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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 整形公表の兒玉遥、赤裸々な言葉に共感の声

整形公表の兒玉遥「外見への執着から離れられない」と悩み告白…赤裸々な言葉に共感の声

HKT48時代の兒玉遥

 美容整形を公表した元HKT48で女優の兒玉遥が、自身のSNSで「ずっと外見への執着から離れられない」と悩みを赤裸々に告白。共感の声が集まると同時に「美しさの追求は無限地獄」として外見に執着することの怖さを指摘する意見も寄せられるなど、さまざまな反響が起きている。

 兒玉は24日付のXで「ずっと外見への執着から離れられない」と切り出し、「アイドル当時は常に劣ってる感覚しかなくて、どう頑張れば自分に自信が持てるだろう?って思って試行錯誤してきた。実際に『はるっぴに足りないのは自信だよ』とスタッフさんからアドバイスいただいたこともあった。沢山悩んで傷ついた。痛かった。苦しかった」とグループ時代の葛藤を振り返った。

 続けて「だけど、人と比べることを止めてから自分を愛せるようになった。美容を楽しめるようになった。スキンケアもダイエットもメンタルケアもメイク研究も読書も、全てが美容の一つ」とし、外見に執着しながらも「他人との比較」をやめたことで自分を好きになれたと告白。最後は「自信は美しい。ただ、美しさは外見だけでは語れない。ただのぼやき、、、」と結んでいる。

 兒玉は7月に投稿したYouTube動画の一問一答企画で、「美容整形したことある?」という質問に対し、笑顔で「あります!」と即答。「かけた金額は?」と問われると、「1000万円超えてると思います、全部で。数えたことないけど。だって10代の時からしてるから」と明かし、HKT48時代から美容整形を繰り返していたことを公表した。

 兒玉は14歳でHKT48の1期生オーディションに合格し、早くからセンターを務めるなど人気メンバーとして活躍。2016年の「AKB48 45thシングル選抜総選挙」では9位となり、初の選抜メンバー入りを果たしたが、2017年に体調不良で活動を一時休止するなど不安定な部分もあった。のちに兒玉はこの「体調不良」について、「うつ病だった」と明かしており、さまざまな苦悩やストレスがあったようだ。おそらく先の投稿にあった「劣等感」なども大きく影響したのだろう。

 今回の赤裸々な告白に対して、ネット上では以下のような声が集まっている。

「可愛くなりたいは究極の自己満足。本人が満たされればそれで良く、回りは綺麗、可愛くなったと褒めればいいこと」
「個人として美しくありたいという感覚はいいと思う。ただ、タレントや女優をやっている限り、周囲は美しい人にあふれてる。比べたら無限地獄だし、美の定義も時と共に変わる」
「デビュー当初から宮脇(咲良)さんと比較されて辛い立場にいたので、美容に執着してしまうのも分かる。もう少し肩の力を抜いて楽になってもいいんだよ」

 外見への執着や美容整形に理解と共感を示す声が目立つが、そこから抜け出すべきと考える人も多いようだ。

 さらに「48グループは人気がダイレクトに本人に伝わってしまう仕組みだったし、ライバルとどれくらい差があるかもわかってしまうから、若い女の子には相当辛かったと思う。そりゃ外見に執着したくもなる」などと、48グループの選抜総選挙システムの弊害を指摘する意見もある。

 いずれにしても、元トップアイドルがこれほど赤裸々に整形や外見への執着について告白するのは異例。「ルッキズムの呪い」に悩む女性たちが多いなか、兒玉の言葉や生き方は迷える女性たちの道標になる可能性がありそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2024/09/27 20:00
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