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石川佳純「五輪の顔」バトルで大きくリード…局アナ級のリポートと取材力で高評価

石川佳純(写真Getty Imagesより)

 いよいよ26日にパリ五輪が開幕する。芸能界では、各局の「五輪の顔」に注目が集まっており、その中でもダントツの前評判となっているのが元卓球日本代表の石川佳純だ。今回の仕事ぶりいかんでは、スポーツキャスター界の「女王」に成長しそうだと期待されている。

 テレビ各局は、中継番組のスペシャルキャスターなどに「五輪の顔」となる元スポーツ選手ら起用。テレビ朝日は元プロテニス選手の松岡修造と元サッカー日本代表の内田篤人、TBSはシドニー五輪女子マラソン金メダルの高橋尚子で、両局はベテランを軸に安定感のある番組づくりを目指していくようだ。

 他局はフレッシュな顔ぶれが中心となっており、NHKは体操界の絶対王者だった内村航平、日本テレビはリオ五輪男子競泳の金メダリスト・荻野公介、テレビ東京は東京オリンピック(2021年)卓球混合ダブルス金メダリストの水谷隼氏とリオ五輪バドミントン女子ダブルス金メダリストの高橋礼華を起用する。

 そうそうたるメンバーの中で圧倒的に評価が高いのが。フジテレビのパリ五輪中継スペシャルキャスターに就任した石川だ。

 石川は早くからパリ入りし、同局系のスポーツ情報番組『すぽると!』などで現地の様子を紹介。爽やかなルックスで丁寧に聞きやすい声でリポートする姿は、もし彼女のことを知らない人が見たら「局アナかな?」と勘違いしそうなクオリティだ。

 取材力にも定評があり、対象となる選手の下調べも徹底している。柔らかい物腰と飾らない人柄で選手からの好感度も高いと評判だ。単にまじめというだけでなく、先述の『すぽると!』でお笑いコンビの千鳥と軽妙なやり取りを披露し、笑いを誘うなどユーモアもある。

 各局の「五輪の顔」は松岡や高橋などのベテラン勢をのぞくと、まだキャスター経験が少なく未知数な部分がある。石川はフレッシュでありながら、すでに「安定感抜群」という域に達しており、それが前評判の圧倒的な高さにつながっているのだ。

 石川はスポーツキャスターの枠を超えて活躍しており、キリンビールや木下グループ、洋服の青山など大手企業のCMにも出演。公式ホームページによると、CM契約やアンバサダー契約をしているスポンサーは12社に及ぶ。

 出演CMを目にした視聴者からは「きれいな女優さんかと思ったら石川さんでびっくり」「ふつうに美人なタレントかと思ってた」といった声が少なからず上がり、ビジュアル的にも支持が集まっている。

 フジテレビの五輪中継で抜群のリポート力を発揮し、もし「パリ五輪キャスターの中で一人勝ち」となれば、業界の内外で評価が爆上がりになるだろう。そうなればスポーツキャスター界の「女王」となるのはもちろん、バラエティやCMなどでも引っ張りだこの飛躍となり、芸能界全体で見てもトップクラスの人気者となる可能性がありそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2024/07/25 18:35
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