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週刊誌スクープ大賞

小池百合子都知事は任期中に逃亡必至!? 神宮・築地・晴海を巡る「癒着構造」の闇

「旭川17歳女子高生殺人犯と担当刑事が不倫していた!」

 次も文春。今年4月、北海道・旭川市で17歳の女子高校生が橋から落とされて殺害された事件。

 留萌市の女子高生・村山月(るな・17)を、旭川市内の渓谷「神居古潭」の神居大橋から10メートル下の石狩川に突き落とし溺死させたとして、内田梨瑚容疑者(21)とA子容疑者(19)が再逮捕されてから約3週間が経過した。

「村山さんが内田の写真を勝手にSNSにアップしたことで内田が激昂。内田は村山さんに10万円を要求し、電子マネーで送金させようとしたところ失敗したため、“舎弟”のA子ら3人を従えて留萌市内の道の駅で村山さんと待ち合わせ、その後旭川市内まで車で連れ回した」(社会部記者)

 内田は恐喝、監禁、不同意わいせつの疑いで他のメンバーらとともに逮捕されていたが、最後に殺人の容疑がかかったという。

「現場には防犯カメラがなく、内田自身も『女子高生を橋に置いてきただけ。突き落としていない』と供述。さらに犯行直前には村山さんの衣類を脱がせて山中に遺棄するなど、隠蔽とも取れる行為を行なっている。警察は6月25日、等身大の人形を実際に神居大橋から川に落下させて実況見分するなど、慎重に捜査を進めています」(同前)

 その内田と同事件を担当していた北海道警旭川中央署のX警部補が不倫関係にあったことが、文春の取材でわかったというのである。

 警察が押収した内田のスマホの通信履歴やSNSから浮上したのが、X警部補との仲睦まじいやり取りだったそうだ。

 内田も取り調べで、「中央署のXさんとは不倫関係にありました」といい放ったというのだから、間違いないようだ。

 北海道警の監察官室が急遽X警部補についての調査を開始した。

 監察が入ったことにより、X警部補は同月、強行犯係の係長から裏方の警務課に配置換えになったそうだが、元々このX、素行の悪さから要注意人物としてマークされていたそうである。

 文春は、2人の不倫関係が殺人事件の捜査に影響を及ぼさなかったのか。今後、道警には詳しい説明が求められるだろうと結ぶ。

 不良少女とはみ出し警察官。映画にでもなりそうな事件である。

 お次は、大阪地検の元トップが準強制性交罪で逮捕されたが、その裏の顔を追った文春の記事。

 北川健太郎(64)は大阪地検の検事正だった。

「容疑は二〇一八年二月~十九年十一月の間のこと。つまり北川が大阪地検検事在任中でした。被害者は検察職員で北川の当時の部下。はしご酒で酔った女性を検事正官舎に連れ込んで性的暴行を加えたようですが、北川は『同意があったと思った』と供述しています。ただ、逮捕発表はこうした容疑の詳細が一切伏せられた異例なものでした」(全国紙社会部記者)

 検事正時代に「森友学園」への国有地売却問題で、佐川宣寿元国税局長官を2度不起訴にしたことでも知られる。

 定年まで3年を残して辞職した。様々な噂が飛び交っていたが、実はそれまで北川は女性関係の噂に事欠かなかったという。

「毎日のように飲み歩き、女性検事や女性記者を単身赴任先の官舎に招いていた。特に、ある全国紙の女性記者とベッタリだったことは有名です。逮捕に衝撃を受けて泣いていた女性記者もいました」(在阪メディア関係者)

 今回の被害女性は、これまでも「許せない。訴えたい」といっては「やっぱりやめる」というのを繰り返してきたが、今年になって大阪高検が捜査を始め、逮捕に至ったということのようだ。

 なぜこのタイミングになったのか?

「七月九日付で、畝本直美東京高検検事長が女性初の検事総長に就任することが明らかになりました。そんな目玉人事の初っ端に、よりによって検察内での性的暴行などという不祥事を出すわけにはいかない。そこで、同日付で辞職する甲斐行夫検事総長の在職中に片づけた格好です」(検察関係者)

 ここでも、検察側の都合が優先されたわけだ。女性検事総長で検察の何がどう変わるのか。畝本検事総長の豪腕に期待できるのだろうか。注視していきたい。

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