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川越達也シェフがYouTube開設、リュウジとコラボで称賛コメント続出も展望は…

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川越達也(写真/Getty Imagesより)

 10年ほど前、イケメン料理人としてテレビ番組に引っ張りだことなっていたのは、「川越シェフ」こと川越達也だ。

 レシピ本の出版にCDデビューも果たすなど、多方面で活躍していた川越だが、「川越の店の飲料水が800円で高すぎ」と、ネット上で騒がれたことに対し、「良い水を出しているからこの値段になるのは当然」「年収300万円、400万円の人が慣れない高級店に行き批判を書くのはおかしい」などと反論したため、これが大炎上。この騒動の影響か、川越はテレビから消え、自身の店も閉店したため「川越シェフは今どうしているのか?」と、世間を騒がせたものだった。

 そんな彼が7月13日、満を持してYouTubeチャンネルを開設、周囲は驚きを隠せなかったという。

 初回の動画は『川越達也 / THE FIRST COOK』というタイトルで、7分弱にわたって黙々とパスタを調理するだけのシンプルな内容。本家の音楽チャンネル『THE FIRST TAKE』同様に一発撮りだったようだ。

 公開11日間で9.8万回再生となっているが、コメント欄には「何も喋らず、料理の映像と音だけで魅せる。これぞプロ」「7分弱でこんな素敵な料理が出来るの凄すぎる」「食材が踊っている!」「一流にもなると所作自体が芸術」「胃袋が歓声をあげた」「玉ねぎの薄切りするところ好き」などと、盛大な拍手が送られている。

 さらに、次の動画は12万回再生超えとまずまずの数字に思われるが、YouTubeに詳しいライターからは厳しい声も……。

「実は川越シェフ、チャンネル登録者数494万人を持つ料理研究家・リュウジとコラボしているんです。その中で川越は、リュウジから炎上の原因となった800円の水を使って美味しい料理を作ってほしいとムチャ振りされ、見事に美味しそうなトマトの冷製パスタを作り、炎上をネタにして笑いを取っていました。しかし、これほどまでに影響力のある料理系YouTuber・リュウジと共演を果たしたにも関わらず、川越シェフのYouTubeのチャンネル登録者数は7月24日現時点で3.2万人ほどと、勢いはないように思えます。一方で、視聴者からのコメントは好意的なものが多いため、今後レシピ動画をバズらせることができたらファンが増える可能性もありますね」

 炎上や店の閉店など、数々の苦難を乗り越え、YouTuberとなった川越シェフ。料理人として再評価され、テレビでの露出が増えれば、チャンネル登録者数も爆増していきそうだ。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2024/07/27 11:00
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