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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 織田裕二のTBSでの大活躍にフジテレビは苦い顔?

織田裕二、スターの貫録で視聴者大喝采も…『踊る』参加の気配なしでフジテレビは苦い顔?

織田裕二

 織田裕二が5日に放送されたTBS系特番『オールスター感謝祭’24秋』にサプライズ出演し、別格のスターの貫録を見せつけた。アーチェリー企画でど真ん中の「1000点」を射抜き、会場の共演者やテレビの前の視聴者たちを騒然とさせたのだ。本家本元の「キターーー!」まで披露し、お祭り騒ぎとなったが、業界内では「フジテレビは苦い顔だろう」とささやかれている。

 同日、織田は一度はMCを卒業した「世界陸上」の中継に“復帰”することが決定。2025年に東京で開催される世界選手権のスペシャルアンバサダーを務めることになり、男子100メートルのサニブラウン・ハキーム選手と共に『オールスター感謝祭』にサプライズ登場した。

 織田たちは、恒例のアーチェリー企画に飛び入りで参加。極限のプレッシャーの中で矢を2本射って合計得点を競うもので、神木隆之介、坂東龍汰、玉森裕太、成田凌、パリ五輪柔道金メダリストの角田夏実らが出場した。

 神木が600点、坂東が700点、成田が800点と徐々に点数が上がっていき、玉森と角田は500点×2で1000点を獲得。最後はサニブラウンと織田が1本ずつ矢を射ることになり、サニブラウンは500点となった。大トリの織田には大きなプレッシャーがかかったが、誰も達成できなかったど真ん中の「1000点」に命中させて優勝し、会場が大きくどよめいた。

 織田は周りに勧められ、遠慮しながらも片手を上げて本家本元の「キターーー!」を披露する大サービス。アーチェリー企画は過去最高の盛り上がりとなった。これを受けて、ネット上の視聴者からは以下のような声が飛び交った。

「スターって、やっぱり持ってるんだよ。運もカッコよさも生まれつき!」
「大谷翔平もそうだけど、本物のスターは決めるところで決めてくれる!」
「織田裕二のアーチェリーがスゴすぎて、世界陸上のPRに来たのか、オールスター感謝祭を盛り上げに来たのか分からなくなった笑」
「織田裕二はスターだ、間違いない!惜しげもなく『キター!』を披露してくれる人柄も素敵」

 「スター織田裕二、ここにあり!」という強烈なアピールになった上に、来年9月に開催される「世界陸上」に向けても弾みがついたといえそうだ。

 ただ、業界内では「フジテレビは苦い顔」とささやかれている。フジテレビは封印していた『踊る大捜査線』プロジェクトを12年ぶりに再始動させ、柳葉敏郎が主演するスピンオフ映画二部作『室井慎次 敗れざる者』(10月11日公開)と『室井慎次 生き続ける者』(11月15日公開)の公開を控えている。『踊る大捜査線』劇場版のテレビ放送などで盛り上げようとしているが、シリーズの主演を務めた織田は今のところ再始動したプロジェクトに参加する気配がないのだ。

 多くのファンは「スピンオフ映画の後に織田裕二が主演する本編の続編映画があるのだろう」と期待していたが、織田は北方謙三氏の歴史大河小説『水滸伝』を実写化するWOWOWの大作ドラマに主演することが決定。大長編を完全実写化すると予告され、撮影は数年がかりになるとみられている。そうなれば、織田はスケジュール的に『踊る大捜査線』の続編に出演するのがかなり難しくなる。むしろ、続編に出演する意思がないからこそ、『水滸伝』のオファーを受けたとも考えられる。

 せっかく鳴り物入りで再始動させた『踊る大捜査線』プロジェクトに肝心の主役が参加せず、他局で『世界陸上』に復帰する上に、特番で大盛り上がりとなっている状況を見れば、フジテレビが苦い顔をしていると指摘されるのもうなずける。

 一部のファンは「新作スピンオフ映画に織田さんがサプライズ出演するのでは」「スピンオフ公開後に本編の続編が発表されるのでは」と淡い期待を抱いているが、現状での見通しは厳しい。このまま織田とフジテレビの間の溝が深まり、再始動した『踊る大捜査線』プロジェクトは主役不在で進んでいくのだろうか。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2024/10/07 18:00
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