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元日ハム・杉谷拳士、パリ五輪を自費で観戦「新たな仕事のための先行投資」なるか

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パリ五輪(写真/Getty Imagesより)

 日本ハム一筋、一昨年限りでプロ野球選手生活を終えた杉谷拳士。そんな彼がパリ五輪へ自費で観戦、仕事につなげようと躍起になっているという。

 7月19日に杉谷は自身のSNSを更新。

「それによると7月28日から8月4日までパリ五輪を応援しに現地へ行くとのこと。ところが『仕事と言いたいところですがプライベートです笑』と個人的に遊びに行くといいます。引退後もまだ30代、十分動けるとあって、現在は身体を存分に生かした仕事が多い。一方、初仕事だった昨年のワールド・ベースボール・クラシックで元チームメートの大谷翔平に『大谷さん、ずっと僕キャンプから同行しているんですけど、僕のことわかってますか?」などとおふざけの質問を口走り、日本代表監督を務めた栗山英樹からも苦言を呈された。それをいまだに悔やんでおり『あれは絶対忘れてはいけない』と肝に銘じているそうです」(広告代理店関係者)

 そんな杉谷だが、昨年秋開催の『アジア競技大会』にリポーターとしてTBSの番組に出演。

「現役時代に大きな実績を残せなかったのですから、目指すは恩師の栗山英樹氏のようなキャスター枠。実現するにはとにかく現場に足を運び、野球以外の競技にも触れて話を聞き、人脈を増やしていかないと仕事は舞い込んでこない。本人にとっては今回のパリ五輪は自身の実績をアップさせるうえで重要で、仕事と位置づけていたが、残念ながら取材パス取得には至らなかったようだ。スケジュールも空いてるなら現地に行って雰囲気に触れて、なおかつ日本メディアの仕事をもらえたら……と思っているのかも」(同前)

 実は今回、五輪取材パスがこれまでの大会に比べ、大幅に減ったことが影響している。

「欧州での五輪開催のため、ヨーロッパ諸国が優先的に枚数を多くもらっています。一方で日本は前回、自国開催だったこともありIOCも大盤振る舞いでしたが今回はそうもいかなかった。テレビ局側も『どうしても連れていきたいアスリートOBしか現地で仕事を頼めない』と嘆いています。また、今回は杉谷の得意ジャンルである野球、ソフトボールは実施されませんが、それでも現地に駆けつけるのは2028年のロサンゼルス五輪を見据えての先行投資ということでしょう」(在京テレビ局関係者)

 ちなみに日本とフランスの往復航空券代は直行便だと安く見積もっても20万円はくだらない。さらに現地のホテルは“五輪特需”を見越して1泊3~4万円は当たり前。公共交通機関も期間中は運賃が倍額になるなど費用負担も大きい。杉谷にはぜひともがんばってもらいたい――。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2024/07/22 09:00
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