夏ドラマ視聴率、テレ朝&日テレ「全滅」状態か…『科捜研の女』5%台でシリーズ歴代最低
#ドラマ #視聴率 #科捜研の女
TBS系日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』の好調が話題になる中、テレビ朝日系と日本テレビ系の作品の視聴率不振が目立ち、“全滅状態”ともいえそうだ。
今期の日テレは、GP帯で『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』『マル秘の密子さん』『降り積もれ孤独な死よ』と3作品の夏ドラマを放送。
福原遥主演『マル秘の密子さん』は最新回(第4話)で平均世帯視聴率3.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)および個人2.0%、成田凌主演の『降り積もれ孤独な死よ』は最新回(第6話)で世帯4.4%および個人2.4%まで落ち込んでいる。
そんな日テレにとって頼みの綱なのが、実力派俳優・小芝風花が主演を務める『GO HOME』。昨年大ヒットした『VIVANT』(TBS系)の共同脚本家の1人で、2026年のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の脚本も手掛ける大御所・八津弘幸氏がメインで担当するオリジナルドラマとあって、放送前からヒットしそうな空気が漂っていた。
だが、初回こそ世帯8.4%、個人4.7%と健闘したものの、その後は右肩下がり。最新回である8月3日放送の第4話は、一部放送時間がパリ五輪中継と裏被りしてしまった影響もあって、世帯4.6%、個人2.4%、コア視聴率1.1%と惨敗してしまった。
テレ朝『科捜研の女』はシリーズ歴代最低視聴率
また、日テレほどではないものの、明らかに想定外の不振に陥っているのがテレ朝だ。
放送中の『科捜研の女 season24』は、7月31日放送の第5話で前シーズンで最低となった8.3%(第6話および7話)を大きく下回る世帯5.5%、個人2.8%を記録。裏番組のパリ五輪中継の影響もありそうだが、1999年から続く同シリーズにおいて、世帯6%を下回ったのは初となる。
さらに、木曜ドラマ枠で放送中の松下奈緒主演『スカイキャッスル』も、初回こそ世帯8.5%、個人4.8%でヒットを期待させたが、パリ五輪中継と裏被りしていなかった第2話で世帯5.3%、個人3.0%にダウン。
加えて、飯沼愛主演『南くんが恋人!?』も、10代女性の利用者が多いTVerで好調な一方で、今月13日放送の第4話が世帯2.8%、個人1.5%まで下落してしまった。
ヒットが期待された『GO HOME』や『スカイキャッスル』の視聴率が急落し、苦戦を強いられている日テレとテレ朝の夏ドラマ。今後、回復はあるだろうか。
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