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広末涼子、25年ぶりライブの「強気なチケット代」が話題…ファンクラブ会費に続き波紋

広末涼子

 女優の広末涼子が7日、約25年ぶりに音楽ライブを開催すると発表した。公演時間約1時間で価格は「全席指定1万2800円」となっており、ネット上では「25年もライブやってなかったのにチケット価格が強気すぎる」「再起の糸口が他にないからライブするように見える」などと厳しい声が飛び交い、現在も逆風にさらされている状況が浮き彫りになった。

 広末の公式サイトによると、約25年ぶりとなるライブは12月9日、19日、20日の3日間にわたり東京・丸の内のライブレストラン「COTTON CLUB」で開催。チケット価格は全席指定で1万2800円(税込)となっている。

 サイトでは「自身の楽曲やカヴァーも含め、過ぎ去った『あの頃』と『現在』を共有する約1時間。音楽を通じて、タイムレスな魅力に溢れる一夜をぜひ堪能して欲しい」とされ、広末は「音楽を通して自分に表現できること。音を介して、喜びや感謝を伝えることができたなら。これまでも、これからも、ありがとうの気持ちを届けたい。このライブで、この全てが実現できることを目指して、夢見て挑みたいと思います」などとコメントしている。

 1990年代、広末は歌手としても「MajiでKoiする5秒前」「大スキ!」「summer sunset」「ジーンズ」などのヒットを連発。近年は歌手活動を封印していたためライブ開催はファンにとって大きなプレゼントとなるが、手放しで歓迎されるムードではなく、ネット上では以下のようなコメントが散見される。

「好きな人は買うんだろうけど、正直1時間のライブで1万2800円って高すぎでは」
「今まで歌でずっと勝負してきた人なら分かるが、再起の糸口が他になかったから歌に再び行き着いたという感じがしてしまう」
「キャバ的にプロの歌手なら1万2800円は妥当だろうけど、25年もライブしてなかった人だと考えるとチケ代が強気すぎる」
「今のイメージで『MajiでKoiする5秒前』や『大スキ!』を歌われても複雑……」

 ネット上ではチケット代に苦言を呈する声が目立っているが、千代田区観光協会のサイトによると、ライブ会場の「COTTON CLUB」の座席数は180席。3日間で全5公演ということも踏まえると、1万2800円は「高すぎる」というほどではない。ただ、同所で開催されたSPEEDの島袋寛子やEvery Little Thingの持田香織のライブはテーブル席が8000~9000円前後、ボックスシート席が1万~1万1000円前後という価格設定で、「少し高め」というのは事実のようだ。

 歌をずっとやってきた島袋や持田とは異なり、広末は約25年もライブから離れていた。なおかつ、昨年6月に発覚した鳥羽周作シェフとのダブル不倫とその後の泥沼の離婚劇によってイメージが大きく下がっているという背景があり、それが「チケット代が高すぎる」という声につながってしまったのかもしれない。

 広末は7月に開設したファンクラブについても、年間プラン1万584円という会費に対して「高すぎ」「強気すぎる」といった声が続出。芸能人のファンクラブ年会費は5000円前後に設定されていることが多く、相場の倍以上の価格が物議を醸していた。

 実力で「チケットが高すぎる」「今さらなぜコンサートなのか」といった批判を跳ね返すことができるのか、約25年ぶりにライブで披露される歌声に注目が集まりそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2024/08/08 18:00
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