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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 新作『インフォーマ』沖田臥竜×桐谷健太×佐野玲於

あの問題作、あの男たちが再び!『インフォーマ -闇を生きる獣たち-』放送決定、 沖田臥竜×桐谷健太×佐野玲於を直撃

バンコクだからこそ生まれたキャスト、スタッフの連帯感

――バンコク・ロケでは、前作以上の激しいアクションや危険な場面もあったと聞きます。撮影中の印象に強く残るエピソードや場面を教えてください。

桐谷 5話までの舞台がバンコクなのですが、銃撃戦やトゥクトゥクでのカーチェイス、それから現地の人も入らないような川に2人で飛び込んだりもしました(笑)。実際の廃刑務所を使った撮影もありました。全部が本当に濃くて、印象強くて、そんななかで、見たことのないすごく面白い絵が、しっかりとれたなっていう感覚があります。だから、どのシーンっていうか、全部印象深いです。舞台が東京に移っても、東京を描く空気感がすごく独特なんですよね。タイから東京への空気の変わり方も、作品の大きな見どころになっていると思います。

佐野 僕もバンコクでの出来事はすべて印象に残っていますが、そのなかでもやっぱり廃刑務所での撮影ですね。1週間刑務所暮らしっていうのは、なかなか経験できません(笑)。セットじゃない本物の廃刑務所だからこそ醸し出せる雰囲気のかっこよさ。そして、刑務所での撮影のときには100人ぐらいのコワモテのエキストラさんがいたのですが、その人たちが「本物?」と思うほどリアルで、ちょっとでも〝メシ押し〟すると、「……んだよ」みたいなことをタイ語で言って、現場がピリピリしているのがめちゃくちゃ怖かったです(笑)。基本的には、明るくていい人たちなんですよ。でもメシ押しすると……(笑)。

沖田 タイでも日本でも現場の雰囲気がすごくよかったですよね。前作の時も楽しかったけれど、現場の大変さももちろんありました。ただ、そこで頑張った成果が今作につながったみたいなところはあります。そういえば、行きの飛行機が尋常でない揺れ方をしたので、ここでもし死んだら、俺浮かばれんなとは思いました(笑)が、タイに着いたときに、知っているスタッフたちが出迎えてくれてほっとしました。そのままホテル近くの居酒屋に行くと、その店で俳優部とスタッフが一緒に楽しそうに食事してたんですよね。日本ではなかなか見られない光景じゃないですか。そんなところはすごく新鮮でしたし、海外ならではの連帯感が嬉しかったです。

桐谷 繰り返しになりますが、一体感という意味では前作から本当に強くて、一度経験を積んでいる出演者やスタッフが再度集まっているわけですから、それはいい空気にしかならないですよね。

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