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平野紫耀『クロサギ』続編報道で賛否も…情報錯綜でファン混乱

平野紫耀

 俳優活動を封印していたNumber_iの平野紫耀のドラマ復帰作をめぐり、情報が錯綜している。来年秋クールにTBSで同局系『最愛』の制作チームが手がけるオリジナルドラマへの主演が内定したと報じられる一方、2022年に主演した同局系『クロサギ』の続編に出演するとも伝えられ、ファンの間で物議を醸しているようだ。

 『クロサギ』の続編出演については、2日付の「週刊実話」(日本ジャーナル出版)WEB版が報道。記事によると、平野は来年秋にTBS系で放送予定の『クロサギ』続編の主演に内定したという。

 プロの詐欺師だけをターゲットにする詐欺師・黒崎高志郎を主人公にした人気コミック原作の『クロサギ』は、2006年に山下智久の主演でドラマ化され、2022年に平野の主演でリメイク。平野版の最終回では「黒崎の旅はつづく」と続編がほのめかされ、昨年10月には「女性自身」(光文社)が「平野紫耀『クロサギ』続編計画が始動中!“初代”山下智久との共演プランも」と報じ、山下をゲストに迎えての続編計画の動きがあると伝えていた。

 続編の内定報道を受けて、ネット上のファンからは「クロサギで沼落ちしたから続編うれしすぎる!」「生まれて初めてDVDまで買ったドラマがクロサギだったから楽しみ!」「また紫耀くんの演技見られて、それがクロサギ続編だったら最高」などと歓喜の声が湧き起こった。

 その一方、同作は現在TOBEに所属する平野が旧ジャニーズ時代に出演したドラマであることから「元の会社でやってた仕事を転職先でするって一般的にタブーとされてるのにすごい世界だね」「日本の歌番組に出まくって、クロサギの続編にも出演ってなったらジャニーズ辞めた意味が分からない」「海外進出したいって言っておきながら、ジャニ時代のドラマの続編やるって矛盾している」といった批判も多く、賛否両論となっているようだ。

 『クロサギ』をめぐっては、同作を配信するAmazon Prime Videoで各話のサムネイルから主演の平野がなぜか排除され、共演者の黒島結菜や三浦友和らをメインにした画像ばかりになっていたことが話題に。しかし、現在は平野をメインにしたサムネイルに修正されており、これが「クロサギ続編の予兆では」と見る向きもある。

 しかし、平野のドラマ復帰作については7月に「女性セブン」(小学館)が来年秋クールにTBS系でオリジナル作品への主演が内定したと報道。吉高由里子の主演でヒットした『最愛』の制作チームが手がける予定で、平野からの「逆オファー」で企画が動き出したなどと具体的な経緯も伝えられた。

 「女性セブン」の報道では「オリジナル作品」と明言されているため、コミック原作の『クロサギ』の続編とは考えにくい。そのため、先述の批判の原因となっていた「ジャニーズ時代に主演した『クロサギ』の続編に出演する」という情報の信憑性が不透明になっており、混乱が生じているようだ。

 ただ、来年秋にTBSで主演ドラマの放送が内定という部分は共通しており、平野のドラマ復帰が実現する可能性は高いとみていいだろう。それが『クロサギ』の続編になるのか、オリジナル作品になるのかによって、再びネット上で賛否が巻き起こりそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2024/08/05 17:00
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