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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > テレ朝・渡辺瑠海アナに同情の声

ヒロド歩美の次は有働由美子…弾き出されたテレ朝・渡辺瑠海アナに同情の声

テレビ朝日

 フリーアナウンサーの有働由美子がMCを務めるテレビ朝日系情報番組『有働タイムズ』が毎週日曜の夜9時枠で10月からスタートすることが発表され、現在同時間帯で放送中の『サンデーステーション』の終了が決まった。同局の夜の情報・報道番組はフリーアナをメインにした番組ばかりになり、局アナが軽視されているような状況だが、とりわけ『サンデーステーション』のキャスターを務める渡辺瑠海アナに同情の声が集中している。

 同局によると、『有働タイムズ』はエンターテインメントを包含した創造的なニュース・情報ワイドを目指すとし、有働アナは「テレビの世界における私自身の歩みの集大成として『日曜夜にこんな番組ほしかった』と思っていただけるよう全力投球で臨みます」と意気込んでいる。

 番組内容的に、硬軟どちらもこなせる有働アナは打ってつけの人材といえそうだが、テレ朝のアナウンサーたちは複雑な心境だろう。

 テレ朝の夜のニュース番組は、平日の帯番組『報道ステーション』が元NHKの大越健介キャスター、土曜の『サタデーステーション』は元フジテレビの高島彩アナが番組の顔を務めており、フリー重用の傾向が強い。『サンデーステーション』は唯一、メインキャスターを局アナだけで固めている番組だったのだが、フリーの有働アナをメインにした番組に代わってしまうため、局アナにとっては不遇な状況となりそうだ。

 その中でも、とりわけ同情の視線を集めているのが渡辺瑠海アナだ。渡辺アナは、入社2年目の2021年に『報道ステーション』の月曜~木曜の女性キャスターに大抜擢され、若手ながら落ち着いた口調が好評で、将来のエース候補と目された。

 ところが、昨春の改編でキャスターから中継担当のフィールドキャスターに“降格”され、代わりにスポーツ担当だった安藤萌々アナがキャスターに起用された。スポーツ担当には、朝日放送を退社したフリーのヒロド歩美アナが就任しており、ヒロドアナの加入ありきの「玉突き人事」ではないかと騒がれた。

 ただ、渡辺アナは同時に昨年4月から『サンデーステーション』のメインキャスターに抜擢されており、見ようによっては“昇格”と捉えることもできた。しかし、今年秋の改編での終了が決まった今となっては、『報ステ』のキャスターを降ろされた上に、打ち切りが検討されるラインにあった『サンデーステーション』を押し付けられたように見えなくもない。

 これを受けて、ネット上の視聴者からは以下のような同情の声が上がっている。

「自局の渡辺瑠海アナを弾き飛ばして、フリーの有働アナを起用とは…テレ朝の人事に納得いかない!」
「サンステの渡辺瑠海アナと小木逸平アナのコンビよかったのになんで?」
「せめて有働アナの新番組で渡辺アナにいいポジションをあげてほしい」
「報道ステーションのキャスターに戻してあげて―」

 あまりにフリーアナ重用の人事を繰り返していると、会社を支えている局アナたちのモチベーションがガクンと落ちてしまいそうだが……。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2024/07/14 10:00
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