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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > あのちゃん「フワちゃんの二の舞」指摘に異論続出

あのちゃん「キモすぎ」発言で“フワちゃんの二の舞”危惧も…異論続出のワケ

※イメージ画像:GettyImagesより

 歌手でタレントの「あの」ちゃんが、SNSで一般ユーザーからの「ハグしてあげたい」という言葉に対して「キモすぎ」などと返答。一部メディアが「“暴言”とも受け取れる」として、フワちゃんの二の舞になるのではと指摘した。しかし、ネット上では「あのちゃんとフワちゃんの発言は根本的に違う」「あのちゃんはフワちゃんと違って常識があるタイプだと思う」などと異論が噴出しているようだ。

 発端となったのは、先日放送された日本テレビ系のチャリテイー特番『24時間テレビ』の一コマ。「バスケ4人同時シュートチャレンジ」という企画で、4人のうちあのちゃんだけがシュートを外してしまい、いとうあさこに抱きつく場面があった。

 放送後、あのちゃんがX(旧Twitter)で「気づいたらあさこさんのとこまで行って本能的に安心しようとしてたらずっと凄いよ大丈夫だよって言ってくれてた」と振り返ると、数十万件の「いいね」が集まる大反響となったが、これに対して男性とみられる一般ユーザーから「俺もハグしてあげたい」というコメントが寄せられた。

 これに反応したあのちゃんは「他人からのハグしてあげたいとかキモすぎ させて下さいならわかるけどあげたいってなめてんの?お前らは指一本も触れられません」と強烈パンチ。Instagramのストーリーズでも「これ系の男たまにどっからきた?って感じで湧く時あるんだけどマジでお門違いだから弁えてケロ!ハグしてあげたい?相手はされたくないと思ってます!きも」と嫌悪感をあらわにした。

 これについて、一部メディアが「あのちゃんも、フワちゃんに通じる部分があります」と分析する識者のコメントを掲載。ユーザーとやり取りする中で思わずカッとなってしまい、暴言とも受け取られる失言をしてしまえば「フワちゃんの二の舞」となり、芸能界から退場させられる恐れがあると指摘した。

 フワちゃんといえば、8月にXでピン芸人・やす子のポストを引用する形で「お前は偉くないので、死んでくださーい 予選敗退でーす」という不適切な投稿をしたことで大炎上し、その影響でCMやレギュラー番組を降板。芸能活動を自粛することになり、レギュラー出演していた9月7日放送のフジテレビ系特番『有吉の夏休み2024』でも公式サイトの出演者一覧から名前が削除された上で、出演シーンがカットされることが局側から発表された。

 あのちゃんは過去にもアンチなどに対して「知らねーよ黙れ」「誰だてめぇ」などと攻撃的な投稿をたびたびしており、フワちゃんと同じ道をたどりかねないと危惧されているようだ。

 しかし、これに対してネット上では以下のような異論が多く噴出している。

「フワちゃんの不適切発言と今回のあのちゃんの発言はまったく質が違うでしょ」
「知らない男から『ハグしてあげたい』と上から目線で言われて怒らないわけがなく、『キモすぎ』というのは当たり前の反応でまったく暴言じゃない」
「なにも悪くないやす子に『死んでくださーい』と暴言かましたフワちゃんと、セクハラ的言動に反撃したあのちゃんを一緒くたにするのはおかしい」
「あのちゃんは常識もありそうだから、フワちゃんと違って一線を越えることはないと思う」

 今回のメディアだけでなく、あのちゃんとフワちゃんはなにかと比較されがちだが、そもそも「共通点は『ちゃん』呼びというだけで、キャラはまったくの別物」「フワちゃんは遅刻癖があるなどふだんも破天荒だが、あのちゃんの素顔はまじめで礼儀正しいタイプ」という指摘もある。

 あのちゃんの場合は、SNS上の“暴言”も「キャラの範疇」という印象があり、そういった投稿は大半がアンチなどからの失礼な言葉に対するリアクションなので、誰かを一方的に傷つけるようなこともない。

 注目を集める過激な発言をたくさんしているのに炎上しそうで炎上しない。そういう意味では、現代に最も適応したタレントといえるかもしれない。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2024/09/06 17:00
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