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パリ五輪7月26日開幕! 石川佳純、安藤萌々、江村美咲…五輪中継で大ブレイクするのは誰だ!!

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石川佳純(写真/Getty Imagesより)

 史上初めて3年間隔で開催されるパリ五輪が7月26日に開幕する。すっかり影響力が低下したテレビ業界にとって、五輪は存在感を示す大きなチャンス。力の入れようは並大抵ではないが、それでは五輪中継をきっかけにブレイクしそうな人を予測してみたい。

「各局の中継で最注目は、元卓球選手の石川佳純です。3大会連続でメダルを獲得した石川は抜群の知名度を誇り、ユニクロやキリンビールのCMに起用されるなど、好感度も抜群。卓球中継の実績があるテレビ東京をはじめ、水面下で激しい争奪戦が繰り広げられましたが、フジテレビがスペシャルキャスター抜てきに成功しました。フジはメダル獲得の期待がかかる男子バレー、女子卓球団体、高視聴率が期待される男子バスケットボールなどを中継。局内は久々に盛り上がっています」(テレビ関係者)

 大会の主役はあくまでも選手だが、テレビ中継では盛り上げ役も大事。他局もそれぞれスペシャルな人を用意している。

「日本テレビは元水泳の萩野公介がキャスターを務めます。萩野は五輪に3回出場し、計4個のメダルを獲得。実績・経験とも申し分ありません。しかし、東京五輪では大橋悠依が2種目で金メダルを獲りましたが、今大会は競泳日本チームのメダル獲得はかなり厳しい状況。日テレはBMX、クライミング、ブレイキンなど、アーバンスポーツの中継が多く、そちらで勝負することになりそうです。

 テレビ東京では、元卓球の水谷隼と元バドミントンの高橋礼華がキャスターを務めます。水谷はバラエティに出まくっていて経験豊富ですが、高橋は全くの未知数。バドミントン界では、潮田玲子がテレビ朝日で解説者に抜てきされており、“女の戦い”になりそうです」(同上)

 放送時間が圧倒的に長いNHKは、元体操の内村航平がパリに飛んで、「アスリートナビゲーター」を務める。

「内村は体操界のレジェンド。五輪で計7個のメダルを獲得し、格は申し分ありませんが、それ以上に存在感を示しそうなのが、スペシャルアンバサダーを務める女優の杏です。杏は現地在住で、語学も堪能。本業もさることながらバラエティ番組の出演経験も豊富で、きっと面白いリポートをしてくれることでしょう」(同上)

 堅実な人選をしたのはTBSとテレビ朝日だ。

「TBSは、高橋尚子が8大会連続でスペシャルキャスターを担当し、総合司会は安住紳一郎アナ。テレビ朝日は、松岡修造が11回目のメインキャスターを担当。どちらもおなじみの顔で、安心して競技に集中できそうです。今回、各局とも局アナがあまり前面に出てきていませんが、テレ朝は安藤萌々アナが五輪中継の顔として進行を担当。一気に顔と名前を売る大きなチャンスでしょう」(同上)

 もちろん選手の中にも大注目株はいる。

「出場選手の中で目下、注目が集まっているのは、フェンシング女子サーブルの江村美咲です。2022年と2023年の世界選手権を制し、有力な金メダル候補の江村は、昨年度のミス日本で特別賞を受賞した経歴の持ち主。1日には日本選手団の旗手を務めることが発表され、一気に脚光を浴びました。女子サーブルは序盤早々に行われるので、ここでメダルを取れば、序盤の話題を独占しそうです」(週刊誌スポーツ担当記者)

 東京五輪は1年延期、コロナ禍での開催と異例尽くしだったが、今回は“ノーマルな大会”をゆっくりと楽しめそうだ。

木村之男(芸能記者、TVウォッチャー)

1972年生まれ、東京都出身。大学時代にライターとして活動し始め、出版社~編集プロダクションを経てフリーに。芸能・カルチャー・テレビ・広告業界などに精通する。趣味はテレビに映った場所を探し出して、そこに行くこと。

きむら

最終更新:2024/07/08 09:00
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