香取慎吾「フジ系ドラマ主演」内定報道も…「SMAP再結成」まだ遠いと思える理由
#SMAP #香取慎吾 #フジテレビ
元SMAPの香取慎吾が、10年以上ぶりにフジテレビ系ドラマの主演を務めることが内定したと報じられた。同時に「SMAP再結成」の機運が高まったとの見方が伝えられているが、ファンの反応は芳しくないようだ。
香取のドラマ主演情報については、発売中の「女性セブン」(小学館)が「香取慎吾『因縁のフジテレビ』復帰でSMAPの遺恨は完全消滅」と題して報道。記事によると、香取は来年1月期のフジテレビ系ドラマで主演を務めることが内定し、同局での連ドラ主演は2014年の『SMOKING GUN~決定的証拠~』以来、約10年半ぶりになるという。
ドラマの仮タイトルは『ニュー・ダッド』で、世の中の「おじさん」に焦点をあてた同名エッセイが原作になるのではと推察されているようだ。
香取はSMAP時代、フジテレビ系で『ドク』『人にやさしく』『西遊記』など多くのドラマに主演し、バラエティでもグループの冠番組だった『SMAP×SMAP』や『サタ☆スマ』などで活躍していた。しかしSMAP解散を経て、2017年に旧ジャニーズ事務所を退所してからはドラマ出演そのものがほとんど消滅。2021年1月期にテレビ東京系『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』で5年ぶりの民放連ドラ主演を果たしたが、フジテレビでのドラマ復帰は特別な意味があるいう。
同誌は、ファンの間で“公開処刑”とも呼ばれている2016年の『SMAP×SMAP』での「生謝罪」事件があったことを強調した上で、香取が「因縁のフジテレビ」に舞い戻ることで「SMAP再結成」の機運が高まると論じている。
これを受けて、ファンは「やったー、慎吾ちゃんがフジのドラマに帰ってくる!」「仮タイトルまで漏れてるということは、かなり信憑性が高そうで楽しみ」「公式発表を待ちたいけど、やっぱりうれしい!」などと歓喜の声が相次いだ。
その一方、主演ドラマの内定で「SMAP再結成」の機運が高まるという指摘については疑問の声が多く、ネット上では「正直、再結成はあり得ないと思う」「フジのドラマが決まったとしても、それで再結成ってなるとは思えない」といった意見が散見される。
その根拠としては、同じ元SMAPで「新しい地図」として香取と活動を共にしている草なぎ剛が、すでに2023年1月期のフジテレビ系ドラマ『罠の戦争』で主演を務めていることなどが挙げられる。
同じ元SMAPで「新しい地図」の稲垣吾郎は、フジテレビ系で不定期放送されているオムニバスドラマ『ほんとにあった怖い話』のストーリーテラーを継続。当の香取も今年の元日に放送された同局系『ドリフに大挑戦!ドリフ結成60周年 爆笑大新年会SP』などに出演しており、3人ともバラエティでのゲスト出演などを含めると、他局に比べてフジテレビと特別に疎遠になっている印象はない。
もちろん、香取のフジテレビでのドラマ主演という観点でいえば10年半ぶりになるのは事実だが、先述したようにテレ東以外の民放では主演ドラマそのものがご無沙汰。民放と「新しい地図」の関係において、香取のドラマ主演は大きな意味があるだろうが、SMAP再結成に直接結びつくとは思えないと考えるファンが多いようだ。
また、7月13日にTBS系で放送された音楽特番『音楽の日』のカバー企画でSMAPの名曲『夜空ノムコウ』が流れ、周囲に押し出される形でMCの中居正広がステージに立ち、困惑しながらも歌詞を口ずさむ場面があった。「中居くんが歌った!」と多くのファンが感動する名場面となったが、中居は終始顔が引きつったままで、マイクをかなり離して声があまり乗らないように配慮していた。
生放送の経験が豊富な中居がハプニング的な流れに戸惑ったとも思えず、視聴者からは「どうしてもSMAPの曲を歌えない事情があるのでは」「大人の事情が見えすぎて切ない」といった声が噴出。中居はかつてSMAPの再結成について「1~99%の中にはあると思います。ゼロではないし、100%ないとも言えない」と語っていたが、現状では再結成が遠いようにも見えた。
旧ジャニーズの崩壊によって以前よりは再結成の可能性が高まったと見る向きがあるが、まだまだ「奇跡の再会」への道のりは長そうだ。
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