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圧倒的1位は、やっぱり……TVerで見られる「独立局バラエティ」お気に入りランキング

写真AC

 2015年に始まったテレビ番組のインターネット配信サービス「TVer」。その普及は、視聴者の視聴習慣を大きく変えることになった。今や多くの視聴者にとってテレビ番組は決まった時間を待ち構えるものではなく、放送後に番組を選び、好きな時間に視聴するものになりつつある。

 こうした視聴の自由度に加えて、TVerが与えた恩恵のひとつに、ローカル番組をどこでも視聴できるという環境がある。これまで地域在住者のみが見られた独立局の番組も多数配信されているのだ。

 今回は、そんな独立局のバラエティ番組に限った「お気に入り」数をランキング形式で紹介したい。

■5位『鶴瓶ちゃんとサワコちゃん~昭和の大先輩とおかしな2人~』(BS12トゥエルビ)2.1万人

 第5位は、昨年10月から放送されている『鶴瓶ちゃんとサワコちゃん~昭和の大先輩とおかしな2人~』。笑福亭鶴瓶と阿川佐和子という芸能界の“大御所”が、彼らを「つるべちゃん」「さわこちゃん」と呼ぶ各界の先輩を招くトーク番組。過去には岩下志麻や小林旭、由紀さおりといった驚くようなビッグネームが名を連ねており、MC2人の人脈の広さを感じさせる番組だ。

■4位『ぐるり東京 江戸散歩』(TOKYO MX)2.5万人

 第4位は在京独立局TOKYO MXの『ぐるり東京 江戸散歩』。22年4月から、土曜日午前11時30分~12時の枠で放送されている。「お散歩娘」の元乃木坂46・坂口珠美と「歴史案内人」堀口茉純が毎回ゲストを迎えた東京近郊の街ブラ番組。いたって真面目な番組ながら、坂口珠美の天然ぶりがところどころ発動するのが見どころだ。

■3位『ダイアンのガチで!ごめんやす』(群馬テレビ)3.3万人

 第3位は上京後のダイアンが「なぜか群馬で冠番組あんねん」としばしばネタにしていた『ダイアンのガチで!ごめんやす』。視聴者から「ダイアンに会いたい人・会わせたい人」を募り、ダイアンが実際に会いに行くロケ番組だ。放送開始は22年4月。最近では、一般人の滝行を見守ったり、レゲエダンスを踊ったりと、気を抜いているのにいろいろやらされるダイアンが見どころか。

■2位『白黒アンジャッシュ』(チバテレ)5.4万人

 第2位は04年スタート、20周年を迎える千葉テレビの『白黒アンジャッシュ』。放送回数は1,000回を超え、まさにアンジャッシュというコンビのキャリアそのものといっていい番組だ。20年の渡部建のスキャンダルの際にも見捨てることなく復帰を待ち続け、渡部の復帰1発目の仕事となった。プロダクション人力舎の後輩がゲストに呼ばれることが数多くあるが、「とにかく遠い」と不評のようだ。

■1位『いろはに千鳥』(テレビ埼玉)33.2万人

 第1位は33.2万人とケタ違いの「お気に入り」数を誇る『いろはに千鳥』。14年スタートで、千鳥にとって東京での初の冠番組となった。千鳥が超売れっ子となった現在でも1日7~8本のロケを2人に強いることでも知られている。TVer上でも「ローカル制作番組として再生数1位」を獲得しており、22年・23年に「TVerアワード特別賞」を受賞している。

 * * *

 視聴者にとってはもちろん、TVerの普及によって制作者側にも全国で見られる機会が増えたことになる。かつて『水曜どうでしょう』(HTB)や『ゴリパラ見聞録』(テレビ西日本)がローカルから全国に羽ばたいたように、TVer発の伝説的ローカル番組が今後生まれるかもしれない。

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最終更新:2024/08/24 16:00
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