『潜入兄妹』次第か…櫻井翔主演の『占拠』シリーズ、続編の行方
#櫻井翔 #潜入兄妹
俳優・竜星涼と八木莉可子がW主演を務めるドラマ『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』(日本テレビ系)が10月5日に放送をスタートした。
本作は2023年~2024年に同局で放送された人気グループ・嵐の櫻井翔主演ドラマシリーズ『大病院占拠』、『新空港占拠』を手掛けたスタッフが集結して制作されているというが、芸能ライターは明かす。
「8月には『新空港占拠』の公式Xが『10月期新ドラマも応援いただけましたら幸いです』などと投稿していました。今年1月期に放送された『新空港占拠』の最終回では逮捕された菊池風磨扮する“青鬼”が脱獄し、新たな物語の展開が期待されていましたが、結果的には主演は櫻井ではなく竜星で、内容もまったくの別物となりました」
こうした動きの背景には、櫻井の所属芸能事務所・STARTO ENTERTAINMENT(以下STARTO社)と日テレとの微妙な関係もあるようだ。
STARTO社と日テレが『24時間テレビ』のキャスティングをめぐって深い“溝”ができ、その影響で『占拠』シリーズの続編が取りやめになったといった情報も飛び交っているという。
芸能ジャーナリストの竹下光氏はこう語る。
「同社がジャニーズ事務所の頃は、毎年のように所属アーティストが『24時間テレビ』の顔である“チャリティーパーソナリティー”を担当したり、多くのアーティストが出演して番組の盛り上げに一役買っていました。それが今年の出演アーティスは相葉雅紀さんとNEWSの増田貴久さん、King&Princeの高橋海人さんくらいでしたし、かつて蜜月関係だった両者にすき間風が吹いていたとしても不思議ではありません」
実際、櫻井は報道番組『news zero』こそキャスターとして出演を続けているが、ドラマに関して今夏は同局ではなくTBS系の『笑うマトリョーシカ』に出演して話題となった。
となると、やはり日テレとの関係悪化から『占拠』シリーズの続編放送は“期待薄”なのだろうか?
「今後、櫻井さん主演で『占拠』シリーズの続編が放送される可能性は十分ありますよ。同シリーズに関しては、今年1月の能登半島地震や羽田空港での衝突事故などの影響もあり、スポンサーサイドが災害や危険なものを描く作品は避けたいということで、先送りになったという話も局内では耳にします。同シリーズは、平均世帯視聴率こそ7%台でしたがコア視聴率は4~5%と高く、とりわけスポンサーが最もほしがるティーン層やF1層(20~34歳の女性)、F2層(35~49歳の女性)に強いことが実証されていますし。ウチの局としても万全の体制で続編を制作したいということで、その時期を検討しているのでしょう」(同局関係者)
そう遠くない将来、櫻井の決めゼリフ「う・そ・だ・ろ」を聞ける日が来そうだが、多少の懸念点もあるとか。
「同ドラマの制作チームが今回『潜入兄妹』を手掛けているということで、そちらが大ヒットを記録すると、そちらの続編の方が優先されて、『占拠』シリーズの方はしばらく後回しになる可能性はありますけどね」(前出の同局関係者)
『占拠』シリーズのファンにとっては『潜入兄妹』の視聴率の動向も何とも気になるところだろう。
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