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悠仁さま「トンボ論文」訂正の余波……東大入学への影響は?

「人知れず悠仁さまの『トンボ論文』が8カ所も訂正されていた」

 今週の最後は、秋篠宮家の長男・悠仁さんが専門家たちと共同執筆した「トンボ論文」にミスが発覚して、8カ所も訂正が密に行われていたと報じた新潮の記事。

 デイリー新潮(09月04日)から引用させてもらう。

「9月6日にお誕生日を迎えられ、晴れて成年となられる悠仁さま。筑波大学附属高校での3年目の秋、いよいよ本格的な“受験モード”へと突入されることになる。悠仁さまの進学先について、さる皇室ジャーナリストは『とりわけ紀子さまが強く望まれているのが東大です。目下、悠仁さまは「学校推薦型選抜」を用いて農学部を受験されるとみられています』と言うが、その受験に向けてある“異変”が起きていた。
農学部の募集要項などによれば、受験生に対して『研究成果あるいは論文』『活動実績等の資料』『各種コンテスト参加者はその成績』のうち、少なくとも一つの提出が求められている。宮内庁担当記者が説明する。
『悠仁さまは8月25日から京都で開かれた「第27回国際昆虫学会議」で、「皇居のトンボ相」についての研究発表をポスター形式でなさいました。この論文は国立科学博物館(以下・科博)の清(きよし)拓哉研究主幹、そして元「農業・食品産業技術総合研究機構」の研究員で、現在は宮内庁職員として秋篠宮家をお支えしている飯島健氏らとの共著となっています』

“昆虫学者のオリンピック”と称される大舞台で、堂々の学会デビューを果たされた悠仁さま。これに先立ち昨秋には、幼少期からの「トンボ愛」の集大成ともいえる25ページにわたる論文を、清・飯島両氏とともに発表されていた。

 あらためておさらいしておくと、

『悠仁さまは2012年から10年にわたり、お住まいのある赤坂御用地内のトンボをつぶさに観察なさってきました。22年春に悠仁さまと面会した清氏はその知識量に驚愕(きょうがく)し、論文にまとめることを勧めたといいます。そして稲の専門家で、宮邸では悠仁さまの“家庭教師”でもある飯島氏も加わり、「赤坂御用地のトンボ相─多様な環境と人の手による維持管理─」という論文を執筆。昨年11月22日には科博の刊行する「研究報告A類(動物学)」に掲載されたのです』(前出ジャーナリスト)

 論文によれば絶滅危惧種を含む8科38種のトンボが確認されたといい、それぞれに考察が加えられている。悠仁さまは研究への貢献度により、筆頭著者となられたという。論文発表に国際学会と、東大農学部の求める『要件』を十分に満たし、受験対策は盤石であるようにうかがえる」(デイリー新潮)はずだったが、そこに“不測の事態”が起きていたというのである。

「この『赤坂御用地のトンボ相』論文で、先ごろ訂正が加えられたのです」と先のジャーナリストはいうのである。

「科博のHPによれば、この論文に『正誤表 Errata』が付けられたのが8月22日。その内訳は、観察された『オスのオツネントンボ』とあるものが実際はメスだったり、観察地点である池の写真キャプションが誤っていたり、さらには『シオカラトンボ』の学名のスペルミスなど、初歩的なミスもあわせて計8カ所に及んでいたのだった。国内のトンボ研究者約400人からなる『日本トンボ学会』のさる関係者は、
『論文発表後に正誤表が付けられること自体は、決してないことではありません』
と言うものの、一方で別の研究者は、
『一つ一つは「うっかりミス」ではあるものの、訂正が8 カ所とは驚きました。これは筆頭著者だけでなく、共著者も含めた全員の責任だといえます。また、査読がなされたのだとすればチェックが甘かったと言わざるを得ません』
こんな感想を漏らし、さらに前出のジャーナリストは、こう指摘するのだった。
『著者が誤りを見つけ、確認するまでにはまとまった時間を要したのでしょうが、正誤表が出された日はちょうど京都での昆虫学会議が開催される3日前。これに“影響”が出ないよう、すべり込みで訂正がなされた格好です』
 共著者である飯島氏に『訂正』の経緯について聞くと、
『私の一存ではお答えできません』
 そう繰り返しながらも、訂正のタイミングに関して特段の意図はなかったと説明。一方で科博はこう回答した。
『編集のための会議の日程調整や作業などにより(訂正まで)数カ月の時間を要しました』(広報・運営戦略課)

 ともあれ、こうしてミスも取り除かれた論文は、悠仁さまの受験において無上の威力を発揮するに違いない」

 東大への推薦入学は間違いないと太鼓判を押すのだが、本当にそうか?

 文春では、有識者たちが、悠仁さんについて語っているが、教育評論家の尾木直樹は、「大切なのは学歴より“学習歴”」だといっている。母親に何から何までお膳立てしてもらって東大に入っても、それでどうなるのか。自立心は養えるのか。

 東大なんか蹴って、学習院大学に入ったらいい。そこから英国の大学に留学して、世界を学び、帰ってきてもまだ20代半ば。伸び伸びいこうじゃないか、悠仁さん。(文中敬称略)

【巻末付録】

 まずは現代から。

「桜井日奈子 ベトナムの光」「南みゆか 夏も終わるから」

 ポストから。

「キャンパスが沸騰した80~90年代の熱狂が蘇る『学園祭の女王』」

 袋とじ「清楚美女、初ヘアヌード解禁! 乃坂ひより はじらいの坂道」。袋とじ「大人気女優の光る肌 天宮花南 神様、もう少しだけ見せて」

「藤渡小百合 リングサイドに恋して」「百瀬心美 女子大生、晩夏の大冒険」

 ポストは立派だ! 毎週ここまで作り込めるのは、グラビア班の勇気と情熱があるからだろう。

元木昌彦(編集者)

「週刊現代」「FRIDAY」の編集長を歴任した"伝説の編集者"。

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もときまさひこ

最終更新:2024/09/13 21:27
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