一部報道によると、 2016年にカンヌ国際映画祭の「ある視点」部門審査員賞を受賞した深田晃司監督の新作映画への出演が決まっていると伝えられており、仕事が回復基調となっているのも追い風といえる。
ついに地上波復帰を果たしたことで、暗黒期を乗り越えて完全復活となるのか今後に注目だ。
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