新しい地図、日テレ音楽番組でSMAP時代の映像解禁!「黒塗り」フジテレビとの違い際立つ
#SMAP #日本テレビ #フジテレビ #新しい地図
「新しい地図」の香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎の3人が、14日に放送される日本テレビ系音楽番組『with MUSIC』2時間スペシャルに出演する。3人での音楽番組パフォーマンスは初めてで期待を集めているが、貴重な「SMAP時代の番組映像」が解禁されることが分かり、多くのファンを歓喜させている。
同番組では、稲垣のソロ曲「SEASONS」、香取と草なぎのユニット「SingTuyo」の新曲「眩しい未来」をメドレーで披露し、さらに「新しい地図」として2018年にリリースしたパラスポーツ応援チャリティーソング「雨あがりのステップ」を日本テレビで初歌唱する。
3人は2017年に旧ジャニーズ旧事務所を退所してからも音楽活動をしていたが、実に7年越しで「3人そろっての音楽番組出演」を果たすことになる。それだけでもファンにとっては感慨深いが、さらに注目度を高める発表があった。
局から発表された当日の放送内容として「稲郎・草なぎ・香取150人のファンの前でトーク&豪華3曲!『フードファイト』『透明人間』『特命リサーチ200X』『天声慎吾』…伝説のドラマ&超貴重映像を解禁」と予告され、3人がSMAP時代に出演した番組映像が解禁されるようなのだ。
これまでも音楽番組で過去のランキングなどを振り返る際にSMAPの映像が使われることはあったが、今回映像が解禁される番組は、草なぎが2000年に主演したドラマ『フードファイト』、香取が1996年に主演したドラマ『透明人間』や冠バラエティだった『香取慎吾の特上!天声慎吾』、稲垣がレギュラー出演したドラマ仕立ての情報バラエティ『特命リサーチ200X』と、長らく「封印状態」にあったものが目立つ。
これに対して、ネット上のファンからは「すごい!SMAP時代の映像が解禁になるんだ!」「他局も追随してくれるといいなー」「退所したくらいで過去映像が封印されてた今までが異常だったのかも。これが当たり前になりますように!」といった喜びの声が相次いでいる。
さらに、この日テレの「英断」とフジテレビの対応を比較する意見も続出している。
6月に人気ドラマ『古畑任三郎』シリーズの再放送で、冒頭で主人公の古畑任三郎が歴代犯人たちの写真をバックにオープニングトークを展開するという場面があったのだが、なぜか『古畑任三郎 VS SMAP』で犯人役を演じたSMAPの中居正広、木村拓哉、稲垣、草なぎ、香取の5人の写真が「黒塗り」にされ、見えないように処理されていた。
ファンから「ひどすぎる」などと批判が起きた一方、第2シリーズ第4話「赤か、青か」で単独で犯人役を演じた木村の写真は黒塗りにされておらず、さまざまな憶測を呼んだ。
フジテレビ側は「事務所からの要望ではありません」として、忖度などによる「自主規制」だったことを示唆。さらに批判を受けた影響なのか、「TVerでは加工せずに配信することになりました」と発表した。
この件に関しては、中居が今月8日放送のフジテレビ系トーク番組『だれかtoなかい』で言及。『古畑任三郎』の脚本を手がけた三谷幸喜氏との会話で「黒塗りの件」について切り出し、三谷氏が「僕は謝らないですよ、僕は」と発言すると、中居は「僕だって謝らないですよ。俺、関係ないじゃないですか!(黒塗り)された方だよ!」と返して笑いを誘った。この発言からみても、少なくともメンバーからの要求で「黒塗り」になったわけではないことがうかがえる。
こうした経緯があったことから、ネット上では「日テレの素晴らしい判断で、フジテレビの異常さが際立つ」「フジテレビは宝の持ち腐れ」「フジは山ほどSMAPのお宝映像を持っているはずなのに、日テレに先越されるって…」などと、フジテレビへの批判的な意見が相次いだ。
また、8月に草なぎがMCを務めたフジテレビ系特番『大相撲部屋対抗!大食い&歌うまバトル』で、他局でありながら日テレの『フードファイト』の映像が流れた。この時に「自局のスマスマとかの映像は封印で、他局のドラマは流せるという怪奇現象」といった声が上がっていたことも、今回のフジへの厳しい反応につながったといえそうだ。
このままSMAP時代の映像解禁が他局にも広がっていくのか、各局の判断が気になるところだ。
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