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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > “紀州”元妻、新婚初夜には「ゴム手袋で」
週刊誌スクープ大賞

“紀州のドン・ファン”の元妻が法廷で赤裸々証言、新婚初夜には「ゴム手袋で……」

今週の注目記事・1「紀州のドン・ファン元妻が法廷で明かした『新婚初夜のゴム手袋』『殺人鬼への執着』」(『週刊文春』11/21日号)
同・2「鈴木紗理奈(47)めちゃイケ社長とタワマン不倫 涙目釈明60分『これが夢だったら…』」(『週刊文春』11/21日号)
同・3「マイナ保険証3兆円利権 天下りキーマン直撃!」(『週刊ポスト11/29日号)
同・4「『勝田州彦(45)』異様な獄中書簡」(『週刊新潮』11/21日号)
同・5「日本製鉄橋本会長が独占告白『USスチール買収は命懸け』」(『週刊文春』11/21日号)
同・6「文春訴訟取り下げ 松本人志はどのテレビ番組で復帰するか」(『週刊新潮』11/21日号)
同・7「辞任不可避という石破茂首相を待つ地獄」(『週刊新潮』11/21日号)
同・8「高市早苗“石破追放劇”開幕」(『週刊文春』11/21日号)
同・9「玉木雄一郎国民民主党の憂鬱」(『週刊新潮』11/21日号)
同・10「『佐々木朗希』メジャー挑戦でロッテが絶対言えない本音」(『週刊新潮』11/21日号)
同・11「小室圭さん大ピンチ! 反トランプ団体に入っていた」(『週刊文春』11/21日号)
同・12「闇バイト〈連続緊縛強盗〉小誌記者が潜入した!」(『週刊文春』11/21日号)
同・13「『訪問介護』深き大問題」(『週刊ポスト11/29日号)
同・14「『力道山』生誕100年で判明 二男『百田光雄』と『未亡人』の深い溝」(『週刊新潮』11/21日号)
同・15「セクハラでクビになった読売『社会部記者』がやったコト」(『週刊新潮』11/21日号)
同・16「あと8年で首相になる 山本太郎が連立政局を斬る」(『サンデー毎日』11/24日号)
【巻末付録】ポストのSEXYグラビア採点!

 今週の最大の話題も週刊誌からではない。

 昨日(11月17日)行われた兵庫県知事選で、あの斎藤元彦が圧勝したことである。私は、辞職して知事選に出馬した時点で、斎藤の“善戦”を予測していたが、ここまで圧勝するとは、正直思っていなかった。

 今朝のワイドショーでは、SNS戦略が成功したと見る向きが多かったが、私はそう思っていない。

 以前ここでも書いたように、斎藤のパワハラ疑惑、おねだり疑惑は、誇大に膨らませていたのではないか、これをパワハラというのなら、知事は何も言えなくなってしまうのではないか。

 最大の公益通報問題はまだ残るが、時系列で見ていくと、メディアが報道している内容と違うのではないかと、日刊ゲンダイ(9月14日付)でこう書いた。

「斎藤側からすればこの“騒動”がどう見えるのだろうか? 批判は覚悟のうえで、私は斎藤を“ほめ殺し”してみたいと思う。
発端になった告発文書について。元西播磨県民局長は、斎藤による職員へのパワハラ、企業へのおねだりなど7項目にわたる“疑惑”を記している。だが、これを県庁内の保護法に基づいた公益通報窓口を使わず、3月12日に匿名で一部の県議や報道機関に文書を配布していた(斎藤に関する疑惑は3点。あとは片山安孝副知事3点、県幹部らが1点である)。
斎藤がその存在を知ったのが3月20日。翌日、副知事らに徹底的に調査するよう指示し、3月27日の記者会見で斎藤は告発文書を「うそ八百」と断じた。元局長が県の公益通報窓口に告発したのは、その後の4月4日である。
斎藤側に立てば、一部の者に配布された文書は「公益通報」ではなく怪文書まがいで、内容は自分を陥れるための「誹謗中傷」と捉えたとしても、100%非難されることだろうか。それに、藤原正廣弁護士に対応を相談して、文書の真実相当性についての見解を得ているのだ」

 たしかに、公益通報制度を蔑ろにしたことは重大だが、斎藤側にもいい分はあったということである。

 しかし、後半戦になるにつれて、聴衆は膨れ上がり、中でも若者の姿が多く見られ、「斎藤、斎藤」コールが地響きのように沸き上がったという。

 何やら、斎藤は無罪の罪で辞職させられ、「私は冤罪」だと主張している被害者のようであった。

 私は、兵庫県内の市長などが、選挙終盤、斎藤の対立候補をそろって支持したことも、斎藤に向いた風をさらに強くしたと思っている。あれはバカげた茶番であった。

 その正当性はともかく、斎藤が「疑惑」を一切認めなかったことが、SNSで“冤罪”ではないか、斎藤をもう一度県知事にという動きに結びついたのであろう。

 アメリカ大統領選挙でも同様だったが、メディア、特に大メディアは「世論」を正確に見ておらず、有権者が何を考えているのかを掴んでいなかったことが、この知事選でも明らかになった。

 都知事選では石丸伸二がSNSを有効に使って第2位になった。衆議院選挙では国民民主党の玉木雄一郎代表がSNSを使って大躍進した。

 それに続いて斎藤の再選。私はSNSのことはよくわからないが、これからの選挙はSNSを含めたツールをどう使うかが、当落の重要な決め手になってくるのかもしれない。

 さて、斎藤元彦カムバック! 兵庫県議会は戦々恐々であろう。

 ということで今週の週刊誌を見てみると、先週に続いてスクープらしいものは、FLASHの国民民主党・玉木雄一郎代表の「不倫」だが、これは、FLASHのデジタル版で報じたことを先週紹介したので、今週は取り上げない。

 ということで今週も順位なし。

 最初は衆院選で議席を3倍にした、といっても9議席だが、れいわ新選組の隊長ならぬ山本太郎代表がサンデー毎日で「あと8年で首相になる」と息巻いている記事。

 誰もそんなことは信じないが、その意気やよし。山本のいい分に耳を傾けてみよう。

 この選挙で山本は、「争点が『政治とカネ』にまとめられた不幸があると思う。もちろんこれも大問題だが、この30年にわたる経済政策の失敗の原因をどう捉え、どう打開するか、という真の争点がほとんど議論されなかった」と総括する。

 国民民主党の103万円の見直しや、ガソリン税を一時的に下げるトリガー条項などには、賛成だが、「ケチ臭いこと言ってるなと思う。トリガーではなく今みたいな時はゼロにすればいい」と大胆発言。

 では、首相になるのはいつごろか?

「5年で野党の中でのポジションを固めて、我々が主張する経済政策で国会内で徹底的に喧嘩するという野党にした上で、政権交代していく。それを考えたら8年から10年の間かな」

 実現の可能性はゼロとはいわないがかなり低いだろうが、ジワジワと支持を増やしている山本党だから、これからも目が離せない。

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