バレーボール選手から政治家転身の朝日健太郎、パリ五輪代表壮行会“KY発言”で…
#パリ五輪
パリ五輪出場を決めた選手たちの壮行会が佳境を迎えている――。
7月8日には東京都内の高級ホテルの宴会場でバレーボール日本代表の壮行会が開かれたのだが、そこに参加した“元選手”の発言を巡り問題視する声が上がっている。
パリ五輪では男女バレーボール、女子ビーチバレーボールの代表チームが出場権を獲得。7月26日の開幕に向けて近日中にもフランスへと移動する。
「壮行会は大事な選手全員が集まる最後の機会。2021年の東京五輪はコロナ禍もあって開催できなかったので、関係者は相当気合が入っていました。会場には川合俊一バレーボール協会会長の姿はもちろん、協会名誉総裁の高円宮妃久子さまもご臨席。堅いムードもありましたが男子バレーの高橋藍が『インスタグラムのフォロワーを300万人に増やす』と発言するなどしたため、バラエティー色の強い内容になってしまった。抽選で選ばれた300人ほどのファンも大満足で、戦いの舞台に向かう選手たちに興奮していました」(在京テレビ局関係者)
だがそんな華やかなイベントに水を差しかねない問題発言を放った者がいたという。バレーボール元日本代表で現在は自民党の参議院議員として活動する朝日健太郎氏だ。
「朝日氏はかつてビーチバレーボールの選手として北京五輪、ロンドン五輪に連続出場。2012年限りで引退後はビーチバレーボールの普及活動に努めていました。その後、2016年の参議院選挙に出馬して当選。政界へ転身しました。そして2022年には再選を果たしています。壮行会には議員としての紹介はなく、あくまでビーチバレーボール界の先輩として出席していました」(同)
問題発言があったのはビーチバレーボールの長谷川暁子選手、石井美樹選手が登壇してトークコーナーに入ったときのことだった。司会者やテレビ局が代表して質疑応答した後にフリートークのコーナーがあったのだが……。
「その時間帯に朝日議員は長らくビーチバレーボール女子日本代表が五輪出場を果たしていないことを説明した流れから、自身と同じようにバレーボールからビーチバレーボールに転身した長谷川選手の年齢について『39歳の……』と不必要に強調してトークを続けたのです。本人からすればアラフォーで五輪初出場する選手はかなり珍しいのでそこを強調したかったのでしょうけど、長谷川選手はこれに苦笑い。トークコーナーが終わり降壇する時には朝日議員に『お願いしますよ……』と言わんばかりの表情で一声かけて去っていきました。現場では『もう少し気を使ってもよかったのでは』『バレー時代の先輩、後輩の感覚が抜けてないのではないか』と冷ややかな目で見る関係者は多かった」(同)
性別に限らず年齢に関してはエイジハラスメントになることも。体育会系のノリが招いたことなのかもしれないが……。
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