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HiHi Jets高橋優斗、電撃退所は「長すぎる下積み」が原因か…デビューシステム疑問視する声

HiHi Jets

 ジュニアの5人組ユニット「HiHi Jets」の高橋優斗が19日、10月1日付で所属事務所のSTARTO ENTERTAINMENTを退所すると発表した。ジュニアで一時代を築いた人気メンバーの決断に対して、ファンからは「もっと早くデビューさせてあげていたら……」との声が上がっている。

 同事務所によると、高橋は約1年前から「新たなフィールドで人生をかけた大きな挑戦をしたい」として、他のメンバー4人や事務所側と話し合いを重ね、退所の決断に至ったという。高橋はファンクラブ会員向けブログで「高橋優斗のアイドル人生は最高でした」「僕が居場所を見つけられたのは仲間がいたから」と思いをつづり、今後については「進むべき道を死ぬ気で歩んでいきます」と記している。

 HiHi Jetsは、デビュー前のジュニアのユニットながら単独で全国アリーナツアーを開催するほどの人気を誇り、ここ数年は「デビュー有力候補」の一角に数えられていた。

 高橋はグループのセンターとして活躍し、その人気はジュニア全体でもトップクラスだった。近年のジュニア全体をけん引していたといっても過言ではなく、それだけに電撃的な退所発表はファンのショックが大きい。

 一部では、滝沢秀明氏が率いる事務所「TOBE」への移籍が噂されたが、TOBE側は一部スポーツ紙の取材に「そのような話はございません」と否定。退所後については、メディア上で「芸能活動は続けない意向」と引退を示唆する関係者の証言が掲載された一方、「表舞台からは離れるが、芸能界を引退するわけではない」といった微妙なニュアンスの証言もあり、情報が錯綜している。

 ただ、少なくとも今までSTARTO社で頻発していた独立や移籍を前提とした退所でないことは間違いなさそうだ。関係者の証言を総合すると、退所後に「表舞台から消える」という部分は大筋で共通している。

 ジュニアトップ級の人気メンバーが24歳の若さで表舞台を去るというのは、非常にもったいない話だ。このような事態を受けて、ネット上のファンからは以下のような声が上がっている。

「絶対にもっと早くデビューさせるべきだった いい人材だったはずなのに事務所はなにしてんだろ」
「HiHiをデビューさせなかった事務所、先見の明がなさすぎる。特に高橋優斗を失ったことは事務所にとって大損害だよ」
「ほんとうに事務所のデビューシステムが意味不明。デビューをもったいぶっている間にジュニアの中心人物が辞めて、これ誰に得があるの」
「あの高橋優斗に、まだデビュー前なのに『アイドル人生は最高だった』なんて言わせちゃったの悔しいよ」

 旧ジャニーズ時代も含め、最近は2020年にSnow ManとSixTONES、2021年になにわ男子、2022年にTravis Japan、今年5月にAぇ! groupとほぼ毎年のように新たなデビュー組が誕生しており、順当にいけばHiHi Jetsは同じジュニアの人気ユニット「美 少年」と並んで最有力となるはずだった。

 しかし、STARTO社は旧ジャニーズから体制が変わったばかりで、当面は直近のデビュー組であるAぇ! groupの売り出しに注力するとの見方が強い。結果として「HiHi Jetsと美 少年のデビューはまた先延ばしになるのでは」といわれており、高橋が「長すぎる下積み」に消耗しきってしまったことで、退所を決めたのではと推察する意見もあるようだ。

 ジュニアの中軸だった高橋の退所は、デビューシステムを考え直すきっかけになる可能性もある。高橋が退所後にどのような道を歩むのかも含め、今後に注目だ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2024/09/20 15:00
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