キスマイ・二階堂高嗣も……相次ぐ体調不良で問われるSTARTOのスケジュール管理能力
#Kis-My-Ft2
15日、Kis-My-Ft2(以下、キスマイ)の二階堂高嗣が体調不良のため、一時活動を休止することが分かった。同日、STARTO ENTERTAINMENTの公式サイトなどで発表されている。
「弊社専属契約タレント二階堂高嗣は、体調不良により、病院で受診をしたところ、医師より治療に専念すべきとの指導をいただきましたので、当分の間、活動を休止することといたしました。ファンの皆様、関係各所の皆様には大変なご心配とご迷惑をおかけする事となり、心よりお詫び申し上げます」
キスマイは今年6月に京セラドーム大阪で2公演、7月に東京ドームで3公演、9月にバンテリンドームナゴヤで2公演の3大ドームツアー「Synopsis」を開催していたが、ステージ演出も担ってきた二階堂は、千秋楽公演を欠席していた。
昨年、ジャニーズ事務所・ジャニー喜多川氏の性加害問題の表面化を受けて発足したSTARTOによる新体制だが、今年に入って体調を崩す所属タレントが続出している。
8月にはドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系)で主演を務めているSnow Man・目黒蓮が体調を崩し、活動を休止していたことが事後報告される事態が発生。ドラマ収録の1週分に穴を空け、フジテレビ側が急遽「特別編」を放送したことがあった。
同じSnow Manではラウールが『それSnow ManにやらせてくださいSP』(TBS系)内の企画でダンス世界大会への出場を目指していたが、腰のケガのために出場を辞退している。
6月にはA.B.C-Zの橋本良亮が、やはり体調不良で活動休止を発表。出演予定だった舞台『SLEUTH/スルース』を同グループの戸塚祥太に譲ったこともあった。
橋本は事務所の公式ホームページで「日々の生活の中で襲ってくる目眩や、激しい動悸や気分の落ち込みなど、今の自身の身体ではいいパフォーマンスが出来ないと思いこの様な決断をとることにしました。」とのコメントを発表し、ファンを心配させている。
そのほか、5月にはKing&Princeの永瀬廉が右耳の負傷により活動休止。7月にはSUPER EIGHTの安田章大も右手中指の治療を理由に活動休止に入っている。ジュニアでも、1月には少年忍者の内村颯太が休養に専念するため、AmBitiousの河下楽も体調不良を理由に活動を休止している。
ここまで多くの所属タレントが一斉に活動を休止するのは、極めて異例の事態。それだけに、STARTO社のスケジュール管理体制には、多くのファンから疑問の声が噴出しているようだ。
働き方改革によって労働環境が大きく改善されたとされる芸能界だが、タレントのスケジュール管理はあくまで事務所の責任。新会社への移行でタレント自身もストレスを抱えていることは容易に想像できる。
STARTO社には、今一度タレントファーストの意識を求めたいところだ。
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