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YOSHIKI、話し合い求めるもToshlが「拒絶」か…X JAPAN再始動を阻む確執の深刻度

X JAPAN(Getty Imagesより)

 X JAPANのYOSHIKIが、確執が伝えられているメンバーのToshlにSNS上で話し合いを呼びかけた。バンドの再始動に期待が集まったが、ToshlがYOSHIKIの呼びかけを「拒絶」した可能性が高まり、不仲説の深刻度が浮き彫りになっている。

 YOSHIKIは6日、自身のX(旧Twitter)で「@Toshlofficial 話し合いしない?」と投稿。一般のユーザーにも見える形でToshl(龍玄とし)の公式アカウントにメンションしており、話し合いを「公開オファー」した格好だ。

 YOSHIKIは7月20日付のInstagramに、X JAPANのロゴ画像に未発表音源を添えて「World Tour?」と意味深にコメントしており、なんらかの動きがあるのではと話題を呼んだ。

 これを受けて、ファンからは「Xの復活につながりそう!」「YOSHIKIさんの想いがToshlさんに届くように祈ってます!」「話し合い実現してほしい」などと期待の声が続出。その一方で「ファンを煽って強制的に応じるように仕向けるやり方はどうかと思う」といった批判もあったが、いずれにしても両者の話し合いが実現するかどうかに注目が集まった。

 しかし、現在のところToshlの反応はなく結果は芳しくなかったようだ。さらに、YOSHIKIの話し合い公開オファーの投稿は「@Toshlofficial」の部分が青く表示され、Toshlのアカウントにリンクされる形になっていたが、これがほどなく通常の文と同じ黒文字に変わり、リンクされなくなった。

 Xの仕様では、相手のアカウントからブロックされた時や、相手が会話から退出した時にこのような状態になる。ネット上では「ToshlがついにYOSHIKIをブロックした」と一部ファンが騒然となったが、過去にYOSHIKIがToshlにメンションした投稿はアカウント名の部分が青字でリンクもそのままになっているため、Toshlは今回の会話から退出しただけだとみられているようだ。

 ブロックという最悪の事態ではなかったものの、Toshlが会話から退出することで「話し合いはできない」という拒絶の意思を示した可能性がありそうだ。

 X JAPANは2018年のライブを最後に活動休止状態になり、それ以来、YOSHIKIとToshlは公の場で顔を合わせたことがない。かねてから両者の間では金銭トラブルなどが伝えられていたが、YOSHIKIが2018年にアニメ『進撃の巨人 Season3』のオープニングテーマとしてHYDEとのコラボ曲「Red Swan」を「X JAPAN feat.HYDE」名義でリリースしようとしたことが確執の決定打になったといわれている。

 同曲にはToshl以外のX JAPANメンバーが全員参加し、まるで「Toshlをのけ者にして、代わりにHYDEをボーカルにした」といった印象もあり、これにToshlが配信番組で「正直な気持ちを言えば、残念」と思いを告白。YOSHIKIは「Toshlに声をかけたが、なかなか返事をもらえず、その間にHYDEと会って快諾してくれたから」と釈明し、名義を「YOSHIKI feat.HYDE」に変更したが、一度深まった溝は埋まらなかったようだ。

 昨年11月には、55歳の若さで急逝したX JAPANのベーシスト・HEATHさんをしのぶお別れ会が開かれ、YOSHIKIらが集まったが、そこにもToshlの姿はなかった。また、昨年末のNHK『紅白歌合戦』にYOSHIKIが出演し、Toshl不在の中でX JAPANのヒット曲「Rusty Nail」をHYDEらが歌唱したことも、YOSHIKIとToshlの不仲説が改めて広がる要因となった。

 これまでの不仲説は噂レベルのものだったが、ToshlがSNSで拒絶の意思を示したとなれば、いよいよ確執の深刻度が明確になったといえそうで、ファンが期待するX JAPANの再始動は極めて難しい状況にあると言わざるを得ないようだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2024/08/07 17:00
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