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日本で活躍したあのキューバ選手、38歳にして「大谷翔平超え」の成績にデーブが仰天

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アルフレド・デスパイネ(写真/Getty Imagesより)

 9月4日にYouTubeチャンネル『デーブ大久保チャンネル』が最新動画を投稿。「第一話 月収100ドル!?キューバの野球事情をデスパに直撃!!」のタイトルで、ロッテ、ソフトバンクで活躍したキューバの主砲・アルフレド・デスパイネとのトークの模様が配信された。

「8月25日に更新した自身のインスタグラムで休暇中に来日したことを報告していたデスパイネですが、今回の動画では日本球団で通訳を務めていた友人の青木レオナルド氏と共に登場。青木氏の会社がデーブ氏のマネジメントをしている縁で急きょ、誘われたようです。デスパイネは日本球界に昨年まで10年間在籍。通算878試合に出場し、3479打席で789安打、184本塁打を記録、ソフトバンク時代の2017年には本塁打王と打点王を獲得しています。なんと38歳となる今もキューバ国内リーグでプレーする現役選手で、本人いわく、今季の打撃成績は打率3割超え、75試合でホームラン21本の成績を上げているそう。ドジャースの大谷翔平は今季75試合時点でホームラン20本でしたから、これにはデーブ氏も『大谷超え!』と仰天していました」(YouTubeライター)

 その後、デーブ氏とデスパイネは試合中に揉め事を起こしたことや、焼き肉店で偶然会ってハグをしたことなど、思い出話に花を咲かせたが、視聴者が驚いたのがキューバ国内での選手たちの収入状況だった。

「デスパイネによると、キューバ国内でのプロ野球選手は公務員と同じような形だと言い、月収はトップ選手でもわずか100ドル程度とのこと。キューバの野球選手の母国での扱いは、これまでもたびたび報じられており、中にはイカダに乗ってアメリカに亡命し、中日で成功を掴んだダヤン・ビシエドや、2013年に4人乗りの小舟に乗って2日半かけてハイチに亡命、その後中日や巨人で活躍したアレックス・ゲレーロの例もあります。そのゲレーロは、2017年の『中日スポーツ』にて、野球選手になる過程には家族が政府に忠誠を誓ったり、秘密警察に監視されていたことを赤裸々に明かしたこともあり、次回配信ではそのあたりも深掘りされそう。デスパイネは亡命したわけではありませんが、キューバの選手は給料の8割を国に取られるとも言われていますから、ソフトバンク時代の年俸4億円も、手取りで見ればかなり少なかったのでは」(スポーツライター)

 大谷は昨年12月にドジャースと10年7億ドル(約1057億円)の契約を結んだが、月100ドルで同じ成績を残しているデスパイネは母国で「コスパイイネ」と言われていそうだ。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2024/09/07 14:00
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