トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > STARTO(旧ジャニーズ)  > 木村拓哉に音楽番組からオファーがない理由

「新しい地図」はOKでも木村拓哉には音楽番組からオファーがない切実な理由

「新しい地図」はOKでも木村拓哉には音楽番組からオファーがない切実な理由の画像1
木村拓哉(Getty Imagesより)

「新しい地図」として活動している元SMAPの稲垣吾郎と草なぎ剛、香取慎吾の3人が、9月14日に放送される日本テレビ系音楽番組『with MUSIC』の2時間スペシャルに出演することが明らかになった。

 17年9月に旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)を退所した「新しい地図」の面々だが、3人揃って音楽番組でパフォーマンスするのは今回が初めて。番組では、稲垣のソロ楽曲「SEASONS」と草なぎと香取による音楽ユニットSingTuyoの新曲「眩しい未来」のスペシャルメドレー、さらにはパラスポーツ応援チャリティーソングに起用された「雨あがりのステップ」を披露するという。

 加えて、同日の番組には旧ジャニーズ事務所所属のSUPER EIGHT(元関ジャニ∞)とWEST.(元ジャニーズWEST)、さらにはKing&Princeを脱退した平野紫耀と神宮寺勇太、岸優太により結成されたNumber_iも出演するということで、早くもネット上ではざわついている。

 芸能ジャーナリストの平田昇二氏はこう語る。

「『新しい地図』の3人が民放キー局の音楽番組に出演するだけでもひとつのニュースなわけですが、それにプラスして『新しい地図』と旧ジャニーズ勢、そして滝沢秀明さん率いるTOBE勢の3派が民放の番組で一堂に会するわけですからね。“ジャニーズ帝国”の全盛期の昭和や平成であればあり得ないことで、時代の流れを感じますよね。それぞれのパフォーマンスはもちろん、3派がスタジオでのトークでどう絡むのかも見物です」

 そうした中、一人蚊帳の外なのが元SMAPのメンバーの木村拓哉である。

 木村は自身3枚目となるソロアルバム『SEE YOU THERE』を8月にリリース。

 それを引っ提げて9月末からツアーを行うが、「新しい地図」とは対称的に音楽番組でその姿を見る機会はない。

「ソロアルバムのリリースやツアーを控えるタイミングといえば、音楽番組でPRする絶好の機会なわけですが、まったくお声が掛からない。キムタクといえば、23年10月1日に放送されたTOKYO FMの『木村拓哉 FLOW supported by Spotify』でゲストの上戸彩とトークした際、音楽番組が苦手であることを告白。実際、16年末のSMAPの解散後に出演した音楽番組といえば、22年7月放送の『LOVE LOVE あいしてる』(フジテレビ系)の特番くらいです。ただ、出演が少ないのはそれだけが理由ではありません。実は各局の歌番組のスタッフが若返り、キムタクと仕事をしたことがある世代が現場から減っていて、どう扱っていいのかわからずに腰が引けてしまっているんです。まあ、それでも全盛期のような人気があれば局の“上”の命令で出演オファーを出したりもするんでしょうけどね。キムタク本人は、決して威張っているわけでも悪い人でもないので、やや気の毒な状況ではありますけど(芸能記者)

 くしくも、木村と93年放送のフジテレビ系“月9”ドラマ『あすなろ白書』で共演した筒井道隆が8月末に同局の情報番組『ぽかぽか』に出演した際、久しぶりに仕事で再会した木村が現場で大御所のように扱われていることを嘆き、「あれ、よくないですよ。寂しいと思いますよ」とその胸中を代弁して話題となったばかりだが……。

 果たして、木村が音楽番組に登場する日は来るのだろうか。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2024/09/12 09:00
ページ上部へ戻る

配給映画