日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 広瀬めぐみ報道こそ週刊誌の真骨頂!
週刊誌スクープ大賞

広瀬めぐみ参院議員の「赤ベンツ不倫」「公金詐取疑惑」新潮報道こそ週刊誌の真骨頂!

「『菅義偉軍団頼み』進次郎(43)『後見人は口利き男』小林鷹之(49)」

 同じことは、最近、「コバホーク」などともてはやされ、ポスト岸田の有力候補のように持ち上げられている小林鷹之前経済安保相(49)にもいえる。

 開成高校から東大法学部、旧大蔵省に入省後、ハーバード大ケネディ行政大学院に留学。2012年に衆院選で千葉2区から出馬し、当選したというピカピカの経歴ではあるが、政治家になってからの実績に何があるのかというと、すぐに思い浮かぶ人はいないだろう。

 同じことは、人気だけは根強くある小泉進次郎元環境相(43)にもいえる。何の実績もないが、小泉純一郎元総理の息子というだけがウリである。

 だが、小泉純一郎が総理時代、竹中平蔵と組んで何をやったのか? 非正規社員を無尽蔵に増やし、竹中は人材派遣会社の「パソナ」に天下ったではないか。

 小泉がやったのは「ワンフレーズポリティクス」だけである。国民に丁寧な説明もしないで、「派閥をぶっ壊す」「郵政民営化に反対する奴は許さない」などというだけで、実質何もやらなかった。

 まあ、その後の安倍晋三が酷すぎたから目立たないが、私は小泉を暗愚の宰相だと思っている。

 その息子が総理候補? 自民党の人材難ここに極まれりである。

 7月19日、赤坂の料亭「津やま」に森喜朗や中川秀直、小泉純一郎、“政界芸人”田原総一朗らが集まったと文春が報じている。

 そこで小泉進次郎をポスト岸田で押そうというと、父親の純一郎は、「まだ若い。50まで待て」というのではなく、反対しなかったというのである。

 だが、森喜朗がしゃしゃり出てくれば、いかに自民党がふにゃけた党であろうとも、反発する議員は多くいるはずである。

 私は、こういう情報が流れること自体が、進次郎潰しだと思う。

 秋の総裁選でのキーパーソンは、菅義偉と麻生太郎だそうだ。菅は石破茂と小泉進次郎の両にらみ。

 麻生は石破絶対ノーだから、河野太郎か、もしかすると上川陽子外務大臣という奇手を使うかもしれないといわれる。

 何しろ、

「9月に予定される自民党の総裁選挙で、岸田総理の交代を望む声が70%にのぼることが最新のJNNの世論調査でわかりました。
岸田内閣を支持できるという人は、先月の調査から4.1ポイント上昇し、31.0%でした。
一方、支持できないという人は、5.1ポイント下落し、66.4%でした。支持率が3割台に回復したのは去年の10月以来、10か月ぶりです」(TBSNEWSDIG 8/5(月) 5:57配信)

というていたらく。

 なぜ、何もしないのに4.1ポイントも支持率が上昇したのかは不思議だが、7割が岸田辞めろといっているのだから、岸田再選の目はまったくない。

 いっそのこと、麻生太郎にもう一度総理をやらせて、自民党を二度と立ち上がれないようにボロボロにしてみたらどうだろう。

 大事なのは目先を変えることではない。非常時といっていい今の日本を立て直すのは無理でも、少しでもいい方向へ舵取りができる人間を総理に選ぶべきこというまでもない。

 だが、その人材が払底しているのだ。日本という国がここまでダメになった理由を、総理候補たち一人一人に聞いてみたらどうか。

 何にも答えられないだろうな。

 さて、今日(8月5日)の東京株式市場で日経平均株価は続落している。

「一時、前週末の終値より2500円超下落し、3万3000円台をつけた。取引中に3万4000円を割り込むのは今年1月以来、約7カ月ぶり。前週末の米国株式市場で、主要な株価指数が大幅に下落した流れを引き継いだ。米国の景気が減速するとの懸念が急速に広がり、日本市場にも波及している」(朝日新聞Digital8月5日 10時42分更新)

 また、午前の東京外国為替市場では一時、約7カ月ぶりに1ドル=144円台をつけたそうだ。

 まさにブラックマンデーである。

 株の玄人ならまだ慌てはしないが、政府から大事なお金を増やしましょうと囃し立てられ、「新NISA」をなけなしのカネをぶち込んで買った素人たちは、どうしたらいいのか右往左往していることだろう。

 株価下落は、アメリカの景気減速によるものだから、当分、この流れは変わることはないのではないか。

 アメリカが風邪をひけば日本はくしゃみをするといわれた頃があったが、今は、アメリカが風邪をひいたら、日本は肺炎でご臨終になる。

 新潮で経済アナリストの森永卓郎はこういっている。

「これはまだ調整途上。購買力平価をみても、本来の均衡為替レートは1ドル90~110円です。110円に修正されていくのだとすれば、NISAで運用している米国資産を中心とした投資信託の価値も大きく下がる。オルカン(三菱UFJアセットマネジメントが運用する「eMAXIS Slim 全世界株式〈オール・カントリー〉」のこと=筆者注)といえど、3割の円高が来ればひとたまりもないでしょう」

 経済ジャーナリストの荻原博子がこうアドバイスしている。

「新NISAで投資するのであれば、借金のある人はまず返済し、土台を安定させた上で年収1年分の貯金をキャッシュで持つことです。先行き不透明な時代で自身がリストラされても、失業保険と合わせれば2年くらいは家族を養っていけます。その間に経済が変わるかもしれません」

 所詮株は博打である。勝とうと思えば負けるのが必定。なけなしのカネでやるものではない。

 ところで、このところ天皇の娘・愛子さんが天皇になるという話が聞けなくなったのはなぜなのか?

 それだけではない。久しぶりに天皇と一緒に行った英国で、雅子さんは体調の浮き沈みがあって、天皇一人で様々な公式行事に出席されることが多かったことを難じる週刊誌もあった。

 そして今度は、愛子さんが日本赤十字社に就職したのはいいが、5月11日にあった初の単独公務に遅刻したと文春が報じている。

 その前にも、4月2日、日赤就職にあたって彼女の気持ちを綴った文書を公開したが、提出期限に送れた、大学時代にも授業の課題を締め切り直前に送信したことがあったというのである。

 それを文春は、「遅刻連発で迫る母娘シンクロの悪夢」と難じている。

 あまりにもこじつけ過ぎて、雅子さんや愛子さんが気の毒になるが、何をやっても批判されるのは、皇族という人たちの宿命なのかもしれない。

「皇族はつらいよ」

 そう天皇家や秋篠宮家の人たちはこぼしているのではないか。

 愛子さんはアイドル好き、特に旧ジャニーズが好きで、10代の頃はキムタク、一時はジャニーズWESTの藤井流星と重岡大毅が推しだったという。

 ジャニーズ好きというのがやや気にはなるが、いいじゃないか、若いんだから。

 愛子さんは“青春真っただ中”。思う存分に今を楽しんだらいい。私はそう思う。

12345
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed