トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 篠田麻里子、YouTube再開で完全復活へ奮起

篠田麻里子、YouTube再開で完全復活へ奮起…背景に「所属事務所の廃業」報道

篠田麻里子

 元AKB48の篠田麻里子が、全削除した自身のYouTubeチャンネルを約1年7カ月ぶりに再開させた。女優業なども活発になっており、その背景には「所属事務所の廃業」が報じられて正念場を迎えているという事情もあるようだ。

 篠田は2020年8月にYouTubeチャンネル「篠田麻里子ん家」を開設し、子育ての様子や当時の夫へのドッキリ企画などを公開していたが、2023年3月の離婚発表後に全動画を削除していた。今回、再開に伴ってチャンネル名が「篠田麻里子と。」に改められ、篠田は動画内でYouTubeを休止していた理由も含め「個人的にいろいろあり、察していただけたら幸いです」と呼びかけた。

 また、世間を騒がせた離婚騒動の経緯や家庭事情については「細かいところは公言できず、プライベートや子どものこともありますので、インスタに投稿した内容(※離婚の報告文)がすべてです」としている。

 篠田といえば、2022年に当時の夫から不倫を疑われ大げんかになったと報じられ、夫婦の「修羅場」とみられる音声がネット上に流出。メディアを通じた泥沼の争いに発展していたが、2023年3月に急転直下で「円満離婚」が発表された。しかし、流出音声のインパクトが強すぎたのか、世間で「円満」という言葉を信じる人はほとんどおらず、大きなイメージダウンとなった。

 復帰は絶望的と見られていた時期もあったが、今年1月期のテレビ朝日系ドラマ『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』で、イメージを逆手に取った「不倫妻」役を体当たりで演じたことが大きな話題に。散発的ながらバラエティにも出演するようになった。

 それでも完全復活とは言い難い状況が続いていたが、今回のYouTube再開に加え、女優業も活発化している。今月23日には、竜星涼と八木莉可子がW主演する放送中のドラマ『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』(日本テレビ系)の第8話で、今後のストーリーの鍵を握るとみられる謎の刺客「信濃」の正体として登場。同25日には、テレビ東京系の人気シリーズ最新作『今野敏サスペンス 警視庁強行犯係 樋口顕 ―遠火―』にゲスト出演した。

 また、篠田は2021年に「ベストマザー賞」に選ばれていたのに泥沼の離婚劇となったことを揶揄されていたが、 今年10月に着物の似合う著名人などに贈られるアワード「キモノイストアワード2024(KIMONOIST AWARD 2024)」を受賞し、イメージ回復の兆しを見せている。

 完全復活ムードが漂ってきたが、これには長らく所属していた芸能事務所「サムデイ」が年内に廃業すると報じられたことも大きく影響しているとみられている。サムデイはバーニング系列の有力事務所として知られ、藤原紀香らも所属しているが、近年は慢性的な人手不足に陥っていたとの情報があり、すでに関係者らが関係各所へ閉鎖の報告を開始しているという。

 所属タレントについては「移籍先を調整している」と報じられているが、現時点では「正式には何も決まっていない状態」だという。最近はタレントの移籍や独立が相次いでいるが、篠田のようにイメージが悪化した状態で仕事も散発的だと、どちらを選ぶにしても厳しい状況となる。そのため、事務所が消滅する前に完全復活するべく奮起したのではとみられているようだ。

 致命傷レベルのスキャンダルからここまで持ち直しただけでもすごいことだが、女優業やYouTubeを軸に完全復活となるのか注目だ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2024/11/26 20:00
ページ上部へ戻る

配給映画