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Snow Man・渡辺翔太の「偽アカウント」記事化で大手新聞が謝罪…佐久間大介はファンに注意喚起

Snow Man・渡辺翔太

 毎日新聞がSnow Manの渡辺翔太の「偽アカウント」の投稿を記事にしてしまい、後に謝罪・訂正するという珍事が起きた。メンバーの佐久間大介が「最近偽アカ多くね?」「メンバーでXのアカウント持ってるのは、佐久間だけですよー!」と注意喚起するなど、いわゆる「なりすましアカウント」の横行が深刻化している。

 5日、毎日新聞のWEB版が「Snow Man・渡辺翔太 32歳の誕生日に『感謝だらけの日々です』 メンバーやファンから祝福の声」と題した記事を配信。同日が誕生日だった渡辺が、X(旧Twitter)で「みなさまのおかげで。本日、32歳になりました 感謝!感謝だらけの日々です。ほんとう~に、みんなありがとう!いいものを作るべく頑張ります」と感謝や抱負をつづったことを伝える記事だった。

 さらに、記事では「同じくSnow Manのメンバーである目黒蓮(27)・佐久間大介(32)も、自身のX(旧Twitter)を更新。目黒は渡辺とSnow Man・岩本照(31)と共に笑顔で歌う3ショット写真を、佐久間は渡辺との2ショット写真を投稿し、『今日はうちの渡辺翔太の誕生日!!! 翔太誕生日おめでとう』と、祝福を送った」などとも記されていた。

 しかし、実は渡辺はXの公式アカウントを持っておらず、当該の投稿は「なりすましアカウント」によるものだった。よくアカウントを確認すれば、怪しい海外の投稿をリポストしていたり、フォロワー数が異常に少なかったりと不審な点はあるのだが、同紙は本人だと勘違いしたようだ。

 また、目黒もXのアカウントはなく、記事に記された内容は偽アカウントによるもの。ただ、佐久間の投稿だけは本物の公式アカウントによるもので、記事内では本物と偽物が入り混じっている。その後、毎日新聞は「『渡辺翔太/Shota Watanabe【公式】』というアカウントを基に(記事を)作成しましたが、このアカウントはなりすましとみられることが分かりました。関係者の皆さまにおわびします。記事を削除しました」と謝罪・訂正した。

 渡辺の偽アカウントは名前に「公式」という文字が入っていたが、当然ながらこれは誰でも勝手に名乗ることができる。また、Xでは以前に本人であることを証明する「認証バッジ」というシステムがあったが、現在は有料サービスに加入した一般ユーザーにもバッジが解放され、有名人が本物かどうかを見分ける手段ではなくなってしまった。

 それも影響したのか、最近はSnow Manに限らず「STARTO ENTERTAINMENT」に所属する人気タレントになりすました偽アカウントが急増。熱烈なファンが「こんなこと言いそう」「こんなことを言ってほしい」といった願望でつくったものや、インプレッション稼ぎのものまで目的はさまざまだが、本物だと思ってしまう人は少なくない。実際、大手新聞が間違えたくらいなのだから、一般人が誤認しても仕方ないといえるだろう。

 こうした状況を受けて、佐久間は6日付のXで「てか、最近偽アカ多くね?さっきTLに流れて来たわ Snow ManのメンバーでXのアカウント持ってるのは、佐久間だけですよー!!!以外のメンバーのは全部偽物です!!!お気をつけて!!!」とファンに注意喚起。続けて「なんなら佐久間の偽アカもあるやん、本物は俺ね!不安な人は俺の相互フォローとかで確認してみてください」とも記し、自分以外のSnow ManメンバーのXアカウントはすべて「なりすまし」だと断じた。

 STARTO社は10月、なりすましアカウントについて「当社契約タレントや当社の権利を侵害する投稿やフィッシング詐欺の手段として使われている悪質なものがあります」とし、法的手段を講じていると表明。しかし、同社によると「閉鎖に追い込むまでに時間がかかります。また名前を変え存続しようとしている悪質なアカウントも見受けられます」とのことで、閉鎖までには時間を要する上にいたちごっこになる可能性もあり、すぐに撲滅するのは難しい状況のようだ。

 アイドルのなりすましアカウントに限ったことではないが、フォローや拡散をする前に直近の投稿を確認したり、フォロワー数をチェックしたりして、「本当に本人なのか」ということを自分でチェックするリテラシーが必要になってきたといえそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2024/11/06 16:00
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