中居正広が口ずさんだ「夜空ノムコウ」元メンバーはSMAPの曲を歌えるのか
#SMAP #中居正広
タレント中居正広が、13日放送のTBS夏恒例の大型特番『音楽の日2024』に出演し、SMAPの代表曲「夜空ノムコウ」の一部の歌詞を口ずさんだことがネット上で話題になった。
午後2時から8時間にわたって生放送された同特番だが、番組のラスト「一夜限りのhopeバンドライブ」として、さまざまなアーティストたちが数々の名曲カバーを披露。その中で、三浦大知が選んだのは「夜空ノムコウ」。イントロが流れ、三浦は中居のほうに振り返って視線を向けたところ、中居が手を振って拒むも、三浦は振り返ったままで歌い始め、中居が歌うのを待ち望むように何度も振り返りながら歌唱した。
やがて中居は、戸惑いながら三浦の隣に立ち、「♪明日がもう待っている~」というフレーズを口ずさみ、マイクに声は当てなかったものの、音楽に合わせて体を揺らし、歌詞を口ずさんだ。
番組のエンディングで司会である同局の安住紳一郎アナウンサーが、「中居さんが急きょ合流したのは驚きました。予定になかった話で」と振ると、中居は「まさか……『夜空』だとは思わなかったので。ちょっと自分でもドキドキしてしまいまして。びっくりしました」と心境を明かした。
「ネット上では、中居が“歌唱”したと騒ぎになり、往年のSMAPファンから《感動した》などの声があがった。歌唱とはいえないかもしれないが、正直、振られた中居はいろんな“大人の事情”を考えたのか、どうしたらいいかわからない様子だった。ただ、中居が歌ったとしても旧ジャニーズが中居やTBSにクレームを入れることはなかっただろうが……」(芸能記者)
周知の通り2016年末に解散したSMAPだが、それから8年半経過した現在、旧ジャニーズに残留しているのは木村拓哉のみ。稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人は元SMAPのチーフマネジャーが率いる芸能事務所・CULENに、中居は個人事務所に所属している。
そして、SMAPの扱いをめぐっては、フジテレビが再放送した故田村正和さん主演の刑事ドラマシリーズ『古畑任三郎』にて、メンバー5人の画像を黒塗りにする問題が勃発したことは記憶に新しい。
そう考えるとTBSは、中居がMCを務めた生放送の音楽特番でSMAPの楽曲を選曲するという、フジよりも攻めた姿勢を見せたということだろう。
「そもそも、元メンバーがSMAPの楽曲を歌うことができないという契約はない。今でも田原俊彦は所属時代の名曲を歌っているし、手越祐也もイベントでNEWS時代の楽曲を披露している。ただ、元メンバーの3人によるプロジェクト・新しい地図は発足当初、『SMAPの楽曲を使うのであればライブ会場は使わせないでほしい』と旧ジャニーズの幹部から会場側に圧力がかけられたことがあったという。こうした経緯から、彼らはジャニーズ時代の曲を今でも歌わないことにしているとか。今回、曲を口ずさんだ中居はそのあたりを気にしていたのだろうが……」(音楽業界関係者)
多数の名曲を生み出したSMAPだが、今、表立って歌えるのは木村拓哉のみ。ファンからしてみると再結成は不可能でも楽曲くらいは聞きたいというのが本音だろう。
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