伊藤健太郎、大河デビューの裏で「金銭トラブル」報道…2億円超の違約金残したまま移籍か
#伊藤健太郎
所属事務所からの退所を伝えられていた俳優の伊藤健太郎が、不祥事によって生じた億単位の違約金をめぐる金銭トラブルの渦中にいると報じられた。ネット上では「不義理すぎる」との声が強まっており、イメージ低下が懸念されるほか、噂されている有力事務所への移籍もすんなりいかなさそうな状況だ。
伊藤は今月9日、10日の契約満了に伴い、所属していた事務所「イマージュエンターテインメント」を退所すると報じられた。しかし、現在も退所は正式発表されておらず、同事務所のホームページにも伊藤の写真が掲載されたまま。なんらかのトラブルが起きているのではと騒がれていた。
この状況について、9月19日発売の「週刊新潮」(新潮社)は「『2億円超の返済プランは白紙』伊藤健太郎、事務所移籍で“金銭トラブル”が発生」などと報道。記事によると、伊藤の退所は事務所側も認めているが、不祥事で生じた違約金の立て替え分の残り2億数千万円の返済プランが白紙のままで、どうするのか弁護士を通して本人に問い合わせているが、回答がない状態だという。
伊藤といえば、もともとイマージュエンターテインメントに所属していたが、別の事務所に一時移り、2020年9月に再所属。その翌月にひき逃げ容疑(後に不起訴)などで逮捕される不祥事を起こし、CM降板などで約7億9000万円の違約金が生じたと報じられていた。
本人もインタビューで「(違約金は)そのくらいの規模」「働いて返していく」と認めていたが、しばらくは復帰が絶望視されるような状況だった。それでも事務所の尽力で2021年から活動を再開し、今春に日本テレビ系ドラマ『街並み照らすヤツら』で地上波復帰を果たし、さらに放送中のNHK大河ドラマ『光る君へ』で大河初出演が決定するなど完全復活の気配となっていた。
調子が上向いてきた途端に世話になった事務所を退所するというだけでも印象が悪くなりそうだが、一部報道によると、俳優の小栗旬が社長を務め、田中圭、綾野剛、間宮祥太朗、坂口健太郎、赤楚衛二ら人気俳優を多数抱える大手事務所「トライストーン・エンタテイメント」への移籍が有力視されているという。
2億円超の違約金を残したまま返済プランも示さず、大手事務所へ移ろうとしているのだとしたら、トラブルにならないほうがおかしい。記事では、トライストーンの会長が一度ミーティングをしただけで移籍は決まっていないことを明かしているが、同誌は会長側がイマージュ社に対して「伊藤が背負っている違約金を減額してやってくれと、無茶なお願いをしている模様」との関係者コメントを掲載。どう転んでも揉めそうな気配となっている。
これに対して、ネット上では「世話になった事務所に後ろ足で砂をかけて出ていく行為で、いい演技をしたとしても受け入れられない」「不義理にもほどがある」「『光る君へ』はなんでこの人をキャスティングしてしまったんだ」「俳優としては才能があるのかもしれないけど、身勝手すぎる」などと批判的な意見が続出。せっかく回復してきたイメージが再び急落しそうな状況だ。
残りの違約金については「移籍先の事務所が肩代わりするのでは」との見方が強く、減額を要求しているというトライストーンが金額的に難色を示せば、「次期芸能界のドン」とも称される人物が社長を務める別の有力事務所が肩代わりし、伊藤を獲得するだろうという指摘も業界内にはある。はっきり決まっていないため、伊藤も前事務所からの問い合わせに回答できないのかもしれない。
伊藤は29日に『光る君へ』の第37話で大河デビューを果たすことが決まっているが、その裏側では「大河俳優」にふさわしくないトラブルが起きているようだ。
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