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松本人志、X再開の裏に「年内復帰」の甘い見通し…気楽な投稿で露呈した“現状”

松本人志、X再開の裏に「年内復帰」の甘い見通し…気楽な投稿で露呈した現状の画像1
ダウンタウン・松本人志

《ポスト、リポスト普通にしょうと思ってます。当たり前の権利やし》

 7月14日にこう宣言し、Xを再開したのはダウンタウン・松本人志だ。その後も自宅のドアから入ってくるかのような“浜田雅功”風フィギュアを公開するなど、気楽な投稿を続けている。

 周知のとおり、松本は「週刊文春」に女性への性行為強要疑惑を報じられ、同誌を発行する文藝春秋を相手取り、損害賠償訴訟で係争中。その中でのX再開には賛否の声が飛び交っている。

「松本のX再開を歓迎しているのは、熱心なファンや取り巻き芸人、大御所たちばかり。若手芸人は距離を置き、吉本興業も塩対応と温度差がかなりある印象です。7月21日放送の『FNS27時間テレビ 日本一たのしい学園祭!』(フジテレビ系)では、霜降り明星・粗品が『松本人志、今何している?』と大喜利のお題にして、若手芸人たちがいじり倒していました。松本の復帰はないとニラんで、アクセルを踏んでいるのかもしれません」(芸能ライター)

 一方で、件の飲み会で松本に女性を“斡旋”したと報じられたスピードワゴン・小沢一敬は自宅に引きこもったまま。所属事務所からは吉本芸人らに“小沢への接触禁止”が通達され、小沢も沈黙したままでSNSも更新されていない。テレビ関係者がこう耳打ちする。

「裸の王様だった松本の周囲には、小沢のように置かれている状況を把握し、的確な助言ができる人間が今でもいないということでしょう。松本の代理人弁護士からは早期決着の見込みと伝えられ、本人はそれを真に受けて年内早々にも復帰できると思ってXを再開したのでしょう。実際、日本テレビ系の年末特番だった『笑ってはいけない』の復活に前のめりになっているという話も聞きます」

 松本ファンからは復帰を望む声もあがっているものの、世間からは依然として厳しい目が向けられているのも確か。「週刊文春」7月18日号にて、松本の代理人弁護士が被害を受けたとされる女性に対し、素行調査を依頼していたことが判明。さらに、女性が証人として出廷しないよう圧力をかけるなどの行為も暴露され、批判が殺到する事態となった。出版関係者が言う。

「普通に考えて、あれほどの材料があったのであれば、それを誌面で公にすることはありえない。それよりも法廷でつまびらかにしたほうがインパクトも大きく、裁判も有利に働いたはず。そうしなかったのは、それ以上の“隠し玉”がしっかり用意されているという推測も成り立ちます。実際、『文春』サイドの弁護士は周囲に『余裕で勝てる』と吹聴しているとか」

 次回の裁判は、8月14日に弁論準備手続が行われる予定。判決が確定するまではまだ数年はかかるというのが大方の予想だが、松本はそれまでXを投稿し続けるつもりなのだろうか。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2024/07/25 09:00
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