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日刊サイゾー トップ > エンタメ > スポーツ  > 金的あり! 過激すぎる格闘技『 ROMAN ONE』

金的、頭突き、指関節あり! 過激すぎる格闘技大会『ROMAN』に緊急潜入

「躊躇なしで、迷わず金的を狙ってほしい」

 参加するのも見るのも恐ろしいこの戦いを、果たして格闘界はどう受け止めているのか? 大会が始まる前に、会場にいた格闘関係者たちに話を聞いてみた。

 まずは、忖度なしの格闘技解説で人気のジョビンから。この日は細川バレンタインと共に、YouTubeで全試合の実況解説を行うという(以下が生配信された動画)

●ジョビン(元MMAファイター、元DEEPフェザー級王者、現YouTuber)

――『ROMAN』という大会に、どんな印象を抱いていますか?

ジョビン 新しいことをやろうとしているんで面白いけど、見てみないとわかんないというのが正直なところかも。

――金的ありのバーリトゥードについて思うことは?

ジョビン 男らしくないな、と思うけど(笑)、ありなんだったら、ちゃんとやってほしい。躊躇なんかいらない。迷わず金的を狙ってほしい。それで勝っても勝ち名乗りを上げづらいかもしれないけど、上げてほしい。そう思います、マジで。

――金的って、狙って蹴れるものなんでしょうか?

ジョビン どうなんでしょうね。強い奴は狙わん気もするけど……。まあ、たまたまタマに当たって勝ったとしても、恥じることなく勝ち誇ってほしい。だって、そういう競技なんだから。

●細川バレンタイン(プロボクシング元日本スーパーライト級王者、現YouTuber)

――『ROMAN』に期待することは?

細川 手だけで戦うボクシング、そこに足も加えたキックボクシング、そこに寝技も加えたMMAと、格闘技の世界はどんどん制限が減ってきていますよね。なんでそうなったのかというと、より実際の喧嘩に近い、より凄惨な、より怖い、本来なら誰もがやりたくないことなんだけど、「本当に強いのというのは、こういうことなんだよ」ということを求めて、今の日本の格闘技の盛り上がりがあると思うんですよね。
 で、僕がこの『ROMAN』に求めるのは、その次のステップ。「医療がこんだけ進んで、ここまで過激な戦いを私たちは見られるようになったんだよ」ということを今日は見せてもらいたいね。

――とはいえ、「金的あり」というのは驚きました。

細川 実はそこが一番楽しみ! ジョビンを始めとするMMAの人間はよく、ボクシングのことを「手しか使えない」と言って下に見るんですよ。「俺たちは足も使うし、グラウンドもいける」というところで最強を自負しているじゃないですか。
 でもね、実際の喧嘩は何をやったっていいわけです。それこそ金的を蹴ったっていい。金的って、男の一番弱い部分じゃないですか。じゃあ、そこを蹴られたときに、どうなんの? ってことは実は誰も想像していない。蹴られてもなお、グラウンドの展開を続けられるのか? そこは誰もわかっていないからこそ、今日は楽しみ。
 マジで効くとわかったら、やる人も見る人もどう反応したらいいのかわからないという面白さもある。逆に、意外と大したことねえな、我慢できるじゃん、とわかったら、これまでローブローでのたうち回っていた選手たちは何だったの? ってことになる(笑)。

――細川さんはこれまで、金的攻撃を食らった経験は?

細川 身長が低いので経験は少ないけど、あるにはありますよ。スパー中にローブローを食らって、血尿が出たことも。でも別に、のたうち回ってはいないですね。なんとか我慢できました。
 だけどもし、そこを連続してゴンゴンゴンゴンって集中攻撃を食らったら、どうなるかな? それこそ、戦い方が変わるのかもしれないね。構え自体を考え直さないといけない。今日を境に、こういう構え(下の写真)がスタンダードになるかもしれないよ(笑)。

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