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日刊サイゾー トップ > エンタメ > スポーツ  > 大谷翔平「険しい表情」でフジテレビの取材拒否?

大谷翔平「険しい表情」でフジテレビの取材拒否? 独占中継なのに「インタビューなし」で波紋

大谷翔平(写真Getty Imagesより)

 大谷翔平が所属する米メジャーリーグのドジャースがワールドシリーズで強敵ヤンキースを破り、4年ぶり8度目のワールドチャンピオンに輝いた。独占中継したフジテレビはお祭り騒ぎとなったが、なぜか視聴者が期待した大谷へのインタビューはなし。大谷はNHKのインタビューには応じていたため、“あの一件”が原因で「フジテレビ取材NG」になったのではと話題になっている。

 ドジャースの3勝1敗で迎えたシリーズ第5戦は日本時間10月31日に行なわれ、最大5点差がひっくり返る大逆転劇に。ドジャースの優勝が決まると、選手たちはグラウンドに飛び出して喜びを爆発させた。

 このとき、関係者らしき外国人男性がフジテレビのカメラの前へ行くよう大谷に伝えたように見えた場面があったが、大谷は突然、試合中でも見せないような険しい表情に。拒否を示すようなジェスチャーをしながらなにやら話した後、そのままプイと別方向へ行ってしまい、外国人男性は「しょうがないね」というような表情を浮かべていた。これがフジテレビの取材を拒絶したシーンなのかは定かでないが、実際問題として試合直後にフジテレビの大谷へのインタビューはなかった。

 優勝後の混乱でインタビューできなかった可能性もあるが、大谷はグラウンドでNHK・BS1のインタビューには応じている。

 その後は恒例のシャンパンファイトが行なわれ、ここにフジテレビは現地でリポートしてきたスポーツ報道のエース・佐久間みなみアナを投入。佐久間アナはびしょ濡れになりながら山本由伸にインタビューしていたが、ここでも大谷のインタビューは放送されなかった。シャンパンファイトに会場にカメラとリポーターを入れているのに、インタビューできないというのは通常あり得ない。グラウンドと同様、大谷はシャンパンファイトでもNHK・BS1のインタビューには2度も応えている。

 これを受けて、ネット上の視聴者からは以下のような疑問の声が相次いだ。

「ワールドシリーズ独占中継なのに、なんでフジテレビは大谷さんにインタビューできないの?」
「山本にはインタビューして大谷はダメだったとなると、やっぱりフジは大谷の新居晒した件を許されてないんじゃ」
「グラウンドでフジの取材を拒否したように見えた時の大谷さんの鬼の形相ヤバかった。あんな聖人みたいな人に敵意むき出しにされるってよっぽどだよ」

 大谷とフジテレビの因縁で多くの人が思い浮かべたのが「新居晒し事件」だ。5月に大谷がロサンゼルスに新居を購入したことが明らかになり、フジテレビと日本テレビが空撮や近隣からのリポート、住民へのインタビューなどで、場所が特定できるような形で新居を報道。その影響で新居周辺に観光客が集まるなどの弊害が起きた。アメリカではセレブ宅を狙った窃盗・強盗事件が多発し、場所を特定されるとリスクが増大することもあり、大谷側が激怒したといわれている。

 フジテレビの港浩一社長は「大谷選手とそのご家族、関係者にご迷惑をおかけして、大変申し訳ない」と謝罪した一方、一部で伝えられた「ドジャースの取材パスを凍結された」との報道は否定。これで一件落着となったかと思われていたが、今回の不自然な「インタビューなし」という状況を踏まえると、大谷はフジテレビをまだ許していない可能性がありそうだ。

 ただ、フジで大谷のインタビューがまったく流れなかったわけではない。同局のニュース番組などでシャンパンファイト中にインタビューに応えている映像は放送されていた。しかし、よく見るとこれは囲み取材のような状況で独占インタビューではなく、なおかつ大谷はNHKのマイクに向けてしゃべっているように見える。そのため、ネット上では「NHKのインタビューを横から撮って流しているのでは」との疑いの声まで上がる事態となっている。

 いずれにしても、ワールドシリーズを独占中継したのに大谷に個別でインタビューできないというのは、ふつうなら考えられないこと。ワールドシリーズの中継および再放送が高視聴率となり、フジテレビ社内は大喜びしているというが、はたして浮かれていていいのだろうか……。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2024/11/01 15:00
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