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櫻井翔、バラエティ全滅の危機…二宮和也は『ニノさん』ゴールデン昇格報道で明暗

櫻井翔

 嵐の櫻井翔の唯一のバラエティレギュラーとなっているTBS系『櫻井・有吉THE夜会』が、視聴率の低迷を理由とした大規模リニューアルを敢行する予定だと報じられた。それでも上向かなければ、打ち切りの恐れもある状況だ。一方、同じ嵐の二宮和也は冠バラエティのゴールデン昇格が内定したと伝えられ、明暗がくっきり分かれている。

 『櫻井・有吉THE夜会』のリニューアルについては、25日付の「ピンズバNEWS」(双葉社)が報道。記事によると、秋の改編でスタッフを総入れ替えするほどの大規模リニューアルを実施する予定だといい、その理由は「視聴率の不振が続いているからに他ならない」としている。

 同番組は『櫻井有吉アブナイ夜会』のタイトルで2014年にスタートし、2016年から現在のタイトルに変更。企画や番組構成などのリニューアルを繰り返してきたが、番組開始から10年が経過したこともあり、勢いが落ちてきているのは事実だ。

 TBSでは、かまいたち、モグライダー、見取り図、ニューヨークをメインに据えた『ジョンソン』が低視聴率を理由に秋に打ち切りになると報じられたばかり。フジテレビでも、オードリーとハライチを起用した『オドオド×ハラハラ』がやはり視聴率の不振を理由に秋に打ち切りになると伝えられた。どちらも開始から1年ほどの早さでの終了だ。

 今をときめくトップ芸人たちをメインにした番組でも、数字が悪ければ容赦なく「切られる」となると、同じく視聴率が低迷している『櫻井・有吉THE夜会』も存続が危うくなる。

 櫻井は今年3月、日本テレビ系で放送されていた冠番組『1億3000万人のSHOWチャンネル』が打ち切りに。ジャニーズ性加害問題の影響により、CMなども含めて仕事が激減している。『櫻井・有吉THE夜会』は唯一のバラエティレギュラーで、もし終了となればレギュラーのテレビ仕事は日本テレビ系報道番組『news zero』の月曜キャスターだけになってしまう。かつての各局で引っ張りだこだったころからは考えられないような状況で、性加害問題の影響の深刻さがうかがえる。

 一方、昨年10月に事務所から独立した二宮は絶好調だ。7月7日からTBS系日曜劇場で放送されるドラマ『ブラックペアン シーズン2』に主演するほか、4月から6週連続で放送された日本テレビ系『クイズ 多い方が勝ち!』で深夜バラエディのMCにも挑戦した。

 さらに、25日付の「女性自身」(光文社)が「二宮和也 冠番組がゴールデンに昇格へ!テレビ各局『困ったときはニノ』の理由」と題し、日本テレビ系で放送されている日曜午前の冠番組『ニノさん』が10月からゴールデン帯に昇格することが内定していると報じた。

 今年2月からフジテレビ系トーク番組『だれかtoなかい』で代打MCを担当(3月末で卒業)し、休業した松本人志の抜けた穴を見事に埋めたことも記憶に新しく、各局が「困った時のニノ頼み」になっているという。同じ嵐のメンバーでありながら、バラエティレギュラーが全滅しかねない櫻井とは対照的な状況となっている。

 二宮と櫻井の大きな違いといえば、二宮は旧ジャニーズから独立し、櫻井は残留(現在はSTARTO ENTERTAINMENTと契約)したこと。嵐のメンバーでは、松本潤も5月にSTARTO社から独立したが、今後はより「独立組」と「残留組」の明暗がくっきりと分かれていくのかもしれない。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2024/06/26 18:00
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