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『内村プロデュース』復活に大反響も“内P見てた芸人”の告白が波紋を…

『内村プロデュース』復活に大反響も内P見てた芸人の告白が波紋を…の画像1
内村光良(写真/Getty Imagesより)

 2000年代に人気を集めたバラエティー番組『内村プロデュース』がテレビ朝日の開局65周年記念番組『祝!内村光良還暦祭り 内村プロデュース復活SP!!』として久々に復活し、話題となっている。

 00年4月から05年9月までレギュラー放送された同番組は“プロデューサー”の内村光良をはじめ、お笑いコンビ・さまぁ~ずやふかわりょう、有吉弘行、バナナマン、くりぃむしちゅーら数多くの芸人が出演して人気を集めた。

 レギュラー放送終了後はスペシャル番組として不定期に放送されていたが、今回約16年ぶりに一夜限りの復活を果たし、9月28日に同局で放送された。

 今回のスペシャル番組には内村のほか、今や人気MCとして活躍している有吉やバナナマン、くりぃむしちゅー・有田哲平らも出演。見取り図やニューヨーク、マヂカルラブリーの野田クリスタル、パンサーら「内P見てた芸人」とともに若手芸人さながらにアグレッシブな姿勢を見せた。

「中でも自身の再ブレークのキッカケを作ってくれた内村さんを尊敬する有吉さんは、ほぼ裸で番組内のかつての名物キャラクターである“猫男爵”に扮して大暴れ。さらば青春の光の森田哲矢さんの自宅で全身泡まみれのままベッドに飛び込み、『まだこんなことやるの? このキャリアで?』とあきれられるなどして笑いを誘っていましたね」(テレビ誌ライター)

 また、さまぁ~ずの三村マサカズが番組内での大喜利企画で「今、内Pを見ているテレビの前の皆様は私たちに一体、何を求めているのでしょうか?」というお題に対して、アシスタントを務める白石麻衣をネタに「白石まいのろしゅつ」とフリップで回答したことについて一部で「セクハラでは?」などと物議を醸しているが、バラエティー番組を手掛ける放送作家はこう話す。

「三村さんはXで『あれはロケが進むなか、もうちょっと白石麻衣さんを機能させたい。という思いで言ったのに、変なとらえ方してる人いるんだね』と説明していましたが、仮に肌の露出を意図する意味合いを兼ねていたとしても、そこまで問題にすることでもないと思いますけどね。白石さん本人もバラエティーノリと解釈して笑っていましたし。まあ、一部の問題視する向きは番組の注目度の高さが故の野暮な揚げ足取りといったところでしょう」

 いずれせよ、同番組の復活は業界内でも高い注目度を誇っているわけだが、「内P見てた芸人」の一人として出演した野田は9月の自身のYouTubeチャンネルのライブ配信で番組を回顧し、「いやーすごかった、マジで」や「全員足ガクブルですよ、若手たちは集合楽屋で」とレギュラー放送当時の番組を再現すべく出演者全員が同じ楽屋だったことを明かし、メンバーの豪華さに改めて感激した様子。

 さらに収録を振り返り、「有吉さんも、さまぁ~ずさんも、有田さんも全員ガチンコで当時のまんま」、「全員がしっかり真っ向勝負、あのMCクラスが」、「東京お笑いの最高峰だと思った」などと興奮気味に語っている。

 もっとも、そんな中で別の「内P見てた芸人」のある発言が物議を醸しているという。

「見取り図のリリーさんです。9月11日深夜放送のラジオ番組『スタンド・バイ・見取り図』のPodcastで『内P』の特番に出演した話題になると、『思ったより楽しかったね。もっとむずいんかなと思ったけど』としつつ、相方の盛山晋太郎さんから『(当時のレギュラー放送を)見てました?』と振られると、『見てなかった。(裏番組の)『あいのり』見てました、僕は』、『正直、途中意味わからんかった。名物コーナーとか言われてもまったく……』などと告白。この発言に対して、一部からは『何もそんなことわざわざ言わなくてもいいのに』や『思い入れがないなら出演オファー断れよ』、『見取り図が嫌いになったわ』など一部のお笑いファンからは厳しい声が噴出しています」

「内P見てた芸人」のはずが、実は“内P見てなかった芸人”であることを自白して波紋を広げる格好となっているが前出の放送作家は語る。

「当時の『内P』のレギュラー放送に関しては関西では放送時間が異なることもあり、関西芸人の中にはそこまで番組に思い入れや愛着のない人もいるでしょうけど、わざわざ『見てなかった』と明かす必要はないですよね。まして“見てた芸人”として今回の特番に出演しているわけですし、『意味わからんかった』という発言もしかりです」

 リリーは同Podcast内で「日本を代表する芸人ばっかりですごかった」や「あのメンバーを仕切れるのは内村さんだけ」、「面白かったし、うれしかった。(現場で)見られて」など番組に対する好意的な発言もしているだけに、余計に残念な告白と言えるだろう。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2024/10/06 09:00
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