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週刊誌スクープ大賞

自民党総裁選、小泉進次郎候補は「資質に著しい問題」滝川クリステルも三下り半?

小泉進次郎(写真/Getty Imagesより)

今週の注目記事・1「滝クリの“聖域”」(『週刊文春』9/19日号)「小泉進次郎 颯爽たる出馬会見の全舞台裏」(『週刊新潮』9/19日号)
同・2「悠仁さま用入試は学力試験なし!」(『週刊文春』9/19日号)
同・3「カナダ企業のセブン-イレブン買収計画」(『週刊新潮』9/19日号)
同・4「孤独な暴君・齋藤元彦知事が最後に手にするカネ」(『週刊新潮』9/19日号)
同・5「NHK“休日朝の女神”に新恋人! タワマンほかほか3時間自宅デートキャッチ」(『FLASH』9/24・10/1日号)
同・6「『光る君へ』俳優&トップ声優 DV離婚騒ぎで警察出動!」(『週刊文春』9/19日号)
同・7「ベラルーシ『日本人拘束』スパイの親玉と言われた社長が激白」(『週刊新潮』9/19日号)
同・8「東出昌大独占直撃120分」(『週刊文春』9/19日号)
同・9「朝ドラ『虎に翼』〈最高視聴率18%超〉は打ち上げも大盛り上がり!」(『FRIDAY』9/27・10/4日号)

 今週は現代とポストがお休み。このところやや精彩を欠く文春だが、タイミングが悪く、締め切りに入らないテーマも多い。

 9月12日(木曜日)に始まった「紀州のドンファン殺害」の裁判もその一つ。

 被告の須藤早貴(28)の意志の強さに、検察側も手の打ちようがないという“諦め”のようなものがあるような気がする。

 これについては次号の週刊誌が特集をやってくるだろう。

 ところで、私は60年以上の由緒正しいサユリストである。

 1973年に15歳も上のTBSプロデューサーだった岡田太郎と結婚した時は、あまりの悲しさに“紅涙”を絞ったものであった。

 なんであんな年寄りと? 渡哲也との結婚を親から反対されたため、当てつけの偽装結婚ではないか? 勝手な難癖をつけて寝床で一人静かに泣き明かしたものだった。

 たしか週刊朝日だと思ったが、作家の遠藤周作の対談に小百合が出て、遠藤が、歯槽膿漏の夫の歯ブラシを、あなたは使えますかという意地悪な質問に、「はい、できます」と答えたのはショックだった。

 これも私がそう記憶しているのだが,渥美清の映画『寅さん』に小百合は2度出ているが、それがちょうど結婚前と結婚後であったと思う。

 特に結婚後の作品は、その前にはなかった若妻の色気のようなものが感じられ、サユリストたちはガックリして劇場を後にしたものだった。

 多くのサユリストたちの“恨み”を一身に向けられた夫、岡田も大変ではなかったか。

 その岡田が亡くなった。享年94。長生きであった。

SponichiAnnex(9月14日 04:30) はこう伝えた。

「家族葬を済ませての発表となった。吉永の両親の反対を押し切って1973年に結婚して以来、50年以上にわたって仲睦まじく夫婦生活を送った。直筆の文書で『大往生だと思います』と吉永は夫を思いやった。後日お別れの会を予定している。
献身的な看病も実らず、最愛の夫が天国に旅立った。喪主を務めた吉永によると、昨年12月に胆のうがんと診断され、化学療法の治療を続けていた。岡田さんは回復を目指して常に前向きだったが、転移もあり、症状が悪化。最期について『傍(そば)に寄り添って看取(みと)ることが出来ました』と記した。
 吉永との出会いは1964年、映画「愛と死をみつめて」の公開直後に制作されたドキュメンタリーだった。同番組のプロデューサーを急きょ任されたのが岡田さんで、当時19歳だった吉永の欧州旅行に約1カ月間同行した。
結婚はそれから9年後の73年。2人を接近させたのは、働き詰めによるストレスで声が出なくなった吉永を岡田さんが支えたのがきっかけ。吉永の方がぞっこんだった。離婚歴があり、15歳年上の岡田さんとの交際に、吉永の両親は猛反対したが、それを押し切ってのゴールイン。73年6月28日に婚姻届を提出し、8月3日に挙式。岡田さんのフジテレビの同期で歌手畠山みどり(85)の夫、千秋与四夫さんの自宅を借り、奈良岡朋子さんの立ち会いの下で愛を誓った。その後は東京・新宿の京王プラザホテルでの披露宴と流れたが、吉永の両親はついに姿を見せなかった。
逆境から始まった新婚生活だが、岡田さんが90歳を過ぎてからも、夫婦そろって旅行やゴルフを楽しんだり、クラシックコンサートに出掛けたりと、周りの人々がうらやむほどのおしどりぶりで知られた」

 だが、おしどり夫婦にしては、夫君はメディアに顔を出すことはほとんどなかった。

 サユリがメディアで結婚生活について饒舌に語ることもなかった。子どももできなかった。

 女優としては未だに第一線だが、それを維持するためには「幸せな結婚生活」は邪魔だったのではないか。

 何人かの男たちとの“噂”も流れた。だが、それに溺れることはなかったのだろう。映画史に残る女優を造ることが夫が自分に課した使命だったのかもしれない。

 もうすぐ80歳を迎える吉永小百合が、どんな演技を見せてくれるのか。次の作品が楽しみである。

 さて、今週も順位なし。

 最初は、好調のNHKの朝ドラ『虎に翼』だが、打ち上げも大盛り上がりだったとFRIDAYが伝えている。

「カンパーイ!」

 話題の朝ドラ『虎に翼』は8月31日にクランクアップ。その1週間後――200人近い関係者が集まった白金のレストランで、主演の伊藤沙莉(さいり)(30)が乾杯の音頭を取っていた。

 座長として約1年間にわたる撮影を完走した伊藤はこの日、“同窓”のハ・ヨンス(33)や桜井ユキ(37)らと歓談したり、“恩師”の小林薫(73)からのビデオメッセージやプロデューサーの挨拶に号泣したりと、大盛り上がり。打ち上げは5時間にも及んだと、FRIDAYが報じている。

『虎に翼』は、日本初の女性弁護士・三淵嘉子の半生を描いているが、当初、朝ドラ向きではないのではないかと見る向きもあったが、伊藤の聡明でチャーミングなヒロインが、男社会の法曹界で自分の信念を貫いていく姿に、今という時代が付いていったのである。

 9月10日時点で最高平均世帯視聴率は第100回が18.9%にもなった。

 多くのわき役スターも生み出した。中でも寅子の女学校時代の友人で、後に義姉となる花絵を演じた森田美智は、かつてNetflixの『全裸監督』で演じた伝説のワキ毛AV女優という強烈なインパクトを残したが、全く異なるタイプを演じて、茶の間の人気者になった。

 今や朝ドラは、国民的ドラマといっていいのかもしれない。次々に話題になるドラマを生み出し、それを継続するのは大変な努力と、優秀なスタッフがいなければできないことであろう。

 まずは『虎に翼』大成功を寿ぎたいと思う。

 さて、東出昌大(36)という男は多面的なものを持っている俳優なのだろう。

 年下女優の唐田えりかとの不倫が文春で報じられ、妻の杏から三下り半を突き付けられた。

 モテモテの色男が、妻に捨てられたダメ男になってしまったのだ。だがそこから動き出す。

 拠点を関東近郊の山に移し、猟師生活を始めたときは、いつまで続くかと懐疑的だったが、今や、俳優と山での生活を両立させ、今夏は、元女優の松本花林(25)と結婚することを公表した。

 だが、まだ同居はせず、別々に暮らしているという。

 人生いろいろあったが、それで鍛えられたのであろう。

 文春記者からの、今回再婚を決めるのあたって、相応の覚悟が必要だったのではという質問に、

「あらゆることが複合的にあって以前の報道があったし、その上で今の人間関係がある。この自分の胸中っていうのは、いくら言葉を尽くしても、語れないと思います。でも今、素直にまた子育てをしたいと思っている、こういう僕に立ち返らせてくれたのは、お相手の花林ちゃんの存在はもちろん、スキャンダル後、居場所をなくした僕に手を差し伸べてくれた、この地域の人々に与えられた勇気や恩恵が大きいと思っています」

 試練が人間をつくる。東出は杏との別れを通じて、人の世の厳しさを知ったが、第二の人生ともいうべき狩猟生活で、多くのことを学んだようだ。

 これからが楽しみな俳優である。

 ところで、ベラルーシといっても我々にはピンとくる国ではない。ロシアとウクライナに隣接するロシアベッタリの国という程度の知識ではないか。1994年からルカシェンコ政権が居座り、「欧州最後の独裁国家」といわれているそうである。

 その国のゴメリ大学で日本語講師を務めていた中西雅敏がスパイ容疑で逮捕されたと聞いても、そんなバカなと思うのだが……。

 ベラルーシは本気である。国営放送が「トウキョウから来たサムライの失敗」と題した特別番組を放送したと新潮が報じている。

 だがその中で、中西の上官で、情報提供していたとされる人物は、民間企業の社長で、

「私は会社としても個人としても、ベラルーシが言うような諜報機関との付き合いはありませんし、まったく関係ありません」といっているのだ。

 中西は、この社長の別れた奥さんの兄なので、面識はあるそうだが、今では年に1,2回、LINEでやり取りするだけだという。

 中西は、ベラルーシに住み始めて、ウクライナ国境に近い空港や鉄道の駅、橋といったインフラなどの写真を9000枚以上も撮影し、LINEを通じて日本へ送っていたそうだ。

 実は、これが一番危ないのだ。特に軍事独裁国家は、空港、鉄道などの写真を撮られることを極端に嫌う。

 こうしたインフラが戦争になれば「攻撃目標」となるからだ。このところ、中国でも日本人が拘束されるケースが増えているが、こうした国を旅行する場合、空港や鉄道、港などの写真を撮っていると、警備員が寄ってきて、時にはカメラごと没収されることがある。

 最悪の場合は、逮捕、有罪判決が出ることさえあるのだ。

 こうした国を旅するということは、日本の中を旅するのとはわけが違う。私がちょくちょく行っていた中国も今は、スパイ活動には神経を尖らせている。それは、今では軍事大国になって、機密保持がこれまで以上に厳しくなっているからであろう。

 ベラルーシの中西を早急に解放してもらうために、日本政府はもっと積極的に働きかける必要がある。

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