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週刊誌スクープ大賞

「女子アナ問題」の小泉進次郎、「経済オンチ」の石破茂……”大量出馬”総裁選の行方

自民総裁選11人の精密検査

 今週の最後の記事は、やはり総裁選についてである。まだ締め切りには間があるが、先ほども紹介したように、小泉進次郎が勝つという前提で物事が運んでいるようだ。

 そんなバカなと、私は思う。他にも立派な人がとはいえないが、だからといって小泉進次郎が最適なわけがない。

 小泉進次郎については文春が、彼は憲法改正、それも九条二項を改正すべきだと文藝春秋(2019年9月号)で発言しているが、

「具体的にどう変えるかという主張が全く出てこない。九条の建付けをきちんと理解しているかすら疑問です」(自民党関係者)

 財政では積極財政を打ち出しているようだが、

「小泉氏には定見がないように感じます。木原氏(木原誠二前官房副長官=筆者注)や村井氏(村井英樹官房副長官=筆者注)といった財務省出身者は財政規律派。そのなかでどこまで積極財政に持っていけるか。どっちつかずで進めると岸田政権と同じ道を辿ることになる」(上武大学田中秀臣教授)

 ここでも小泉進次郎の恋愛話が出てくる。当時NHKで夜のニュースを読んでいた女子アナが、彼との関係に悩んでいたという。

「小泉氏からのアプローチを受け親密な関係になりましたが、いくら逢瀬を重ねても彼女になれないと嘆いていた。関係が切れるとAアナはショックを受け、その後、海外に転出。以降、アナウンス室では『進次郎には気をつけるように』とのお触れが出た。総裁選が佳境に入れば、他局も含めて『女子アナ包囲網』が敷かれ、暴露合戦が始まるでしょう」(NHK局員)

 小泉進次郎といえば、女子アナを含めた女性問題か、妻の滝川クリステルの尻に敷かれているという話ばかり。

 こういう人間が総理候補ナンバー1というのは、笑止千万だ。

 文春によれば、石破茂は経済オンチだそうだ。

 企業経営者でつくる「日本取締役協会」というのがあるそうだ。変な会だね、「取りしまられ役会」というほうがぴったりくるがね。

 そこで石破が呼ばれ話をしたそうだ。それが、経済オンチ丸出しだったというのである。

 彼はキャンディーズが好きだが、最近はサザンが好き。だが、チケットがセカンダリー(転売)で、どんどん値上がりしている。それは「今の日本株が上がったり下がったりするのに一喜一憂しているのもそれと同じでね……」と話を継いだというのだ。

 私も石破に負けない経済オンチだが、この論理は全く理解できない。誰かその場にいた人間が、「それはどいうことなのか説明してくれ」といわなかったのか?

 石破は文春に対して、それは、「株が上がっても経済と直結しないということをいいたかったのだ」と説明している。わかったようなわからない話だ。

 石破は読書家である。他の議員たちとのつまらない付き合いがないから、時間はたっぷりある。だが、読書で得た知識と、現実に起きていることとは直結しないことはままある。

 それをわかりやすく有権者に説明するのが政治家の責務でもある。政治家は独りよがりになってはダメだ。

 もし、万が一総理になれば、独断専行で人のいうことなどに耳を傾けないのではないか。そんな心配が彼には付き纏っている。

 河野太郎は脱原発論者だったのに、原発推進派に“転向”したとはよくいわれる。それに、12月の初めになくなるという健康保険証問題についても何も語っていない。いいっぱなしのボンボン。それが河野太郎という人間の正体であろう。

 文春は、河野家の息のかかった企業からの献金がやたら多いと報じている。例えばコネクタなどの製造会社「日本端子」(平塚市)からは200万、400万と寄付があるが、

「同社の初代社長は一郎氏で、現在は河野氏の弟・二郎氏が社長を務める一族企業です。本社ビルは地元事務所に隣接し、いずれの土地も洋平氏が所有。河野氏自身も、二一年の資産公開で日本端子の株式四千株を所有していると公表しています」(事務所関係者)

 ほかにも「恵比寿興業」「麻布台ビル」などを所有する河野家だから、河野太郎もカネに困ったことなどないのだろう。うらやましい!

 小林鷹之は普通のサラリーマン家庭の出身ではなく、父親は企業の役員などを務め、それなりに裕福な家だったというが、まあ、許容範囲だろう。

 小林の取り巻きの議員たちに、不倫女性議員や甘利明のような金銭授受問題で辞任した者など、あまりいい人物はいないというが、これも、小林自身の罪ではないだろう。

 高市早苗は結婚していた亭主である山本拓前衆院議員と一度離婚し、山本が落選すると極秘裏に再婚していたという“美談”はあるが、今回、減点する理由はないと思う。

 というわけで、立候補者は10人近くなると思われる前代未聞の総裁選だが、今のところ小泉進次郎がややリードしているようだ。だが、討論会などで「進次郎構文」を連発して、有権者から「こりゃダメだ」と思われれば、いくらコップの中の嵐でも、排除されるのは当然であろう。

 私の予想は、◎は石破茂、〇は高市早苗、▲小泉進次郎、△小林鷹之。本音でいえば、どの候補にもなってほしくはないのだがね。(文中敬称略)

【巻末付録】

 現代から。

「大久保桜子 その素肌が物憂げだから」「菜那セシル 海辺の宝石」

 お次はポスト。

「密着ルポ 日本のトップ女優が乱れまくった『台湾アダルトフェス』」

 袋とじ「冷やしおっぱいはじめました 七嶋舞」。袋とじ「二階堂麗 麗しの白桃乳」

「ボインバンバンボン! 白川愛梨+西本ヒカル」「堀みなみ 満ち潮Hカップ」
「冷やしおっぱい」っていいね。こんな胸に抱かれて眠りたい!

元木昌彦(編集者)

「週刊現代」「FRIDAY」の編集長を歴任した"伝説の編集者"。

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もときまさひこ

最終更新:2024/09/04 10:00
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