森香澄、あざと女子の本性はピュア？　ドッキリVTRに号泣で見せた二面性が話題

　元テレビ東京アナウンサーでタレントの森香澄の“本性”をめぐり、ネット上で議論が起きている。芸能界屈指の「あざとキャラ」で知られる一方、先日のテレビ番組で号泣したことで「いい子すぎる」と話題になるなど、見方が分かれているようだ。

　森は24日、TBS系バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』にゲスト出演。番組では「ドッキリの仕掛け人　モニタリング中にターゲットのエグい秘密知っちゃっても一旦は見て見ぬフリする説」の検証が行なわれ、きしたかの・高野正成に「モニタリング中に可愛がっている後輩芸人が楽屋泥棒をしてしまう」という逆ドッキリが仕掛けられた。

　後輩芸人のガクヅケ木田が誰もいない楽屋で芸人たちの財布から金を抜き取り、それをモニタリング中に目撃してしまった高野は木田の未来を案じつつ、涙を流して激怒。楽屋泥棒の件が芸人たちの間で騒ぎになると、高野は木田の背後から「自分で言え」とささやいて“自首”を促した。

映像確認で木田が犯人だと確定すると、高野は木田の頭を思いっきり叩き、「バカ、お前！　すいません、木田です」と引導を渡した。その後、ネタバラシされた高野は「盗ってないんだ…コイツはクソだけど、そんなことはしないと思ったんですよ」と安堵し、再び涙を流した。

　森はこのVTRを観ながら、ワイプ画面で号泣。司会の浜田雅功が「森さん、ずっと泣いてんねん」と指摘すると、森は「こんなハートフルな展開になると思ってなかった。本気の涙というか、本当に心配してるし、本当に安心してるのが分かった。『自分で先に言え』って後ろから言っているところとか、本当に『愛』なんだなと」と感動した理由を語った。

　これを受けて、ネット上では男性視聴者を中心に「森香澄さん、ずっと泣いてて今どき珍しい良い子だね」「計算高い人だと思ったけど、あの涙で少し好きになった」「ドッキリ観てる森香澄ちゃんがええ子すぎて」「森さんずっと泣いてて、めっちゃ性格よさそう」といった声が続出。「あざとキャラ」で知られている森の意外なピュアさに魅了される人が相次いだ。

　その一方、やはり「あざとい」という見方も根強くある。森は10日に公式ファンクラブを開設したが、多くのタレントのファンクラブは年会費5000円前後のところ、森は年会費が税込9600円で「相場の倍」近い設定だったことが話題に。

　これが21日放送の有吉弘行のラジオ番組で取り上げられ、有吉は「まあ、森香澄さんなんかは短期でガーッと稼ごうとしてるんでしょうから、これぐらい強気な値段設定で。ま、入るやつがアホということでね」とバッサリ。どうやら、有吉はあくまで「あざとい」という印象で森を見ているようだ。

　実際、森も自身の「あざとさ」を認めている。「気になる男性がいたらテーブルの下で足をツンツンする」といった話について、森は「私はテレビで（話を）盛ってしまうと、自分でも分からなくなるんで、テレビで話していることは大体、本当です」と断言。また、森がテレビ東京時代に先輩アナやスタッフの陰口を言っていたとされる「音声流出騒動」を引き合いに、あざとキャラは「キャラ設定ではなく本物」だとする意見もある。

　はたして森の本性は、逆ドッキリのVTRに号泣していたピュアな「いい子」なのか、それともしたたかな「あざと女子」なのか。二面的でミステリアスな部分も彼女の魅力といえるのかもしれない。