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フジ『27時間テレビ』の“隠れ目玉”になりそうな霜降り明星・粗品の暴走

フジ『27時間テレビ』の隠れ目玉になりそうな霜降り明星・粗品の暴走の画像1
霜降り明星・粗品

 今月20日から21日に生放送される、フジテレビ系の夏の大型特番『FNS27時間テレビ』の記者発表会が1日に都内で行われ、総合司会を務める霜降り明星、チョコレートプラネット、ハナコが出席した。

 そのうち、霜降りは粗品のみが登壇、せいやはリモートで出席した。この日、番組のタイムテーブルが発表されたが、各メディアによると、粗品は自身が司会をつとめる、20日深夜1時40分頃から放送の『粗品ゲーム~日本一不条理なお笑いバトル~』をアピールしたという。

 粗品は「深夜やし、生放送やし、ほんまに危ないと思います。30人くらい芸人出るんじゃないかな? 各媒体の方、大チャンスですよ。指にタコできますよ」と、番組を元にした大量の“コタツ記事”が掲載されることを見越し、「(粗品ゲームの)優勝者には自腹で賞金100万円出します」と宣言した。

「ウチの『27時間テレビ』といえば、かつては深夜の過激なコーナーが名物だったが、最近はコンプラ重視ですっかり鳴りを潜めてしまった。しかし、粗品に任せたとあっては、そんなおとなしいコーナーにはならないだろう。局内では早くも“隠れ目玉”として期待されている」(フジのバラエティー班スタッフ)

 粗品といえば今年4月6日に生放送されたTBS系人気特番『オールスター感謝祭』に出演、3度目の優勝に輝いたことも話題になったが、同番組で「優勝したら賞金もらえるんで、水原一平お兄ちゃんのために頑張ります」と口走ったことが関係者をザワつかせた。言うまでもなく当時、違法スポーツ賭博に関与した疑いでドジャース・大谷翔平投手の専属通訳を解雇され、その後、刑事訴追された水原一平被告へのイジりである。

「ギャンブル好きで知られ、水原被告にシンパシーを感じていたことに対しての発言だろう。ただ、ゴールデン帯ではギリギリのネタだが、深夜ならこのぐらいのイジりはぜんぜん問題ないはず」(芸能記者)

 霜降りといえば、6月に突然、テレビ朝日系の冠番組『霜降りバラエティX』が終了したことも話題に。異例のタイミングだったが、同局は今月2日の定例会見で「番組の改編に関しては総合的に判断してということです」とのみ説明。

 一方、粗品は3日に自身のYouTubeチャンネルにアップされた動画で、番組の終了について、「いったん言わんほうがええか。もうちょっと整理付いたら言うわ」と含みを持たせたのだが……。

「粗品といえば、やたら芸能人に対する問題暴言をしているが、テレ朝の65周年記念ドラマ『Believe-君にかける橋-』で主演を務めた木村拓哉への発言をテレ朝上層部が問題視。さらに、『27時間テレビ』の総合司会のオファーを受けたことから、冠番組の打ち切りが決定したと言われている。なので、粗品には深夜の時間帯に“大人の事情”をぶちまけてほしいもの」(放送担当記者)

 タイミング的にも粗品が「もうちょっと整理付いた」と思われる時期だけに、期待は高まるばかりだ。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2024/07/06 11:00
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