トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 広末涼子の美談風トークに視聴者は違和感

広末涼子、復帰は「子どもが後押し」“美談風トーク”に視聴者は違和感

広末涼子

 女優の広末涼子が、16日放送のフジテレビ系情報番組『ノンストップ!』にVTR出演。芸能活動の再開について「子どもたちが背中を押してくれた」と明かしたが、活動休止の原因になったW不倫騒動のことは語らず、視聴者からは「しれっと復帰」に違和感を抱く声が続出している。

 番組では広末について、14歳でデビューしてから芸能界の第一線で常に活躍してきた一方、昨年、妻子ある身だった鳥羽周作シェフとのW不倫騒動が発覚したことで芸能活動を休止し、当時の夫と離婚したことも紹介。今年事務所から独立した上で、活動を再開したことを説明した。

 インタビュー形式で進んだトークでは、広末が芸能活動30年を超えた心境として、「30年ですか…恐ろしいですね。アッという間だったのかな」と回答。続けて「若いときは学生生活とお仕事、大人になってからは家事育児と仕事とか、目まぐるしく、常に時間に追われているイメージだったので、そういう意味でも時間の流れを早く感じたのかもしれないですね」と振り返った。

 騒動後、芸能活動を続けるかどうかは子どもたちとの「家族会議」で決めたといい、広末は「私のお仕事を子どもたちがどう思っているかとか、どうしてほしいかみたいな家族会議をしたきっかけがあったりして、それはすごく新鮮でしたね」と回想した。

 家族会議の内容については「うちの子どもたちは、生まれた時から私が当たり前のようにテレビに出ていたので、子どもたちなりの視点だったり、考えだったり、応援の言葉があった」と明かし、「独立に対して背中を押してもらえたなというのは、自分の中でも大きかったと思います」と子どもたちに感謝。子どもたちの後押しが独立と活動再開の決定打になったことを告白した。

 仕事のオファーをすべて自身でジャッジするといった独立後の苦労を語るなど赤裸々な発言が飛び出した一方、不倫騒動やその後の離婚について直接的に触れる場面はなかった。

 これに対して、視聴者からは以下のような厳しい声が多く飛び交った。

「そりゃあ仕事はしなきゃならないだろうから芸能界復帰に家族が反対なんてしないだろうけど、子どもの話を利用してしれっと何事もなかったように復帰するのはやめてほしいわ」
「あんな騒動を起こしておいて、子どもの話ができるメンタルがすごい」
「子どもと話し合って芸能界復帰を決めたとか美談ぽく言ってるけど、そもそも不倫して離婚して家族をバラバラにしたのは自分だよね?」

 「他人の家庭のことをとやかく言う必要はない」「何も間違いを犯さない人なんていないのに寄ってたかって叩きすぎ」などと同情を示す声もあるが、批判的な意見が大勢を占めている状況だ。

 かなり風当たりは厳しいが、同じフジテレビ系の情報番組『めざまし8』が同じく不倫問題を起こした東出昌大の密着企画を放送し、非難の声が多く飛び交ったものの、その反響もあって東出への出演オファーが増加したり、YouTubeチャンネルの人気が上昇したことがあった。同じように今回の放送が広末の復活を後押しすることになるのか、今後に注目だ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2024/09/17 14:30
ページ上部へ戻る

配給映画