悠仁さま「トンボ論文」訂正の余波……東大入学への影響は?
「発がん性リスク物質を含むハム・ソーセージ・ベーコン123商品実名リスト」
お次はポスト。
ハム・ソーセージ・ベーコンは体に悪いというのは、昔からいわれてきたことである。
因果なことに私はこのどれもが好きである。それもなるべく安いものがいい。高級などとつくと、何やらステーキみたいでおいしくない気がするのである。
ポストは、WHO(世界保健機関)傘下の国際がん研究機関(IARC)が警鐘を鳴らしていると報じている。
「加工肉は15年に発がん性リスク分類の最上位にあたるグループ1に指定され、『十分な証拠に基づいている』、『偶然や偏り、混同などで説明されることは考えにくい』と結論付けられました」(ボストン在住の大西睦子医師)
IARCの報告では、毎日50グラムの加工肉を食べると、大腸がんのリスクが18%上昇するという。これは、市販のソーセージ2,3本、ハム3.4枚で達する数字だという。
正真正銘、体に悪いようだが、体に悪いものってうまいんだよね。
大手のハムやソーセージ、ベーコンメーカーの実名商品が載っているが、私の好きなものばかりである。困ったが、今更どうにもならない。
せめて孫たちには、もっといいハムやソーセージを食べさせたいとは思うのだが。カネがかかるからな~。
さて、ここでサンデー毎日の細川護熙元総理の話でも聞いてみようか。
31年前、1992年に日本新党を創設し、参議院選では4議席だったが、翌年の衆院選で35議席を取り、自民党一党体制に飽きた有権者から支持され、連立政権をつくり、総理になった人だ。
裏には小沢一郎という豪腕策士がいたからできたことだが、時代が大きく変わったと感じさせる出来事だった。だが、その後、突然総理の椅子をほっぽり投げてしまい、政権は瓦解した。
細川の殿様も86か。あれは私が週刊現代の編集長時代だったな。
「今『日本の衰退』が言われているが、その原因を端的に言えば、『変われない日本』にあると思っている。どの国でもそうだが、一国が変わる最大のきっかけ、原動力は政権交代にある。私たちは『変われない日本を変える』政治の土台作りを30年前にきちんと済ませている。政権交代可能な選挙制度をこの手に持っている」
現在の小選挙区制は、細川政権時代にできたものだから、変えろとはいわないのだろうが、この制度も見直しが迫られている。
誰が総理になれば、ブレアやスターマーが出てきた英国のように変われるのかという質問には、
「野田(佳彦元首相)さんかなと思っている。彼は勉強もしているし、人柄もいい。肝もある。自民党から小泉(進次郎元環境相)さんが出てくるならば、それを打ち負かすのはやはり野田さんでしょう。小泉さんとは対照的に経験があるし保守票も取れる。小泉さんはもう少し先がいい」
野田か? 先祖返りするようで、私は頷けないが、小泉進次郎となら論戦で負けるわけはないし、今の泉代表よりはなんぼかいい。
ところで、読者諸兄は天気予報士の天気予報に腹を立てていないか? 朝から夜中まで、顔は変われど同じことを繰り返し、しかもそれが当たらない。
競馬の予想屋の方がなんぼか当たる。気象予報士の資格というのは結構難しいといわれるが、気象庁のいうがままになぞるだけでは、あんなに人数がいる必要はない。
気象庁の人間を出して喋らせれば、それで足りるはずだ。
私が怒り心頭なのは、あれほど予報が当たらないのに、謝った奴がいないことだ。
前の日の夜に、空を見上げれば誰でも大体わかるのに、予報が大外れすることがままある。
朝から晩まで、同じ天気予報を聞かされている身にもなってくれよ。どうしてこの国の民は、天気予報がこれほど好きなのだろう。
新潮も怒っている。台風10号の進路が大外れしたことについてだ。たしかに、死者7名、負傷者129名という被害を出したほどの大型だったが、8月31日に、東海道新幹線を終日運休にし、空の便も多くが運休したが、気象庁の判断ミスではなかったのかと問う。
当初、台風10号は、紀伊半島に上陸し、東海や関東も暴風圏に入ると連日、朝から晩まで大騒ぎした。
だが、進路は大きく西に逸れて、九州に上陸し、その後熱帯低気圧に変わってしまった。
私は東京に住んでいるが、雨は多少降ったが、風はほとんど感じなかった。
「台風情報はNHK、民放全局が気象庁のデータを使うことになっていますから、国民全員が間違った情報を見せられたことになります」(気象庁担当記者)
天気相談所の担当者は、間違ったことを今更説明するが、後から解説されても仕方ない。
その上、台風の進路をあらゆるデータをスパコンで計算しているが、
「出来ないこともある。例えば移動中の台風の真下(太平洋海上)からラジオゾンデを上げることです。気象衛星はあくまで外側から観測するものであって、台風の渦の中から得る情報には勝てません」
莫大なカネを注ぎ込んでもこの程度なのである。8月8日に気象庁は「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表した。だが、明日の天気予報もおぼつかないのに、地震がいつ起こるかなど今の気象庁の力で分かるはずはない。
いたずらに恐怖を与えたのではないかという批判が巻き起こった。
人間誰しも間違える。それはいい。間違ったら、どうして間違ったのかを丁寧に説明し、謝ることが常識ではないか。
私は、気象庁が予報を間違えて謝ったのを見たことがない。
こんな役所いらないとまではいわないが、災害大国ニッポンなのだから、もっと力を入れて正確な情報を国民に知らせて欲しいものだ。
大本が間違えるのだから、それを口移しに喋っているだけにしか見えない気象予報士も、あんなにたくさんいる必要はないはずである。それこそAIに喋らせたらいい。
政権交代したら、「こんなものいらない」と捨てられるかもしれないぞ。
ところで、世に不倫の種は尽きないが、今回は日経の30代の女性記者と妻子持ちのやはり30代の朝日新聞記者のケースである。
それも、新潮によれば、女性の方がしつこく「会いたい」などとSNSなどでメッセージを送ったことで、男側が訴え、ストーカー規制法違反で女性が逮捕されたというのである。
不倫はお互いの責任だから、自分たちで解決すべきだが、そうではなく司直の手を借りる、しかも朝日新聞という大新聞の記者だというので話題である。
女性は花澤葵(33)という。写真で見る限り、記者にしてはなかなかの美形の様である。彼女はフェリス女学院を出て毎日新聞へ入社している。支局時代の働きが評価されて、東京政治部まで上がってきたという。
だが、新潮によれば、当時から男関係のトラブルが絶えなかったそうだ。日経に転職したのは昨年の夏らしいが、2020年の春から2人が「総理番」を担当するようになって、道ならぬ恋へと深みに入って行ったようだ。
彼女は、仕事はかなりのやり手だが、男性関係はユルく、惚れてしまったらとことんまで行くタイプのようだ。
だが、それにしても、不倫関係にありながら、男の気が離れていったのであろう、トラブルの末、女性だけが逮捕され、男の方は、政治部から外されただけというのは、新潮でなくても納得がいかない。
逮捕されたから、彼女の方は実名を晒され、男の方は匿名に逃げ込む。男らしくないとはいうまい。男とはそんなもんだ。朝日新聞に対して、「俺にはカミさんも子供もいるんだ」などと泣きついたのか。
喧嘩両成敗ではないか。この程度の記者を抱えている朝日新聞は、内から崩壊していくのではないかと思わざるを得ない。
さて、篠田麻里子(38)という“お騒がせ女優”がまた何かしたのかと、文春を読んでみた。
2022年末に勃発した泥沼離婚騒動で、篠田が夫から問い詰められ、号泣しながら、「だって寂しかったんだもん」などの音声がネット上に流出、大きな話題になった。
元AKB48の「神7」といわれた篠田もこれまでかと思われたが、どっこい女はしぶとい。
その後、昨年3月に離婚が成立したということを連名で明かし、晴れて独身に戻った篠田は、自分の不倫疑惑もネタにしながら、活動しているという。
そんな篠田に新しい男ができたというのである。
子どもを伴って、山梨県の八ヶ岳の高級リゾートホテルへ到着した篠田と子供の横には、一人の男性が寄り添っていたという。
男は株式会社ナレッジワークスのCEOである麻野耕司(44)というらしい。交際期間はまだ1年に満たないらしいが、篠田のマンションに入り浸りだという。麻野は10年以上前に離婚しているというから、不倫ではない。
だが気の多い篠田が、一人の男で満足できるのか? またあの騒動のような“人生喜劇”を繰り返すのか。楽しみではある。
お次は斎藤元彦兵庫県知事のお話。
文春は、斎藤を告発したX(その後自殺)がその中に書いていた、「神崎郡市川町からは、特産品のゴルフのアイアンセット(約20万円)が贈呈されている」というのは事実だったとする文書を入手したと報じている。
それは秘書課の副課長が、若者・Z世代応援等調整担当理事(当時)に報告したものだという。
「令和4年10月14日(金)市川町・神河町への地域視察で、市川市は国産アイアンヘッドの発祥の地。60余年の歴史を誇るクラブメーカー「共栄ゴルフ工業」を視察。このゴルフクラブを知事室で展示することに決まり、後日、金物一式と完成品のアイアンクラブ(市場では約10~15万円)が送付されてきた。斎藤が視察先から贈答品を受け取っていたことは事実だったことが証明されたというのである。
つまり、Xの内部告発は一部が事実であることが調査できた時点で、これが根も葉もない誹謗中傷文書ではなく、公益通報として対処すべきだったというのである。
だが、文春も虚しさを抱えていることだろう。何を書いても、責任を追及しても、私の対応に間違いはなかったと能面のような顔で答えるだけなのだから。
おねだりについては、斎藤はこういっているのだ。
「斎藤氏は職員と分け合った場合、『なぜ(秘書課など)特定の課の職員のみ食べられるのかという問題がある』と不公平感について言及。知事就任後、秘書課職員から『届けた方の厚意で、社交辞令の範囲内だから食べていい』と言われたといい、自身がすべて消費する方針を秘書課に伝え『ルールというか、明確化した』と述べた」(産経新聞のネット版〈9/6 18:46〉)
職員に配れば、誰が食べた、誰が貰ったと不公平になる。だから私が自分で全てをいただき、食べられるものは食べるのだというのである。
詭弁といわれればそうだが、妙に納得する論理ではある。
私は、斎藤知事批判が巻き起こった当初、とんでもないパワハラ、部下イジメ、たかり体質に、公益通報者保護法を蔑ろにする人間だと思っていた。
だが、テレビの前で、議会で、少しも動ぜず平然と疑惑を否定する斎藤知事を見ていて、メディアの方がおかしいのではないかと思い始めたのである。
斎藤のすべてが正しいというのではない。だが、まるで人工ロボットのように眉一つ、顔色も変えずに答える斎藤は「信念の人」ではないか、こういう人間こそ、これからの時代のリーダーに相応しいのではないのかという思いを抱くようになってきたのである。
というのは真っ赤な嘘だが、世のほとんどの人が、地元民が、メディアが辞めるべきだと思っているのに、ここまで平然としていられるというのは、私が知る限りいなかったと思う。
四面楚歌というのはこのことをいうのであろう。斎藤は自民党と日本維新の会の推薦を受けて初めて知事選に立候補して、初当選した。
その自民党も、グズグズしていたが維新も、不信任案を提出して、吉村洋文大阪府知事までが説得に乗り出したが、頑として辞任を拒否した。
不信任を出そうが、百条委員会で黒の判定が出ても、斎藤は辞めないだろう。
日本中が、なぜここまで来ても辞めないのだろうと、不思議に思っているのだが、彼を辞めさせる方策は尽きたのではないか。
9月の定例議会で不信任決議案が出され、今の情勢なら可決されるだろう。だが、そうなれば斎藤は議会を解散して信を問うのではないか。
誰が対抗馬として出てくるかにもよるが、斎藤の再選はほぼないだろう。だが、自分の信念を通し、議会にもメディアにも屈しなかった斎藤は、薄笑いを浮かべ、退職金を手に去っていくのではないか。
彼の名は、最後まで何ものにも屈しなかった知事として、永遠に語り継がれるかもしれない。悪名は無名に勝るのだ。
意外に、捨てる神あれば拾う神ありで、ああいう芯の通った肝の座った人間にきてもらいたいと三顧の礼で迎える企業や組織が出てくるかもしれない。
だって、パワハラやイジメはどこにでもある。それが斎藤の場合、極端だっただけなのかもしれない。
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