日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 佐々木希「中身なし」でもバズるYouTube人気の秘密

佐々木希「中身なし」でもバズるYouTube人気の秘密…「圧倒的な美」の一点突破

佐々木希(写真/Getty Imagesより)

 女優でモデルの佐々木希がYouTubeチャンネルを開設し、1本目の動画が公開から約10日で350万回再生を突破するなど大バズりしている。すかさず女性誌メディアが「素を見せているようで見せていない、あざとすぎ動画」などと揶揄する記事を発信したが、それを物ともせずに再生数を伸ばし続けているようだ。

 佐々木は7月8日、YouTubeチャンネル「佐々木希(仮)」をスタートさせ、最初の動画では子どもを寝かしつけた後にワイン片手にトークする姿などを披露。冒頭では洗濯機を回すシーンなどもあり、飾らないプライベートが垣間見えた。

 公開後、SNSでは「佐々木希様が美しすぎて、見てるだけで癒される」「36歳でほとんどすっぴんなのに、この美貌はヤバイ」「佐々木希が美しいというだけで、どんなYouTuberの動画にも勝てる」といった称賛の声が続出。また、佐々木が動画内でポテトチップスの袋を開け、ほんの少ししか食べなかったシーンも「途中でポテチやめられる自制心がすごい」「モデル体型の秘密はこういうこと」などと大きな話題になった。

 1本目の動画は、19日時点で350万回超の再生数を記録。さらに15日に投稿した2本目の動画では、すっぴん&ブラトップでサウナを楽しむ姿などを披露し、公開からわずか3日で100万回再生を超えた。2本しか動画を投稿していないのに、チャンネル登録者数は19日時点で32.5万人に達している。

 夫のアンジャッシュ・渡部健は、昨年4月にYouTubeチャンネル「アンジャッシュ渡部がいつか地上波のグルメ番組に出ることを夢見てロケハンする番組」を開設し、現在までに200本の動画を投稿しているが、登録者数は32万人。佐々木はたった2本の動画で、夫のチャンネルを抜き去ってしまった。

 爆発的な人気となっている佐々木のチャンネルだが、メディアは絶賛一色ではない。
女性誌メディアが「毒にも薬にもならない無難な動画」「一言でまとめると、“あざとい動画”という印象」「プライベートの切り売り」などと指摘し、渡部の不倫騒動を蒸し返すなどしつつ、少し意地悪な視点で佐々木のYouTubeデビューを論じた記事を複数発信したのだ。

 しかし、ネット上では「佐々木希の美しさの前では、どんな文句つけても無意味」「かわいいは正義だと確信」「圧倒的な美しさがあれば、別にトークや企画の内容なんかいらん」といった声が湧き起こり、批判をかき消してしまっている。

 実際、佐々木が動画でしゃべっている内容は「無難」のひと言。正直なところ、毒にも薬にもならないほど「中身が薄い」というのは的を射ている。お酒を飲みながらのトークやサウナという企画内容もまったく目新しさはないのだが、彼女は「圧倒的な美」の一点突破で男女問わず視聴者のハートをつかんでしまったようだ。

 ただ、唯一の不安要素となっているのが渡部の存在。視聴者からは「佐々木希の動画を観たら、関連動画で渡部の動画が表示されてゲンナリした」との声が複数上がっており、YouTubeの仕様の問題ではあるのだが、それが佐々木の人気に水を差す恐れはある。

 現在、女優系のYouTubeチャンネルでは、別格の登録者数を誇っていた本田翼、川口春奈、白石麻衣の更新が激減し、コンスタントに高い再生数を叩き出しているのは仲里依紗くらいとなっている。意外な「ブルーオーシャン」が形成されており、ここに進出した佐々木が女優界の新たな「YouTube女王」になれるのかに注目だ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2024/07/20 10:00
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed