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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 若槻千夏が初告白「事務所独立の真相」

若槻千夏が初告白「事務所独立の真相」「パワハラ報道」と「コンプラ時代の遊び方」

若槻千夏

 タレントの若槻千夏が22日に公開された東野幸治のYouTubeチャンネル「東野vs」に出演。23年間所属した芸能事務所プラチナムからの独立について真相を告白した。

 若槻が同チャンネルに出演するのは、1年ぶり2回目。若槻のもとには独立に関するインタビュー取材のオファーが多数届いているというが、「これ(東野vs)があるから」断ってきたという若槻。「東野vs」への信頼を感じさせる発言だ。

 その言葉通り、若槻は今回の独立に至るまでの過程を実直な言葉で語っている。

 2001年に17歳でデビューした若槻は、22歳で一旦休業。10年後に芸能活動を再開して8年が経つ。休業中もプラチナムからのケアを受けていたというが、事務所からの独立は「ずーっと考えていた」という。

 今回独立に至った経緯について若槻は、「どうしても自分が偉い立場になっちゃうじゃないですか、一番最初からいると」とプラチナムの1期生である自身の立場を鑑み「このまま事務所に居続けると、ややこしい、煙たい存在になる」「その環境を変えなきゃいけないし、向こうにもいい影響を与えない」とその理由を明かし、独立の半年前から事務所社長との話し合いを始め、円満退社に漕ぎつけたことを説明した。

 独立の際には社長とともに局回りも行ったという若槻だが、今月初めには「芸歴20年でマネージャー30人交代」といった見出しとともに、若槻がパワハラを行っていたというネガティブなニュースがネット上を騒がせたこともあった。

 この記事について若槻は「私の本当に反省するところで、バラエティの“盛りグセ”から来た話です」と語る。

「けっこう前のバラエティで、ほかの女優さんが『マネージャーが10人くらい代わってる』という話でネットニュースで盛り上がってる。性格悪いのかなぁみたいな、その人がマイナスっぽくなったから、良かれと思って『私なんか20~30人付いてますよ』っていうギャグあるじゃないですか。まあギャグになってなかったんですけど」

 バラエティ現場での助け舟のつもりが、その発言だけが切り取られて独り歩きしたものであったことを明かした。

 また、そうしたネットニュースの切り取り記事への対策についても、若槻は明確なビジョンを語っている。

「言葉を考えればいいんです。コンプライアンスとか、この言葉言っちゃいけないんだとか、私もよく炎上しちゃうんですけど『なんだよ、こんなこと言っちゃいけないのかよテレビで』とは思わないです。それを言っちゃいけないんだ、じゃあどういう言葉だったり、どういう遊び方をしたらいいのかなっていうのを考えるだけで。だから、反省はします。不快に思っちゃった方とか、違う言葉選んだなとか、一回反省しますけど、だったらやめとこうじゃなくて、だったらどういう話ができるかなっていうのを考えて、エンターテインメントをやっていきたいと思います」

 東野をして「完璧や」と言わしめる若槻の対応力。10年のブランクを経てバラエティの現場に戻ってきた実力者は、いまや若い女性タレントのリスペクトを一心に集める存在となっている。

 独立を経て、ますます活躍の場を広げそうだ。

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最終更新:2024/09/23 15:00
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