『西園寺さんは家事をしない』注目は野呂佳代! 『アンメット』好演で業界内評価も右肩上がり
#野呂佳代 #西園寺さんは家事をしない
TBS系火曜ドラマ『西園寺さんは家事をしない』が7月9日にスタートする。講談社の女性向け漫画誌「BE・LOVE」に連載されていた、ひうらさとるによる同名漫画を原作とする同ドラマ。バリバリ働くが家事を一切しない独身女性・西園寺一妃(松本若菜)とシングルファーザーのエンジニア楠見俊直(松村北斗)との“偽家族”生活を描く、ハートフルコメディだ。
“偽家族”モノとしては、2016年の大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)を彷彿させる『西園寺さんは家事をしない』。放送枠も『逃げ恥』と同じということで、ネット上での期待度も高そうだ。
「藤井隆さんが出演しているという点も『逃げ恥』と共通しています。コメディ要素もかなり高そうで、幅広い視聴者に受けるのでは」(ドラマ関係者・以下同)
SixTONESの松村北斗にとっては初のシングルファーザー役となるが、奇しくもデビュー同期であるSnow Manの目黒蓮もまた、フジテレビ系月9ドラマ『海のはじまり』でシングルファーザーを演じている。コメディタッチな『西園寺さんは家事をしない』とシリアスな『海のはじまり』とで雰囲気はまったく異なるが、松村と目黒がそれぞれのグループを代表し、比較されるのは避けられない状況ともいえる。
「いろいろな面で話題性がある『西園寺さんは家事をしない』ですが、業界内で密かに注目されているのが、西園寺さんの親友である宮島陽毬を演じる野呂佳代さんです」
ここ数年多くの地上波ドラマに出演し、名脇役として作品を支えている野呂。4月クールにはフジテレビ系『アンメット ある脳外科医の日記』で麻酔科医・成増貴子を見事に演じた。
「ドラマ界での野呂さんの存在感は明らかに大きくなってきていますね。『アンメット』は今年の地上波ドラマNo.1の呼び声も高い傑作ですが、野呂さんが演じた成増貴子は“頼れる姉御”的な立ち位置で、物語には欠かせない存在でした。コミカルな雰囲気で作品の空気を和ませつつ、周囲の人々を支える成増貴子を演じた野呂さんの貢献度は抜群。だからこそ、『西園寺さん』での野呂さんの演技にも注目が集まっています」
『西園寺さんは家事をしない』公式サイトのキャスト紹介ページを見ると、野呂佳代の名前は上から4番目に掲載されている。
「野呂さんは、キャリアを重ねるごとに作品内での“番手”もどんどん上がってきています。それだけ制作スタッフから信頼を得ているということですね。特に『西園寺さん』はコメディですし、バラエティーで培った野呂さんのポテンシャルが最大限に発揮されるのではないかと期待も大きい」
野呂は地上波ドラマで重宝される背景には、さまざまな要素があるという。
「まず、単純に演技がすごくナチュラルで上手い。コメディもいけるし、シリアスもいけるという幅の広さもある。そして何より、清潔感があります。これまでバラエティー番組では幾度となく“汚れ役”も担ってきていますが、俳優として仕事をする際には、そういった空気を消すことができる。俳優としての素質が高い」
さらに、その親しみやすいスタイルも野呂の大きな武器となっているのは否めない。
「主演クラスの俳優はスタイル抜群な人が多いわけですが、野呂さんは決してそういうタイプではなく、どちらかといえばぽっちゃり。親しみのあるスタイルで、しかも“太っている人の役”ではなく、あくまで自然なキャラクターになっているのも野呂さんならでは。こういったタイプの俳優さんはいそうでいないので、ライバルも少ない。野呂さんにしかない居場所でしょう」
今後は俳優としての野呂佳代はもちろんのこと、その“美”にもスポットが当たりそうだとも言われている。
「最近ではMEGUMIさんが“美容系”の仕事で大ブレイクしていますが、野呂さんにも同様の可能性があるのでは。一般の人々にとっては、“圧倒的な美しさ”を持つ大物俳優の美容情報よりも、親近感のあるタレントの美容情報のほうがより有用ですから、野呂さんが一般の人々に寄り添う形で美容情報を発信すれば、かなりの需要があるはずです」
さまざまな見どころがある『西園寺さんは家事をしない』。野呂佳代がどんな演技を見せ、どんな“美”を披露するかにも注目だ。
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