日刊サイゾー トップ > エンタメ  > “興醒め報告”に今田耕司がフォロー連発

『バチェロレッテ3』最終回“興醒め報告”に今田耕司がフォロー連発…何でこうなった?【ネタバレあり】

『バチェロレッテ3』最終回興醒め報告に今田耕司がフォロー連発…何でこうなった?【ネタバレあり】の画像1
スタジオMCを務める今田耕司

 Amazon Prime Videoで独占配信されている婚活サバイバル番組『バチェラー・ジャパン』の男女逆転版『バチェロレッテ・ジャパン』のシーズン3(以下、『バチェロレッテ3』)。7月11日に本編の最終回にあたるエピソード8と、アフタートーク回のエピソード9が公開されたが、思わぬ報告に視聴者からブーイングが起きた。

※以下、『バチェロレッテ3』のネタバレを含みます。

 バリ島を舞台に、3代目バチェロレッテの武井亜樹さんを15名の男性参加者がバトルロワイアル形式で奪い合う『バチェロレッテ3』。

 配信前には、東大卒で元官僚という亜樹さんの経歴に番組ファンが沸いていたものの、始まってみると男性陣のバチェロレッテに対する温度感は過去シーズンと比べるとかなり低め。男性陣のハイスペックぶりが話題になる一方、「男性陣が誰も恋愛モードになれていない」という恋愛番組としては致命的な展開が続いた。

 さらに、第7話では、実業家の北森聖士さん、物理学者の櫛田創さん、内科医で実業家の坂口隆志さんの3人が残ったが、北森さんが「僕にローズ(残留者に渡される花)は渡さないでほしい」と亜樹さんに告げ、自ら脱落。

 最終的には坂口さんへ「ラストローズ」が渡され、亜樹さんと晴れてカップルに。しかし、心の距離がそこまで縮まっていなかったのか、ラストシーンのお決まりであるキスはなかった。

2人の報告に、今田耕司が「やっぱ正直」とフォロー

 また、今田耕司らスタジオMCと参加者が一堂に会すアフタートーク回では、亜樹さんが「2人で話し合って、別々の道を歩んでいくことにしました」と恋愛に発展しなかったことを報告。

 ひとまず「付き合っています」という体にして、後に破局を発表することもできたが、それをしなかった2人を、今田は「やっぱ正直(な人)」「すごく覚悟がいること」「(脱落した)メンバーにも言いにくいよね」とフォローし、ほかの出演者たちも「良い旅だった」「成長できた」と満足していることを強調していた。

「過去にバチェロレッテを務めた福田萌子さんと尾崎美紀さんは、どちらもメディア露出に慣れた“ほぼ芸能人”および“元タレント”。一方、武井さんは『ミス・ユニバース・ジャパン』に出場経験はあるものの、シリーズ初の“一般人バチェロレッテ”でした。その分、リアリティはありましたが、視聴者の不満の声を見る限り、サービス精神に長けた“ほぼ芸能人”くらいが同番組の特質上、ちょうどいいのかもしれませんね」(エンタメ誌記者)

 「リアルで面白かった」「最後の報告に興醒めした」と賛否を呼んでいるシーズン3だが、大筋に“ヤラセがない”ことが証明されたともいえる。

過去には“文春砲”でヤラセ疑惑が浮上

 同シリーズといえば、2019年11月28日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が番組関係者への取材をもとに、『バチェラー・ジャパン』シリーズには筋書きがあったと報道。

 具体的には、3代目バチェラー・友永真也氏の言動や出演者間の会話などに筋書きがあり、最終回で友永さんがいったん水田あゆみさんを選ぶ(のちに別の参加者と交際)というのも、番組サイドの意向だったと伝えていた。

 この記事に対し、複数の出演者が「そんなことはない」と猛反論していたため、真偽のほどは不明だが、ネット上では当時、「多少のヤラセがあるから面白いのでは?」「ヤラセ込みで楽しむものだと思ってた」といった意見も目立っていた。

 リアリティーショーとしての信用度は上がったものの、マッチングには失敗した『バチェロレッテ3』。番組の最後では、今田が出演者募集の告知をしていたが、次回こそ盛り上がるだろうか。

仲宗根由紀子(エンタメ系ライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

なかそねゆきこ

最終更新:2024/07/12 12:11
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed