自民党総裁選、小泉進次郎候補は「資質に著しい問題」滝川クリステルも三下り半?
#週刊誌スクープ大賞
滝クリの“聖域”
さて最後は総裁選について。
「話すほど支持が落ちてく進次郎」
総裁選が始まった当初、メディアは挙って小泉進次郎が本命、次期総理は決まりと報じた。
だが、このひと言で、彼の正体が露わになり、少しはものを考えるメディアが、こいつは危ないと思い始めた。その理由を東京新聞のTOKYOWeb(9月14日 06時00分)から引用してみよう。
「小泉氏は立候補表明会見で『労働市場改革の本丸、解雇規制を見直す。人員整理が認められにくい状況を変える』と主張。首相就任後、来年の国会に法案を提出すると公約した。13日には『解雇の自由化』は否定したものの『前向きな労働市場をつくっていかなければいけない』と述べた。
緩和は01年から純一郎氏が推進した政策。『企業がリストラ、構造改革をやめたら生き残れない時代だ』と訴え、03年に閣議決定した『規制改革推進3か年計画』に解雇基準の法律での明示や金銭解決による解雇の検討を明記。『使用者は法律により制限されている場合を除き、労働者を解雇することができる』と盛り込んだ労働基準法改正案を国会提出した。
しかし、当時の民主党など野党が強く反発し、与党からも慎重論が続出。最終的に法案の修正に追い込まれ、条文案は削除された」
オヤジができなかった「悪法」を、子どもが継いでやるというのである。冗談は顔だけにしろ!
その上、総理になったらすぐ解散するという発言で、他の候補からも異論が噴出。テレビや街頭に出て話せば話すほど、底の浅さが透けて見え、悲しいほど器ではないということを、自分で立証しているのである。
新潮によれば、小泉進次郎には東京・港区にある「アンティル」というPR会社が付いているそうだし、公設第一秘書には三菱商事にいてマーケティングをしていた干場香名子がいるそうだが、PRの限界であろう。いくら有能なPRマンを揃えても、素材が悪くては光を放たないのだ。
小泉進次郎と仕事をしたことがある政府関係者は新潮でこう語っている。
「政治家として本当に必要な資質とは、複雑な問題を総合的に判断し、的確に判断を下していく能力です。彼はそういうことは丸っきりできない方。政治家として不可欠な資質に著しく問題を抱えている、と私は確信しています」
かつて、総裁候補で、ここまでいわれた人間がいただろうか。単なる貶しているのではなく、資質に問題が多いにありというのだ。
さらにこの人物はこういっている。
「こちらが一生懸命説明しても、何も理解してもらえない、という感覚があるのです。他の議員の先生方とは明らかに様子が異なっていた。理解してもらっている感触、反応が得られないのです。理解することに関心がないのか、とさえ思ったこともあります」
ここまでいわれるというのは、よほどの何か、欠落したものがあると思うしかない。
こうした人間をリーダーにすれば、国民のいうことなどに耳を傾けない専制君主を頂くことになる。
各メディアの世論調査では、じりじり小泉進次郎の支持率が落ちてきているが、それは、思っていた以上に「器ではない」という国民の率直な声であろう。
文春では、小泉進次郎の妻の滝川クリステルの「男関係」を追いかけているが、今は2児の母。それで浮気をしていたら、夫の小泉進次郎と共に奈落に堕ちるが、賢い彼女だから、今そんなことが判明するようなバカなことをするとは思えない。
だが、小泉進次郎が出馬するとすぐに、滝川クリステルの所属事務所が、
「今回の総裁選に対し、滝川が関与することはございません」
というメッセージを発した。
これを、夫を突き放したとみる向きもあるようだが、それはどうだろう? 滝川という女性、夫が総理になれば、自分はファーストレディになれる。スポットライトのあたることの好きな彼女が、それを望まないはずはないのではないか。
だが、それができなかったとき、彼女は夫を未練なく捨て去るかもしれない。もしかすると、それが恐くて進次郎は必死なのではないか。そんな気もしてくる。
政治アナリストの伊藤惇夫がいうように、
「現在、自民党を覆っているのは、裏金問題を批判する世の中の声です。したがって、何とか見栄えのする表紙に切り替えて、国民の目を逸らせようとしている。どの表紙が見栄えが良いのか、そこだけに注力すべく党全体が動いています」
候補者全員が、裏金問題をどうするのか、疑惑の議員たちをどう処分するのかについては一切触れない。
腐りきった自民党を変えるという覚悟を持った候補は誰一人いない。だがこれだけはいえる。見場がよくても頭の中は伽藍洞の人間だけは、総裁・総理にしてはいけない。
(文中敬称略)
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